伊賀・水と緑の会 http://blog.goo.ne.jp/mtomiga?

川上ダムの予定地には特別天然記念物のオオサンショウウオが約1、369個体確認されています。この素晴らしい水と緑を残そう。

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オオサンショウウオが棲んでいると言うことは、キリンが棲んでいる事と同じだと考えてもらいたい。

2014-10-31 08:29:40 | 日記

秋の紅葉が,少しずつ始まっている伊賀です。

川上の今を、お届けしましょう。

 

  いつものように下道を進んでいくと、川上橋の10mほど手前で森林組合の立て看がありました。

落石危険と書いてあるので左上を見上げてみると、

                                         

 

どうやら、この急斜面の林を伐採作業して居る様です。

ダムの一番底深くなるところですから、今のうちに用材として売ろうというのでしょう。  ご覧のように直径2~30センチほどの細い木のように見えます。

   川上橋, ススキがきれいでした。

 

川の流れが、ダム工事用の転流口近くに持って行かれて

  手前は,石ころだらけの河原にされて居ます。

 

オオサンショウウオは、どこにいるの?

 

昨日は、某新聞社から取材を2時間受けました。

「オオサンショウウオの棲息地にダムを建設されようとして居る事に、どのような想いを抱き どのように対応されますか?」

 

「オオサンショウウオがここに棲んでいるるって言うことは、キリンがここに棲んでいる事と同じだと考えてもらいたい。


特別天然記念物のオオサンショウウオの扱いが、余りにも酷いと思います。」   このように答えました。

 

ちょうど2年前の2011,10,30日に、前深瀬のここで遭遇したオオサンショウウオの写真です。

 体長80センチほどありました。

 

  

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http://chn.ge/1hzRbJf  「川上ダムはいりません」  子どもたちの未来に川上ダムは要りません。

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「ダムに反対するというよりは、川の本来の姿を取り戻す」 ダムネーション

2014-10-29 13:29:48 | 日記

パタゴニアが、今盛んにアクションを起こしていますのが 「ダムネーション」。

「ダムに反対するというよりは、川の本来の姿を取り戻す」。 ここから始まったとパタゴニアの日本代表者がおっしゃっています。

 

昨日、伊賀市のある幹部職員さんとお話しさせていただきました。

その中でダムネーションの話題になり、

「それじゃあ、アメリカの人々はどうやって暮らして行けるの?」と、聞いて来られました。

さすがは、市民目線で働いておられる職員さんですね。 と、同時にダムが全てを解決するかの様なお考えでもあると思います。

ダムがなかったら、暮らして行けないじゃないか?とおっしゃっているわけです。

ー飲み水もダムがないと飲めないし、洪水もダムで防がないと危険だー

これって全てに当てはめたら、どうなるんでしょうか。

伊賀市だけで言えば、服部川と柘植川にもダムが必要でしょう。

否むしろ木津川上流よりも服部川に造った方が効果があるのではないですか。

なぜ木津川上流にダムを造ったのか?

それは、水没住民の戸数が少なかったからであり、要するにどこでも良かったわけです。

役に立とうが立つまいが、ダムを造りたかった。  これは高度経済成長期の思想です。

そして ダム造って後は造りっぱなしでした。

堆砂が、貯まりっぱなしになって居るのです。

100年持つと造ってきたダムでしたが、堆砂のために持つ期間半分のダムが今 続出です。

堆砂メンテナンスを怠ってきて来たからに他ならず、会計検査院の記事がこれを物語っています。

 

ダムは住民のためにならないのに造る訳は?  あるのです。  利権の巣窟ですから。

私達の納めた税金が、一部の人たちを利権で肥え太らせるために遣われているというのに、

ダムネーションを言わない手は無いはずです。

川 本来の姿に取り戻す事にもなり、納めた税金が私達の福利厚生にちゃんと遣われるための、ダムネーションです。

 

どうか連なってください,あなたとあなたの家族のためです。

 

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元代表理事畑中さんに 市政功労賞

2014-10-24 07:50:45 | 日記

 

 

