伊賀・水と緑の会 http://blog.goo.ne.jp/mtomiga?

川上ダムの予定地には特別天然記念物のオオサンショウウオが約1、369個体確認されています。この素晴らしい水と緑を残そう。

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18号台風 解析雨量(平成25年9月114日21時~16日21時の48時間積算)

2013-09-30 14:54:15 | 日記

台風18号の総雨量といえるデータです。(気象庁データより

先頃のブログで示した図よりも時間が長いですから量的に増えてます。

三重県だけをアップしますとこうなります。


伊賀の位置をご確認いただけますでしょうか。さらに川上ダム建設予定地も。

この図から見ても改めて川上ダム建設地より上流は雨量が少なかったことが分かります。
前深瀬や川上の川の流れを見た目でもわかっていただいている市民から、そのような声が複数届きました。



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18号台風で、伊賀市民は皆様ご無事を確認されています

2013-09-30 10:24:47 | 日記
毎日新聞記事による被害状況をここに載せさせていただきます。

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台風18号:住宅浸水は103戸 土砂災害80カ所--伊賀市被害状況 /三重
毎日新聞 2013年09月28日 地方版

伊賀市は27日、台風18号(15、16両日)の被害状況について、床上、床下を合わせた住宅の浸水は103戸に達したと発表した。

 床上52戸のうち45戸は同市三田の高砂地区。床下は51戸。住宅の一部損壊は14戸。地滑り・がけ崩れの土砂災害は80カ所だった。

 避難勧告は、15日午後11時5分から16日午前6時50分までに8地区に出され、市が把握した避難者数は325人(自主避難者35人を含む)だった。【大西康裕】

〔伊賀版〕
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また、伊賀市災害ボランテアセンターは16日11時に災害時救援体制をとって、ボランテア募集・救援作業を行っておられました

このたびの18号台風で、伊賀市民にけが人さえなかったことが何よりでした。
最悪は逃れましたが、財産が被害を受けた方々には心よりお見舞い申し上げます。
またボランテア活動された方には、大変ご苦労様でございました。

大きな被害を出した18号台風の爪痕をしっかり検証することが、次の備えになると考えます。


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伊賀市9月議会傍聴しました

2013-09-28 09:03:26 | 日記
川上ダム推進意見の要望書が議会として提案されるというのでした。

「ダム本体工事の早期着手・早期完成を要望する」というものですが、この度の18号台風で伊賀市は被害が大きく、さしあたって河床掘削の必要性を盛り込む内容でした。
賛成討論では河床掘削の必要性を語っていましたが、要望書内容を見ると「ダム本体工事の早期着手・早期完成」のみでした。
賛成多数(反対2)で通りました。

また、これとは異なる立場の議員から「木津川流域の速やかな治水対策を要望する」議会としての意見書が動議で出されて審議されました。
(追記ー緊急性の高い課題として、上野遊水地の早期完成及び内水対策、島ヶ原地域の堤防嵩上げ、木津川ほか服部川、柘植川の浚渫、その他流域の堤防強化等の治水対策の速やかな実施を強く求める内容)、こちらは賛成が5でしたが通りませんでした。

島ヶ原在の新人議員がどちらにも賛成意見を述べて賛意を表明していたのが印象的でした。

「早く何とかしてくれ」という叫びだったのではないでしょうか。

9月16日12時頃の島ヶ原(この時点の木津川島ヶ原の水位は7、36mで、ピーク時から120cmほど下がっています)


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爪痕を残した18号台風は、三重県にどれだけの雨が降ったのか?

2013-09-27 09:03:39 | 日記
前々回のブログで、滋賀県の解析図が発表されていると書きました。
三重県のデータを津気象台にお問い合わせしましたところ、東京管区気象台のHPにあると教えられたのでここに掲載します。
こちらの7ページを開いてご覧下さい。三重県の積算降水分布図はこちらです。





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笠取山の降雨 観測史上ランキングから

2013-09-26 23:59:48 | 日記
はじめに、訂正があります。
昨日のぶろぐに載せた笠取山の降雨量は正確には494.5mmです。
9月15日に261ミリ、16日に233.5ミリ、合計494,5mmでした。


この度の18号台風降雨量を時系列で表している気象庁のデータを見るとこのようになっています。
大台ヶ原が ずいぶん降っていますね。
笠取山のグラフのところで“尾鷲”の文字がなぜか入ってますけど、お気になさらずご覧ください。

次に日降雨水量ランキングと行きます。気象庁データランキングを参考にしました

笠取山 (三重県)  単位はmm     この時を前後しての総雨量 単位はmm


  1位  261.0 (2013/9/15)           495.5 (2013/9/15~9/16)      
 
  2位  259  (2001/8/21)           391.0 (2001/8/19~8/21)
  
  3位   258  (1982/8/1)            643.0 (1982/7/23~8/03)
   
  4位  247  (1995/5/12)           417.0 (1995/5/11~5/17)
  
  5位  245 (2004/9/29)            341,0 (2004/9/24~9/30)

                          
                           
確かに、わずか2日間で500mm近い雨が降った先頃の台風18号は、揺るぎないトップでしょうか。
3位は、643mm降ったとしても11日間掛けて降っています、流量や山の保水力にどう影響するのでしょうか。   

一方、2001年8月21日に襲来した台風の総雨量は、3日間で1位に100ミリ差の391mm。
このときの洪水や崩落はどうだったのでしょうか。(県下で一番に降雨量の多かった尾鷲がこのとき549mm)。

旧青山町奥鹿野で、土砂災害が記録されているようです。
100ミリの違いは、被害の差をここまで広げるものとして迫ってきます。

1992年8月は、2日間で452mm(3日だと463mm)。今年の記録に迫りますが、このときに比べて今年の崩落の度合いに格段に酷いです。

原因は一つでは無いと考えて居ります。


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