この21日に伊賀の特別天然記念物オオサンショウウオを守る会」の主催で、兵庫県の黒川にあるハンザキ研究所を訪ねました。栃本先生を中心にオオサンショウウオの生育研究や生態系に影響ある外来のサンショウウオの保護収容を行っています。
近くの河川工事がなされる際に、環境に配慮した工法のアドバイスを先生はしておられます。またオオサンショウウオの人工巣穴になるコンクリートの制作物にアイデアを出し、より増しな人工巣穴をコンクリート会社とともに制作していました。
黒川に棲む他の生き物たち(クマバチ、カエル、タヌキ、シカ、ヘビ、カスミサンショウウオなど)の展示あり、生態系の人工的変化による弊害のお話は切実でした。
ここは4歳になる赤ちゃんオオサンショウウオから130センチほどの何歳か解らない個体まで約100匹がいます。「赤ちゃんがこれから何年生きていくのか観察を継続する事でオオサンショウウオのホントの寿命
が解ってくる、ここに居る人はいきていませんよ ハハハ」と先生はおっしゃいました。
ハンザキ研究所は黒川沿いにあって、2つのダムに挟まれた場所にありました。