高濃度のダイオキシンが含まれた大阪府下の焼却灰を搬入拒否した 伊賀市

２９日の議会で説明があった模様です　住民の大半が搬入拒否の意向だったと報道されました　市が決断してほんとにヨカッタ！！

大阪府豊能・能勢町から運び込まれようとしていたの焼却灰には　たっぷりのダイオキシンが含まれていることが解っていました
伊賀市にある産業廃棄物処理業者は　高濃度のダイオキシンを処理する能力に自信（？）があったようで　兵庫県宍粟市の同じモノがすでに１０年近く前から運び込まれています
処理場近くには希少生物ハッチョウトンボの生息地があるのです　　それより何よりダイオキシンという猛毒が運び込まれる事態に　住民は立ち上がって運動し署名を集め　当時の上野市内をデモ行進したり　宍粟市まで出かけて環境施設組合と話し合ったりしました（しかし　すでに双方の市上層部で契約が交わされていて　そのときはテコでも動きませんでした）

その後　契約更新の時に伊賀市の頭越しに三重県が契約を取り決めてしまって　住民説明に三重県が出向したことがありました

猛毒ダイオキシンが自分たちの地域に運び込まれる住民の心配は　計り知れないモノがあったと思います

夕べ　ベトナム戦争での枯れ葉剤作戦による被害者の現状がＴＶで放映されていました
枯れ葉剤から来る猛毒ダイオキシンの被害による心身に受ける被害が　いまなお後を絶たない現状を映していましたが　枯れ葉剤はベトナム戦争以降どこでもばらまかれなくなったかといえば　否です
あれから世界中に枯れ葉剤はばらまかれて居る現状があるのに　そこまで映せばほんとのことが解るのに　ＴＶが立ちゆかなくなるからでしょう　放映しませんでした

とにかくヨカッタ！　子や孫達の健康を願って粘り強く伊賀市に願いを届けつづけた住民の勝利です　　
子や孫たちの事を考えて訴え続けた住民の願いを　伊賀市はこの際しっかりと受け止めたのでした

ＤＶＤ「八ッ場ダムは なぜ止まらないのか」のご照会

八ッ場ダムの計画開始から　今年は５８年になるそうです
ＤＶＤを制作した中心人物は　保坂展人さん
教育ジャーナルストとして活躍していて　１９９６年から３期衆議院に当選し　国会で５４６回の質問をした
超党派の「公共事業チェック議員の会」事務局長も務めた人

八ッ場ダムと川上ダムでは規模的にも歴史にも差がありますが　　含まれている問題性には大変似通った点があると思われるため上映会を　計画しました

　２月　６日（日）　１３時３０分～　　（４３分間）　　所　青山ホール（０５９５－５２－１１０９）　２Ｆ

その後　伊賀の特別天然記念物オオサンショウウオを守る会の川上聰さんがお話しされます
　　　演題　　「川は誰のものか～河川行政から見えてくるモノ」

　　　　　　　ご質疑をお受けし　話し合います

興味のある方はお気軽にご参加ください　　駐車場はありますがなるべく乗り合わせて出かけくださいませ

　

読売新聞 １／２０・伊賀版の記事

読売新聞が　１７日に開かれた川上ダムの建設について検討会議の幹事会について報道しておられました
三重県は　早急に（理由はさておき）川上ダムを完成させたい意向を持って　会議に臨んでいることが伺えます

議事録が出て読んだ後に　私たちの想いをブログに載せたいと考えております　　

川上ダム建設に伴う「上野遊水地」を有効に利用するため、木津川上流河川事務所と話し合い

上野遊水地が有効利用されれば　川上ダムの治水目的はほぼ解消されます。

中途半端な利用が決まれば　一部上野地区が大雨になると浸水してしまう事があります。

中途半端な利用を　行政は推し進めようとしていないか注意深く見守る事が　税金のムダ使いを止めさせることにつながり
市民生活のどこかに潤いをもたらすことになってゆきます。

公共や公益という言葉を使われてしまうと　市民はなんにもモノが言えなくなってしまうわけですが
「公共事業をチェックする活動」は日本のあちこちで行われております　最近の三重県では活動が報道されていませんが　かつてはありました

あさって　話し合いが行われます　関心もった方はご一報ください

オオサンショウウオのクッキーをどうぞ！！

全長１０センチほどのオオサンショウウオの型で　若い仲間が焼き上げてくれました
目も付いていて　ほんもののオオサンショウウオの姿によく似ているものですから　しばらく見とれてしまいました
可愛すぎませんか？　しかも特別天然記念物！　どうぞと言われても　すぐに手が出ません

そのうち　バターのいいにおいが広がってきたので　そうだクッキーなんだ！と思い　えいっと１匹食べてみました
どこから食べたかって？　大切なしっぽから 　　サクサクッと軽い感じとバターのかおりでおいしかった！！

オオサンショウウオをたべていいの？！　やったー！ これはクッキーです!　　 思いがけないお年玉でした