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出会ったオオサンショウウオは、こちらです。
ライトに照らされていろんな見え方をしますが、見つかったのは1個体でした。
始めに、伊賀市青山公民館に集まって頂き、 「伊賀の宝物であるオオサンショウウオを子どもたちにちゃんと伝えたい」と言う願いを持って開催したことをお話ししました。
次に水資源機構川上ダム建設所からのご報告を聞きました。こちらがお話しくださった竹沢環境課長さん。
ダム建設によって堤体が出来る所やダム水が堪る場所が改変し、良好な生息環境が減少します。
そこで棲息するオオサンショウウオは、更に上流河川へ移転させますが、元から棲むオオサンショウウオに影響ないように工夫しています。
移動などやりっ放しはせず、
清水先生始め専門の先生方の指導で、人口巣穴・人口遡上路の設置、生息密度が高くなることで出て来る問題について今後も調査をして行きます。
この様なお話しでした。
ーーーーダム堰堤及び湛水予定地だけ見ても、1998年10月22日資料の個体調査数(188個体)と2016年3月資料の個体数(236個体)に48もの開きを公表している水資源機構でした。 この事象に関しては後日書きます。ーーー
こちらは、おなじみの清水善吉先生によるオオサンショウウオについての学習です。
[世界最大の両生類である身体の特徴]・[生きた化石といわれる理由]・[好ましい餌と採餌方法]・[生育状況]・[好ましい棲息地とは]、などのオオサンショウウオに関する情報を存分に教えていただきました。
伊賀の子どもたちに伊賀の宝物であるサンショウウオをちゃんと伝えたくて、DVD制作の為にカメラマンさんたちも来られました。
上左写真の奥で立っておられるのが、そのカメラマンです。 みなさまの了承を得て、撮影が進みました。
清水先生は。10年前にTV放映された録画も 見せてくださいました。
こちらは産卵後にオスが卵を巣穴で守っている様子のTV映像。
前の観察会で出会ったオオサンショウウオが10年の月日を経過して見つかり、再開を果たした清水先生。
水資源機構の環境部さんが、調査している中で見つかったオオサンショウウオの登録番号から判明した物。
子どもたちも触らせてもらいました。
ーーーーーーーーーーーーーーーここまでは青山公民館での様子でした。
いよいよ観察地へわずか2~3キロのところですが車で移動して、 川に下ります。
とても大きな石がごろごろしていて 足場の悪い河原でした。
そこに、学齢前の男の子が3人、臨月を迎えたママも参加しての夜間観察会になりました。
さがしましょう!と言ったまもなく、見つかった!の声。
水資源機構環境部の若い女性職員が、第一発見者でした。 観察に慣れておられて流石でしたね。
見つかったオオサンショウウオを、清水先生が計測中です。
助手を勤めたのは、来年阿保小学校に入学予定の男の子。
身長45センチの、体重600グラム有る未登録のオオサンショウウオでした。
無事に観察会を終えることができました。
今回の観察会と、伊賀のオオサンショウウオについてのDVD作成に付いては、コンサベーションアライアンス・ジャパンの支援を受けました。
私達は、パタゴニア日本支社から助成を受けて活動を行っています。
今年の観察会とビデオ撮影に関しては、コンサベーションアライアンス・ジャパンの助成を受けています。
まずは国の水道事業ビジョンをご覧頂きたいと思います。
かんたんにいうと、「人口減少と災害時に備えられる事業にしなさいよ」という内容になって居ます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/topics/chiiki.html
今日、各水道事業及び水道用水供給事業(以下、「水道事業等」)においては、施設の大規模な更新が必要となる中で安全・快適な水の供給や、災害時にも安定的な給水を行うための施設水準の向上など、水道が直面する課題に適切に対処していくためには、自らの事業を取り巻く環境を総合的に分析した上で、経営戦略を策定し、それを計画的に実行していくことが求められるとともに、給水区域の住民に対して事業の安定性や持続性を示していく責任があります。
厚生労働省では、新水道ビジョンにおいて水道事業者等や都道府県の役割分担を改めて明確にし、水道事業者等の取組を推進するため、「水道事業ビジョン」の作成を推奨しています。
水道事業ビジョンの策定(改定)にあたっては、「水道事業ビジョン作成の手引き」を参考にするとともに、同手引きにおいて課題解決のための基本的な取組として、施設の再構築等を考慮した「アセットマネジメント」の実施並びに「水安全計画」及び「耐震化計画」の策定を必須事項とし、これらを戦略的アプローチとして、水道事業における体制強化を図ることとしています。
また、都道府県においては、水道事業者等が作成した水道事業ビジョンを踏まえ、広域的な観点から、都道府県単位での水道事業等を包括した「都道府県水道ビジョン」を作成することについても推奨しています。
伊賀市は漏水量が半端無く多いのです。
漏水が常時毎日3万人の使用量分もある伊賀市(7,000立法メートル/日÷230立法メートル)。
コレが災害発生した場合いったいどうなるんでしょうか?
