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ブックマークの8番に載っている まさのあつこさんのブログでも、紹介しておられます。
いかーん!昨日締め切りの原稿を忘れていた!
人の本を宣伝している場合ではないが
現在のダム問題、丸わかり本、献本をいただいたのでご紹介!
↓
『ダムが国を滅ぼす』
今本 博健 (著), 「週刊SPA!」ダム取材班 (著) ¥ 1,470
扶桑社 (2010/8/18)
▼目次
第一章 日本にもうダムは要らない
第二章 “世界最悪のダム”北海道・二風谷ダム
第三章 マスコミが報じない八ッ場ダムの意外な真実
第四章 全国各地の“ムダなダム”を歩く
第五章 民主党は“ムダなダム”を止められるか
第六章 対談「今こそ“官治”から“民治”への転換を!」 田中康夫×今本博健
第七章 狭い日本は“ムダなダム”だらけ
第七章にある「現在進行中の“ワースト河川事業”」は
これからダム問題を取材しよう!という記者さんたちのネタ本としても
使えるのでオススメです。
足もとにダム問題があるのを知らないアナタにも!
3年前の出版本ですが、ちっとも古くないですよ。第5章だって面白いし。
上野図書館に行き 無かったらリクエストしてこようかな。
こちらから今本先生の優しいビデオメッセージが聞けます。
この2枚の写真は いずれも上野神戸地区の18号台風 直後の様子です。
堆積物が 道の高さに迫っているところまでありました。
ツルヨシと言う植物が 繁茂してウン十年、と言う状態です。
この植物の根は 頑丈に土壌を掴んで離しませんから、少々の洪水では流れないのです。あの 18号台風でも 流れませんでした。
この堆積物を片づけないと また台風が来て被害が出るでしょう。
川道が長い間 堤防近くに寄っていたことで、堤体の下を深堀していた可能性があります。
今本先生に聞きますと「深掘れしていると、洪水の時に
縦渦が発生し、ドリルのようにさらに深く掘ってしまう。
中小洪水でも容易に破堤する」のだそうです。
今すぐからでも河床の維持掘削工事を要望するのが筋だと思うのですが、
川上ダムが全てを解決してくれる救世主のように信じている人たちの、 しかもリーダー格の動きが目立つ このごろの伊賀で ございます。
。http://www.iga-younet.co.jp/news1/2013/10/5-11.html
。http://www.iga-younet.co.jp/news1/2013/09/post-276.html
伊賀市民は、ダムと河道掘削のどちらが一刻も早く 命と財産を守り どちらが経済的かを 冷静に判断してくれることでしょう。
先週の土曜日に偶然本放送を見ていて、いいなあと思っていました。
今日の新聞番組欄で再放送時間を見付けたので、朝から全国の10人くらいの人にメールしてしまいました。
“みたよ”
“母と見ました”
“良い番組でしたね”
“今度行ったら 案内してね” こんな声が返ってきてます。
お知らせして良かったかも~。
番組の内容は こちらからみられますhttp://www.nhk.or.jp/venetia/past/past121012.html
http://www.greenpeace.org/japan/susea2/
伊賀市青山支所の近くで、ユンボがはいって黒い袋が並んでいたから、てっきり河床の維持掘削が始まった!と
思ったいたら違いました。
大縄橋脚補強工事のために大型車が入れる道造りでした。
浸水している所の区長さんや伊賀市長が 三重県にしっかりと交渉したことがニュースで言ってましたが、
「三重県はいっぱい工事を抱えているから順番が回ってこないのだ」と、関連業者さんは言います。
山あり・海あり・川ありと風光明媚な景色である三重県の、苦労する所ではあると 思いました。
一方造れば造りっぱなしの、例えば国道165号線http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%81%93165%E5%8F%B7は50年前に造ったまんま今日まで来ていましたことで、500mmに達する18号台風で崩れたところが出ました。
根本的に造り替えねばならないのに、壊れる前の状態に回復工事すると決まり工事中です。川の傍を国道が通っているのですから道は堤防代わりなのに、地盤工事が50年持たなかった場所があった!と言うわけです。
50年後にこれほどの車社会になると予想しなかったであろうし、予想以上に車社会になってきたのに 放置していた結果です。
放置していた結果 この度の崩落となったことはシッカリ認識する必要があります。行政も市民も。
ダムを造ったとしても、常に点検整備を怠っては行けません。コンクリート建造物の寿命はおよそ50年と、知るべきですね。
そして造り直しのためにコンクリートの廃棄物がわんさか出ます。溶かして再利用出来る発明をしてくれる人が欲しいですね。
話が横道にずれましたが、河床維持掘削です。
木津川の順番はいつ回ってくるのでしょうか?
10年前の宮川の工事がやっと終わったとか、一昨年の台風で壊れた熊野川がまだそのままになっているところがあると聞きます。
川上ダムに頼っていると、それはなかなか順番が回って来ないだろうと感じます。
前日のブログにも書き加えましたが、
余野川ダムが中止になったとたんに河川工事に予算が付いて改修が進み、4.5年経った現在はずいぶん良い流れになったとのことです。
伊賀の川がそうなることを願わずにおられません。
前日アップしたグラフに川の名前を書き込みましたので、再度見て頂きたいとおもいます。
服部川と木津川の水位は上昇していますが そこから約半日間は安定しているのがおわかりでしょう。
一方で島ヶ原と岩倉地点の水位が8時にポンと上がっています(岩倉地点は危険水位を越えました)。 三田の浸水被害もたらした伊賀上野橋オレンジラインも8時に上がりました(ここはご存じのように服部川と柘植川の合流地点。地図で確かめたいかたはhttp://www.mapion.co.jp/m/34.7806719_136.1263819_8/v=m2:%E4%BC%8A%E8%B3%80%E4%B8%8A%E9%87%8E%E6%A9%8B/)
なぜでしょうか? 答えはこのグラフの中に見ることが出来ます。
それは柘植川のピンクラインをたどって頂くとおわかりいただけると思いますが。二つ山が出来ています。
16日1時の第一の山は さして影響は出なかったようですが、第二の山である7時~9時までの高い水位、 これに注目して下さい。
一時間後の島ヶ原と岩倉水位を押し上げたのは柘植川だったということがいえないでしょうか。
ですから、18号台風に限って言えば治水をダムに頼るお考えでしたら前深瀬より柘植が優先的となります。
いつ何処がねらい打ちされるか解りませんから 服部川にだってダムは必要だと言うことになりませんか?
川上ダム一つだけでは片手落ちではありませんか?
165号線と422号線の国道が損壊したのは、ダムがあれば免れたことであったのか?
一点で495mmも降ったのですから ダムで洪水が防げる雨量であったのか冷静に分析する必要があると思います。
川上ダムが出来ていれば、岩倉地点でどの程度の水位に影響がでるのか? 木津川上流事務所は発表しているのでしょうか。
また、上野遊水地に入いる水量にどれくらいの影響があるかも知りたいと思います。そして、
今の越流提の高さに決まる以前の1.5m高い計画であれば、遊水地はどうなるのか?岩倉はどうか? 知りたいところです。
毎度おつきあい頂きまして ありがとうございます。