熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

高速料金の割引制度、縮小 ?

2013-11-09 20:50:27 | 気になるニュース
来年度から高速道路の割引が縮小される方向で検討されている。
5年ほど前に割引の財源として確保された3兆円の国費(税金)が今年度で底を付くことが背景にあるとのことだが、これも致し方ないだろう。
そもそも高速は受益者負担が原則な筈だが、高速を使わない人は勿論、車を所有しない人も大勢いる中、高速利用者に国の税金で差額を補填すること自体、常々不公平な制度だと感じていた。不公平税制はこれに限った話ではないが。
それに、これからは老朽化した高速道の改修工事にも多額の費用を要する。
加え、1000兆円を超えた国の借金を考えても、何時までも気前良く大盤振る舞いをしているご時世ではないだろう。
それに割引制度が導入されてからの土日や祝日の混雑ぶりは尋常では無い。

焼け石に水だとは思うが国の財政赤字の縮小や高速の混雑解消に役立つなら、個人的には割引制度の見直しは賛成である。それに、そもそも景気刺激策の一環として導入された経緯を考えても、その役目は終わったと言える。
但し、通行料が少なすぎて採算が取れない地域での高速道の建設など無駄使いを止めることが大前提。更には、高速道路関連グループ企業への官僚の天下りも厳に慎んで貰いたいところだ。
コメント
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