室生ダムサイトからダム湖を望む
雨の降らないこの夏に、室生ダムはアオコが発生して居ると聞いていたので見に行きました。伊賀から20キロくらい離れているところにあります。R165の室生寺入り口と同じところを入ってすぐです。近くの分譲地に住んでいる人が、一人犬の散歩に来てました。
昨日からの雨は、雀の涙ほどですから水位はグーンと下がって土手ののり面が裸で出ていました。「ダムは観光資源になる」などと水資源公団は言いますが嘘っぱち、ごらんのとうり一見しただけでゲンナリしました。川上ダム湖の景色も造られたらこうなるので、嫌なわけです。
ところでアオコですが、ダム湖のところどころにドロリとしたモノが浮かんでいたし、ダムサイト直下の水槽はあの高山ダム・月ヶ瀬を流れる川と同じミドリ色。はっきりいってひどいです。その下流はまるで水が少なくてしかも川の石という石には黒い苔が生えていました。苔が黒いんです、美しいはずありません。
水を貯めたら、こうなる。川上ダムはこうはならないと誰が言えるでしょうか?
名高き観光名所室生寺は、室生ダムで形無し。風光明媚な月ヶ瀬は、高山ダムでゲンナリ。観光資源を潰すのもダムだと言うことになってきました。