蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

劇団本公演☆

2011年03月15日 23時55分14秒 | 日記

ようやく劇団本公演の台本梗概が定まった。

今回は原作物でいくことにします

劇団本公演で、原作物を上演するのは
2005年「パンドラの小瓶」以来6年ぶり三度目。
最初は、旗揚げ公演の「うつせみ色の衣まとひて」
刈萱伝説をベースに語りと芝居を組み合わせた作品だった。
「パンドラの小瓶」はM.H.ピーターフィールド原作
「エレファントマン その真実の記録」を元に書き下ろした作品。
どちらもいずれ手を加えて再演したいと思っているが
いつになるか今のところ未定。

今年原作に選んだ作家さんは、G.K.チェスタトン氏。
チェスタトンは江戸川乱歩氏が絶賛する作家だけど
映画化もされていなければ舞台化もされていない。
なぜだろう・・・
確かに難しい部分はあるが、面白い作品だし
きらめく言葉がちりばめられているのに・・・
チェスタトンを知らない人も多いと思うので
この舞台を観て少しでも興味を持ってもらえたら嬉しい。
一番やってみたいと思った原作は
メンバー的に厳しいと判断し
第二候補の作品を選択。

チラシが出来たら公表するので
それまでどの作品なのか想像してみてください♪

演出面で工夫しなければならいところが多いが
あくまでも原作はお借りするというスタンスで
夢幻ワールドに変換して提出する予定。
チェスタトンはイギリス人だし
生きた時代は19世紀末~20世紀初頭。
現代日本に通じる部分をクローズアップしながら
日本人がわかる文化に置き換えて執筆にかかっている。

そして今年も、他劇団から三人
参加してくれることになっている。
新団員二人も参加希望なので
どこまでついて来れるか様子を見つつ
大いに鍛えながら取り組んでいくつもり。

さて、どんな舞台になるか・・・
楽しみでもあり、少々恐くもある。
何しろ本番まで僅か二ヶ月!
本公演初参加メンバーも多いし・・・

けど、きっと大丈夫!
みんながやる気満々だから♪

昨年は、劇団空素さんのN氏が出演して下さいました。
また、N氏や空素の団員さんとも
一緒に舞台を造っていきたいと思っています。

皆さん、楽しみにしていてくださいね