この漏水問題を伊賀市はどう考えているのか。
平成25年度に漏水のことで質問した時に、水道部はこの様に回答しています。
飛躍的には出来ないが目標を定めて改善して行くと言う内容ですが、
果たしてどのような目標を立てていたのか?
第5回水道事業基本計画策定委員会で委員からの質問に水道部が応えて、私達は知る事になりました。
年間5~6㎞の配管替えだと水道部は応えました。
いったい何処に力を注いでいての 漏水がこういう結果になって居るのか議会は関心持ってもらいたいです。
漏水率15%はハッキリ言って恥ずかしい。
この9月議会で4人も水道問題を取り上げた一般質問の議員のうちで、漏水・耐震化に限っては中谷議員が質問に立ちました。
http://www.city.iga.lg.jp/ctg/30566/30566.html 13番めの一般質問です。
http://www.city.iga.lg.jp/ctg/Files/1/30566/attach/nakatani_1.MP3 ー16分あたりから
そこで、「伊賀市の老朽管は80㎞ある」・「平成22~27年までに30,7㎞改善している」という回答を引き出しました。
残り50㎞は今のペースで行くと10年掛かる計算です。
今は新しくてもいずれ更新対象になって将来が今よりも増えるボロボロの水道管ではないでしょうか。
耐震化率についても、三重県の平均が13%の所で伊賀市は8%という数字を示し、
「こんな事で良いと思いますか?」と水道部に問い、今年8月に閣議決定した水道事業に対する補助制度の照会をされました。
更に、水道事業を維持するための耐震化・老朽管更新の策を丁寧な説明をして行かないといけないと、水道事業策定にむけた進言を最後に言われました。
6月議会で同じく老朽管改善の質問をした市川岳人議員とは格段の深みの違いを見せた、具体的でナイスな質問だと思います。
私達は、パタゴニア日本支社から助成を受けて活動を行っています。
<水資源機構川上ダム建設所のHP>から
観察会とオオサンショウウオの棲息する前深瀬川を映像に残し、学校関係に配布することを計画しました。
伊賀・水と緑の会のこの事業は コンサベーションアライアンスジャパンからの支援を受けて行われます。
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昼間の観察会(2013年)
日時 2016年9月17日( 土 ) 16時から20時まで
場 所 ☆ 伊賀市青山公民館へ 集合ください。
アクセス 近鉄大阪線 靑山町駅下車徒歩10分。 国道165号線 三重県道422号線との交差点から約1,5キロ。
☆ 観察会は、一級河川 前深瀬川へご案内します。
日程 ~16時 受付
16時~ オオサンショウウオの生態の学習
18時~ 河川で観察
20時 終了 解散
※ 参加者全員にライフジャケットを着用していただきます
(スタッフ 4人うち、 河川内で監視3人・護岸から監視1人)
前深瀬川に棲むオオサンショウウオ(2011年昼間)
講師 清水善吉先生 (三重自然誌の会)
報告 竹沢 さま (水資源機構川上ダム建設所 環境課長)
対 象 子どもを含めて一般のみなさま
募集限定 15人
参加費 500 円 (傷害保険代・安全費用)
準備物
【主催者】 学習資料
【参加者】 保険証、川に入る服装(ズック履き・長袖長ズボン)、ライト、 飲み物、 着替え等。
お問い合わせは、080-5369-0148(ハマダ)まで。
私達は、パタゴニア日本支社から助成を受けて活動を行っています。