熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

車の過度な電子化はどうなの?と言いたくなる出来事~320iGT空気圧警告システムの故障

2020-12-13 09:53:50 | 日常の出来事・雑感
最近の車は様々なセンサーが使われていて、多い車ではその数100個を超えるとか。センサーからの信号を車載コンピューターが処理して、車を最適な状態に制御している訳です。
自分の車に使われているセンサーの数は定かではありませんが、一つのセンサー故障が原因で酷い目に遭いました。

ある時走行中、タイヤ空気圧警告システムの異常を知らせる警告灯が点灯、引き続きABSや自動ブレーキのシステムエラーを知らせる警告灯も点灯、ナビの動きもギクシャクして使い物にならず。

ディーラーに持ち込むと、タイヤの回転数を検知するセンサーが故障していて交換が必要だが、国内に部品在庫が無いため取り寄せるのに数週間掛かるとのこと。

部品が入荷するまで仕方なくこの状態で使用していたところ、次々と不具合が拡大。クルーズコントロール、エンジン警告灯、エアバッグ警告灯など、ありとあらゆる警告灯が点灯、そして極めつけは極低速でのパワーステアリングが異常に重くなる現象。

不具合発生から約1ヶ月、漸くセンサーを取り換えた結果、全ての不具合は解消しましたが、パンクの頻度の低さを考えると無くてもいいような空気圧警告システムの故障が、これほど広範囲に影響を及ぼすとは。
更にはディーラーの、部品を交換してみないと全ての不具合が治るかどうか分からない、と何とも頼りない返事に愕然。

自動ブレーキや最近は自動運転システムなど電子制御システムへの依存度が高まっていますが、一つの部品がこれ程の故障に繋がるリスクを考えると、過度な自動化にいささか不安を感じてしまいます。

コメント
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