教えて!貿易アドバイザー

海外貿易取引や、貿易顧問の仕事そして貿易コンサルティングの内容など貿易アドバイザーが日常の仕事を通じてご案内いたします。

貿易コンサルタント

2007年11月29日 | 海外取引
貿易コンサルタントとして、貿易顧問契約を結ぶわけですが、先日まで輸出入の海外渉外業務についてご案内いたしましたが、今日は輸入実務業務についてお話いたします。今回も輸出実務と輸入実務とは違います。

2. 輸入業務
1) 通関業者との交渉・指示
2) 船腹の手配
3) 海上保険契約・申込
4) 輸入代金決済
信用状による決済、電信送金決済、その他の決済についてのアドバイス。
信用状決済時における船積書類の引受け、手形の引受け・代金決済、
輸入ユーザンスのアドバイス。
5) 為替変動リスクへの対処
為替変動への対応のアドバイス。

6) 海外取引先との連絡業務
7) 在庫管理
輸入品の過剰在庫や長期間にわたる在庫切れなどに対処するため、適性在庫の実現化を計ります。
8) 発注管理
販売実績や在庫状況を考慮し、海外仕入先と連絡をとりながら、適切な発注時期、適正数量をアドバイス致します。

発注後の仕事になります。
5)の為替変動リスクへの対処については専門家ではないので、全くのアドバイスに過ぎません。
7)の在庫管理や8)の発注管理についても、それぞれの企業の専門部門のかたがたのほうがよりプロフェッショナルなスキルを持っております。ただ、貿易アドバイザーとしては、海外取引の上での在庫管理や発注管理は多少違う面があるのでその辺の違いについて力説しております。この点ついては、単なることばの通訳より、海外との取引の経験に基づくものがあります。
近日中に、輸出業務についてもご案内いたしますが、ここでも輸出と輸入では大きな違いが有ります。
さて、今日の外国為替マーケットも大波乱でしたね。ドルは110円をあっさり超えてきました。ヨーロッパや米国での株が値上がりしております。原油も大幅に値を下げました。昨日輸入予約をされた企業のかたがた本当にさすがですね。どうでしょうか、私は今現在輸出の成約は有りませんが、もし持っていたら、今日東京市場では輸出ドル予約をしていたと思います。気が弱いですから全部はしないでしょう。半分とか3分の1とかしていたでしょうね。それにしても予約のタイミングは非常に難しいですね。
さて、前からお知らせしておりますが、12月2日は(財)佐賀県国際交流協会が例年開催している「さが国際交流・協力フェスタ2007」が開催されますが、このフェスタでは佐賀県貿易協会主催の「小口輸入」が開催され、実践小口輸入―海外商品の発掘から国内販売までというテーマで講演をしてまいります。
そして、12月Ⅰ3日(目)は大阪商工会議所で大阪商工会議所貿易部会にて「国際取引の新しいビジネスチャンス発掘法」といテーマで、私も「、新規取引先のパートナーの発掘」という講演をしてまいります。大阪商工会議所のメンバーのみが参加できるということで、ホームページでは案内されていないようです。貿易アドバイザーとして、あるいは貿易コンサルタントとして忙しい日々が続いておりますが、貿易顧問としての仕事もこなしております。

これから輸入ビジネスを始めようとなさる企業のご担当の方。是非
シバタ・インターナショナルへご連絡ください。 貿易コンサルタンとが誠意を持ってお応えいたします。

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ミプロ貿易・投資アドバイザー
貿易アドバイザー協会会員





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