7月15日、予定どうりに「オオサンショウウオの棲む川の観察会」することが出来ました。
名張から、伊賀から、桑名から、大阪からそしてスイスから参加者は集まりました。
初めに集合した青山支所の後ろの木津川を見てから、前深瀬川の方に移動しました。
オオサンショウウオの棲んでいない木津川と棲んでいる前深瀬川をじっくり見比べて頂くことも、観察してもらいたいことの一つでした。
生活排水が垂れ流しではないこと、川の中に大小の岩が無数にあること、川岸には落葉樹を含む林や森があって日陰を作っていること、そしてコンクリート護岸ではないことなど、参加者には捉えて頂きました。
オオサンショウウオとの遭遇は、今回も残念ながら叶わなかったです。
伊賀環境保全市民会議の後援を頂き、メンバーの武田恵世さんからご指導頂き“スネークライト”と“見る蔵くん”をセットにして巣穴探しをしました。
巣穴の入口らしきところが見付かったのですが、長さが約1mほどのスネークライトでは届かないくらい奥深いところに巣穴があるようだと予想されました。
さすがは国宝級の生き物。なかなか姿を現しません。次回の楽しみが膨らみました。
その代わり、川の生物いろいろ見付けることが出来ました。
「あかざ」という絶滅危惧種のナマズの1種が見付かり、驚きました。
今回で3度目の前深瀬川においての観察会は、お天気や気温が絶好の観察日和になって、ケガする人もなく楽しい観察会になりました。
前深瀬川では、全員が川に入りました。
私たちの活動を連続で支援してくださっている“パタゴニア”のスタッフたちも。
最後まで参加していた人たちと、記念撮影しました。
写真アップは、了解を得て居ります。
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