海街diary/反復可能性 2015-07-12 | 映画分析 2015年 日本 是枝裕和監督 小津作品を彷彿させる美しい姉妹の物語。 3人姉妹の中に突然飛び込んできた異母妹によって、不在の両親をめぐる愛憎が次第に鮮明にる。 そのプロセスが、鎌倉の古い屋敷と四季の風物詩を舞台に、俯瞰の多いカットで緩やかに描かれる。 葬儀に始まり、葬儀で終わる。 途中にも法要があり、極楽寺のアジサイや、サクラのトンネルが死者からのメッセージを伝えている。 「死を意識 . . . 本文を読む