市政に対して事によっては強く反対してきた畑中さんが、受賞されました。

川上ダムの問題を鋭く問いかけた続けた姿を、今は見ることは出来ません。

それでも畑中さんの志を継いだ者たちが、後に続いて行きます。

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行き詰まっている ダム行政

2014-10-22 01:32:44 | 日記

「4兆円近くも掛けて建設しているのだから、日常から管理を適切にするべきだ」という会計検査院の指摘に対して、

ただちに危険性があるとは考えていないが、必要に応じて対策を講じる」と、国交省は答えています。  ところが

県河川課は「近年大雨の頻度が高まり、土砂の流入量が増えている。すべて除去するにはどれぐらいの時間と費用がかかるか分からない」と。

3者3様のコメントですが、

「ただちに危険があるとは~」の国土交通省のには、フクシマ原発爆発事故時の政府発表と重なるいい加減さを感じました。

機能が低下しているダムの毎日新聞報道が、すべてこちらからご覧になれます。

NHKも、放映しています。動画も、ご覧になれます。

 

ところで私達の会では、

堆砂の貯まりかたを、理科教師でもある細川さんから学びました。

ダムの堆砂は、始めから底に貯まっていくわけではない、というのです。 新聞記事の図と比べて見てください。

ダム底に貯まる前に、堆砂は取れるはずであります。

渇水時に川の中へダンプを入れて、堆砂を運びだす。

この作業をこまめにやらないから、ダム底にまで堆砂がたまります。

そしてダム機能が低下する。

日常からの適切な管理を、と言う会計検査院の指摘はこれを言っていると思われます。

 

会計検査院が、ダムや貯水池の状況改善処置を国土交通大臣に要求しました。

全文は、こちらです。  (貯水池は遊水地と違うようです。)

 

川上ダムの目的に、前代未聞の”他のダムの長寿命化策”が、唱われるようになって来ていました。

貯まりに貯まった堆砂を除去するためには、ダムを空っぽにする必要があるとしたからです。

大幅な利水撤退と縮小が起こり目的を失いかけていた川上ダムに対して、長寿命化容量をくっつけてきた国土交通省でした。

ダムの維持管理を怠っていた自分たちのツケを、建設中止寸前だった川上ダムに息吹きかけてきたのでした。

川上ダムに治水で参画して居る自治体(大阪・京都・奈良)は、未だ長寿命化負担交渉に入っていません。

交渉しそびれている間に、このたびの会計検査院の改善要求となったもようです。

国土交通省は、今後どのような手法を使うのでしょうか。

このつづきの各社の報道に、期待します。

 

同じ題材で書いたものがありますので良かったらご覧ください。 こちらです。


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http://chn.ge/1hzRbJf  「川上ダムはいりません」  子どもたちの未来に川上ダムは要りません。

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臨時総会の 報告 <ダム反対の活動引き続きやります>

2014-10-21 10:28:20 | 日記

代表理事が、現役のまま逝去されましたので

今後の活動について話しあう,臨時総会を致しました。

始めに、代表理事の畑中さんのご冥福を願い,黙祷を捧げました。この日は奇しくも満中陰であられたようです。

 

議事を進めて、それぞれの思いを語っていただきました。

  ☆ 長良川河口堰の近くに住んでいて、川がどんどん悪くなって今ではシジミが取れない。 ダムを造ってはいけない。

  ☆ 自然豊かな地だと思って引っ越してきたのに、ここも問題があった。

  ☆ 前に住んでいたところで、ダムを止めきらなかった。

  ☆ ダム造って安心して住めるとは思えない。むしろ、断層問題や放水被害が、怖い。

  ☆ 水利権のためにダムを造らなくちゃいけない(伊賀市の理由)とは、納得いかない。

  ☆ インターネットの時代に、アナログ人間が活動をどこまでやれるか。でも、がんばる。  

  ☆ 「今までは国が市民を分断させた」「国は仲立ち担う存在でなければならない」と、最後に語った畑中さんの意志を継ごうと思う。 

等々、貴重なご意見でした。 

 

水で参加して居る伊賀市について  勉強しました。  

 

1180億円の総事業費で11%の参加です。129,8億円。約130億円としましょう。

130億円の半分が国庫補助受けますから、約65億円としましよう。

65億円に、建設利息11,7億が付いて76,7億円。(去年12月の「水道事業説明会」の資料から)

