合併前を含む伊賀地域は、事業の見直しを2回どころかもっとやっておりますが、全て 過大です。
いちばん最近の見直し(H24年度に行われた「川上ダム検証検討委員会」答申による)はムラサキ色の線です。
『水道事業の(更なる)見直し』との答申に応えて、作業が行われて2013,12月に、市民説明会は開かれました。
その時に示されたのがムラサキ色の線になります。 (この時にわかに”川上ダム推進議連”が組織されて、チラシを出しました)
しかしここでもっとも傑作なのは、わずか1年後(H25)の実績が出たわけで、見通しを3,000立方以上もハズレたことです。
(この作業は中日本建設コンサルタント会社がしておりまして、600万円を伊賀市は支払いました)
(一年後の見通しすら外して居ますから能力疑うべきところ、またもや今回の策定委員会ビジョン作りに仕事依頼して2,000万円支払っている水道部。「一般企業では考えられない」との声が出ています)
前年度(H23)の実績に戻ると思ったのでしょうが、そうはならずに下降しています。
26年も下降しました。 ※ 私達は2年連続で下降し実態のない工業用水を語る水道部に疑問を持ち、活動再稼働したのでした。
27年は持ちこたえたみたいです。 このデータは改ざんされて居なければの話なのですが、、、。
改ざんなどとなぜ疑うかと言えば、
昨今 ときめいている水道ビジョン策定(案)説明資料の中に、、世間には通用しない給水実績値を出してあったからです。
問題とする水道部説明会資料。
次に、その根拠を水道部から聞き取りして出します。
背伸びさせていたのです。 多めの給水量を示したかったから。 (H25の+3,387立方m/日は、多めどころではありません)
とある中堅畜産農家で30万円/月の水道料金を支払ってますが、水量は35立方m/日です。こういう畜産農家が100軒分となります。
「 策定委員会にしか出せず、記録として残せる物ではない」と、水道部も電話でコメントしました。
一番上の実績(赤ライン)の上を行くデータを作って、本来の実績値は隠して、市民に説明をしていたのです。
川上ダムの水利権に、しがみつこうとする水道部。 否むしろ、伊賀市を川上ダムから離すまいとする水資源機構。
市民そっちのけです。 (ブログ子はこの部分をパブコメに出しました)
水道部はこんな努力をして、誰のためになるというのでしょうか。 少なくても伊賀市民の為では無い事は明らかです。
もはや 「伊賀市民の為の水道部ではなくなっておる」と、言わざるを得ません。
グラフを見て頂くとおわかりだとおもいますが、川上ダム以外の水源だけで事足りる日も近い伊賀市です。
H28年度のデータは、きっと更に下がるでしょう。 限りなく川上ダム以外の水源取水量で事足りる数値になって行くはずです。
(漏水量5,000立方m/日を少しでも減るように努力して頂いたら なおさらです)
だからといってゆめが丘浄水場の稼働をストップさせようというのではありません、ご安心ください。
せっかく県から移譲された立派な施設は、しっかり使う水道事業計画を市民目線で作っていきましょう。
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私達は、パタゴニア日本支社から助成を受けて活動を行っています。
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ソレを整理して分かり易くお伝えする事は 大変難しいと感じております。
ご教授ください。