全資料は
こちらです。
その中で「河床堆積物に関する国の方針」は、以下のようになっています。
4-2 堆積土砂の掘削
(1)維持管理目標の設定の観点
澪筋の固定化に伴い河道内は樹林化の傾向にあり、今後の河床変化も懸念されるため、
定期縦横断測量等による定期的かつ継続的な監視が必要で、特にA区間における整備目
標流量が達成されない区間について、優先順位を付けて流下能力を確保する必要がある。
(2)維持管理目標の設定水準
出水後の河川巡視(必要に応じ部分測量)等により現況流下能力の低下が見られた場
合は、維持掘削を実施し能力の回復に努めるものとし、河川整備計画に示された流下能
力に見合った維持管理を目標とする。
ここで注目する言葉は、「維持掘削」。
いつもの定められた水量が流れるための掘削です。
「河床掘削」はちゃんと掘削されてなおかつ掘削することを意味するそうですから、これからは河床掘削を止めて「維持掘削」に使い替えます。
堆積物がたまらないように「維持掘削」することで正常な流れが確保されます。
伊賀市は「国にずっと、要望してきた」といいますし、
国は「順番に作業をしている」と冷静でした。確かに下流部から順番に進めてきては居ます。
どちらも住民そっちのけです。議員さんはどうなのでしょうか?
完成まで8年かかる川上ダムだけを待望する伊賀市議の意見書が9月議会で通りました
(これに関するブログは訂正箇所有り、今一度ご覧下さるようお願いします)が、
伊賀市議会として、果たしてそれで良かったのでしょうか?
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