76,7億円が伊賀市の川上ダム負担額と言われました。 ← 表にして見ました、クリックすると大きくなります。

 

★この76,7億円のうち、43、2億円を途中償還する事になって9月議会で話題になりました。

43、2億円の中身は、平成25年までの事業費が31、7億円。この差11,5億円は借入超過額。

43,2億円に建設利息が10億円付いて53,2億円。消費税2,7億円付いて55,9億円。更に償還利息16,6億円付き、

72,5億円を支払う事になりました。

このままダムに参画していくと、更に本体工事分の負担が発生します。


途中償還の72,5億円という金額は、800万府民の大阪が71億円負担したより 超えていること。

10万人を切っている伊賀市が、800万人の大阪府よりも高額負担を強いられている事を

理解深めました。 


次に これまでの活動報告 (4月総会以降)    (★印は、行政の動きです)

 

★国は川上ダム検討会議を続けざまに開き、ダムありきで推し進めた―

伊賀市長宛に要望書 提出                                                             ☆記事になる

★伊賀市は川上ダム推進の意見を,検討会議で発言―

上野遊水地のお話しを聞く会 開催(講師 元淀川流域委員長の今本先生と元委員の細川さん)     ☆記事になる

「木津川流域のダムを考えるネットワーク」 立ち上げ                                         ☆記事になる

―「木津川流域のダムを考えるネットワーク」が、パブリックコメント提出勉強会 開催―         ☆記事になる

ダムに関する公聴会にて、最後の意見陳述 多数                                             ☆記事になる

“川上ダム計画に関する最後のパブリックコメント” 多数提出

―「木津川流域のダムを考えるネットワーク」が遊水地現地勉強会 開催―

―「木津川流域のダムを考えるネットワーク」が、ダム撤退の要望を伊賀市に 提出           ☆記事になる

 “ダムから撤退は無い”の伊賀市からの回答                                           ☆記事になる

ダムカフェ 開催(講師 伊賀市民環境保全会議の武田恵世さん)

―「木津川流域のダムを考えるネットワーク」が、“ダムカフェ“”遊水地機能の勉強会“を各地で 開催―

講師 関西のダムと水道を考える会の野村東洋夫さん・前述の細川ゆう子さん )            ☆記事になる

今本先生ご一行と、台風後の遊水地被害 調査                                    ☆記事になる

伊賀市に要望書 提出                                                          ☆記事になる

大阪府へ要望 提出                                                              ☆記事になる

三重県に要望書 提出                                                            ☆記事になる

 それぞれから「川上ダムの推進と経費削減要望」の回答あり。                         ☆記事になる

★“早期着工・コスト縮減”伊賀市は、国に意見書提出。大阪・三重・京都・奈良も同じように提出ー

★国の事業評価委員会(非公開)に於いて、「川上ダムは継続」と結論

                                      ☆日本経済新聞で川上ダムを含む淀川水系ダムの特集記事になる

 

―よくわからない「ダム負担金途中償還」の議案が9月議会で、21対2で可決成立―

伊賀市と川上ダムの早期完成を推進する議員連盟に説明会要望 提出                 ☆記事になる

   「説明会しません」の回答が来たので,声明発表                               ☆記事になる   

オオサンショウウオ 夜間観察会                                        ☆予告記事とケーブルTV放映になる

オオサンショウウオ大会に於いて 「オオサンショウウオとダムの関係について」の活動を 発表

 

―アウトドア用品店パタゴニアが繰り広げる「ダムネーション」に、川上ダムが取り上げられるー

伊賀市水道部と,話し合い (参加者 百上・細川・濱田)

臨時総会 開催                                                   以上

 

 

※ 畑中さんの追悼集を,編むことにしております。ご投稿よろしくお願いします。

 

今後も引き続き活動して参りますので、ご指導いただきますようお願いします。        終わり

 

ーーー「活動報告」に間違い発見したら直して行きますので、あしからずご了承くださいーーーー

 

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http://chn.ge/1hzRbJf  「川上ダムはいりません」  子どもたちの未来に川上ダムは要りません。

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