九州電力が「やらせメール」発覚したとき やっぱり! そうだったのか!と言う空気が広がりました。新聞が一面トップで書かないわけにはいかないほどの出来事です
そして今度は保安院が自ら手を下して「やらせ」をしていたと報じられました 中部電力・四国電力に指示を出していたというのです
通産大臣が頭を下げて居る写真が30日の新聞一面で見ました
「やらせ」 このセコイとしか言いようがないやり口 これがダム推進においても横行しているのです
私たちの会がまだ「伊賀の水と緑を考える会]だったとき今から8年ほど前 川上ダム建設に係わる住民対話集会という物があり出かけました すると結構な人数が集まっていたのです 100人近かったと思います
どこからどんなに集まるのか 関心持つ人がこんなに多いのか とドキドキしました
次に驚いたのはこれまた参加者の中の結構な人数の集団が水資源機構サンのバスで会場にやって来ていたこと
その集団はダム推進の意見を口々に発表していました
「自然と人とどっちが大事か!」「孫子のことなど考えられない 今の方が大事」「ある団地所有の水道問題を市の水道問題にすり替えた意見」などなど
バスに乗ってきた人のなかには発言しない人も居ましたが 意見を書く時になったらダム推進意見を書き提出していました
水資源サンの仕立てたバスで会場に来た人達はダム推進の意見の持ち主であったこと
大阪の淀川水系流域委員会には少人数ながら来て発言していました いずれも「動員」でしょう
もちろんダム推進の意見を力説していました
誰かが指示して「やらせ」が行われたこと 解る日がきっと来るはずです
原発と良く似ています