川上ダムの代替案は 伊賀市民の手に！

先日出会った　学芸員の先生とお話ししていて　「代替案？それは知りません」「淀川水系流域委員会提言？　それもわかりません」と言われました　 川上ダムの代替案は今　一体どこにあるのでしょうか？

何が何でも川上ダムでなくダムに変わる有益な代替案が　国交省の諮問機関として組織された「淀川水系流域委員会」から示されたのでした　　しかしその後まもなく組織は解散させられて　示された代替案はそれ以後一度も行政によって検討される事はなかったし　知識層の人々すら目にしたことのないものとなっていることが改めて解りました

今後　見直しダムの検討委員会でお蔵入りしたと言えるこの代替案が検討される事はあるのでしょうか？

２２日に予定されていた「今後の治水のあり方に関する有識者会議」 http://bit.ly/wjPf2e　は　非公開でした　

非公開は納得がいかないと詰め寄った人たちと押し問答の末に　役人は無言で「流会」を決めたと伝えられました　

国は　代替案の検討などせずにスルッとダム推進を決めたかったのに流会は残念であったか　無言だったそうです

「淀川水系流域委員会」は　会議開催のまえぶれには余裕があり　傍聴者発言が出来て　内容が議事録に残されて　有史以来初めて見本となる会議として有名でした　

国は法律http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/990524singikai.htmlに則り８年もの歳月掛けて２０数億円に登る経費を掛けた会議を開きましたが　提言をききいれたのは一部分でした

会議中に国が川上ダムの方針を変更したのは　ダム突堤を１メートル低くしたこと　オオサンショウウオ道を付けたこと　そして「他のダムの長寿命化のため」と目的を加えました

伊賀市は川上ダム建設再開だけを願って代替案の検討をしようとしません

川上ダムの代替案によって伊賀市民の負担（水道料金か税金）が少なくなり　伊賀市の自然が守られ　水道水質が悪くならず　災害時に水源が多数あることで助かるし　特別天然記念物で絶滅危惧種のオオサンショウウオ生息地が守られます　　

代替案は伊賀にとって大事な大事な宝物に違いないのです　

このまま お蔵入りさせては国費のムダ遣い・税金の無駄遣いになります　　代替案は伊賀市民み～んなの大事な宝物だと今こそ言いたい

 

 

「コープみえ」環境キャンペーン寄付金を 頂戴しました

本日は　アスト津にて贈呈式がありました

「コープみえ」様より　三重県下で１０団体を選んでおられて　その一つが当会でした　選んで頂き　ありがとうございます

長机一つ分のブースに大きなパネルを３枚飾り　オオサンショウウオのぬいぐるみを２個置いて　説明も致しました

他の９団体も　それぞれ長い年月にわたってユニークな活動をされていて　交流出来たのは有意義でした

三重県新博物館整備推進室　北村淳一先生のご講演の中で

「ＮＰＯは　各機関を上手く利用して欲しい」という言葉が印象的でした

「三重県において　環境保全の施策が行われているのに活用しないＮＰＯがあるのは残念であり　新しい博物館にはノウハウがあるから尋ねてきてください　」　とも言われました

 

 

いただきました寄付金は　未来の伊賀市民ー子どもたちの未来に緑が豊かにあるよう願って使わせていただきます

たくさんのご訪問 ありがとうございます そして三重県知事のこと

これからも　私たちの活動を応援お願いします

三重県知事が　任期前に１１ヶ月間月３０万円もの支援を受けていた団体が暴力団として認定されている所と関係していたという報道されました　知事は事実だと認めているようです

頭脳明晰で　若さあふれていて　知事の報酬を日本一低くするとの公約を守って頑張っている知事さんが　どうした感覚なのでしょう

言いにくいことですが　なにげに月３０万円ものお金を受け取るその感覚が理解できません　　賄賂性があるのではありませんか？

まして暴力団関係など論外でしょう　知らなかったではすまされないことです

汗を流しても月２０万に満たない人たちが１千万人もいるこの時代にです　　　　　　反省をして出直しして欲しいです

伊賀市長が知事に川上ダム推進の要望書提出したその時の知事コメントに思うところあって知事への「さわやか提案箱」http://www.pref.mie.lg.jp/NAVI/SAWAYAKA/index.htm　あてに

「三重県知事として川上ダム建設現場を見ないで川上ダムを判断することは　信用されないと思います」とメールしました

その後のこの事態では　さすがに言葉がありません　

鈴木三重県知事にはこの際　県民の信用を誠実に取り戻してもらいたいと思います　　　

　

 

　　

長崎県 石木ダムの有識者会議が 流会

yambatomorrow さんが 2012/02/22 にアップロード

2月22日、霞が関の国交省において、石木ダム（いしき 長崎）、安威川ダム（あいがわ 大阪）、内ヶ谷ダム（うちがたに 岐阜）、タイ原ダム（たいばる 沖縄）の4つのダムを検討する「有識者会議」http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000470.html
が開かれる予定でした。

石木ダムの予定地では、地元に残る全13世帯が、「石木ダム建設絶対反対同盟」「ダムから故郷を守る会」をつくっています。
その会員で、ダムに50年反対してきた地権者のひとりが、会議の傍聴を求めて、長崎からはるばる訪ねてきました。事業者である長崎県は、石木ダム建設に有利な検討結果を出­し、それを受けての有識者会議が行われる。その場合、有識者会議が、地元自治体の意向に反する結果を出すことは、今までの様子から見て、ほぼありえない。50年間の反対運­動でどうにかとめてきたのに、2時間の有識者会議の場で、推進の結論を出されてしまうかもしれない。家や土地から強制的に追われることになる可能性が高い。それならば、そ­のことについてどのような議論がされるか、知る権利があると考えたからです。また「水源開発問題全国連絡会」のメンバーも駆けつけ、非公開である有識者会議に対し公開を迫­ったところ、会議は公開されず、中止になってしまいました。「今後の治水のあり方に関する有識者会議」は、国民にはいまだ公開されておらず、肝心の地元住民も傍聴できず、しばらくして公開される議事録も委員の名前が書いてなく、密­室の中での会議です。
ようやくマスコミが入ることができるようになりましたが、2日前に会議予定が告知され、1日前までに申し込まなくてはいけないという、しぶしぶの公開具合です

有識者会議の委員は、大学の教授など、忙しい方たちで構成されるため、日程は、まえもって決まっているはずですが、なぜ、告知がぎりぎりなのでしょうか。これでは、公開し­ているといいがたい。なぜ、そこまでかたくなに非公開なのか、その理由はたいしてないように見えますが、もしあるのなら明らかにすべきです。そして早く公開できるよう努力­し、会議の透明化を進めるべきです。

会議の公開は原則です。
平成11年の閣議
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/990524singikai.html　　　

には、「会議又は議事録を速やかに公開することを原則とし、議事内容の透明性を確保する。特段の理由によ­り会議及び議事録を非公開とする場合には、その理由を明示するとともに、議事要旨を公開するものとする」とあります

長崎県 石木ダムの場合

半世紀前からの石木ダム計画がここを見ると解ります

http://nikkan-spa.jp:80/83203　　

こちらは石木川、石木ダムを考える「こうばるを想う1000のメッセージプロジェクト（こうばるプロジェクト）」のブログです　クリックしてみてください
　
http://hozumix.blog32.fc2.com/blog-entry-172.html