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熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

終日、世界遺産のザルツブルク旧市街を散策

2017-07-12 01:50:20 | 海外自転車旅
今日は、1日ザルツブルク市内観光、ウィーン以来1週間ぶりに観光らしい観光で1日過ごしました。

まずは、混雑する前にとザルツブルクの人気観光スポットのひとつ、ホーエンザルツブルク城塞へ。
機械のなかった時代、よくぞあんな高台に築城したものです。


この急勾配では、敵も攻め込んでこれません。まさしく難攻不落の城塞だったようです。


ザルツブルク大司教の城塞として1077年というから約940年前に築城が開始、最初に完成した城塞は、高い擁壁と建物が僅かに建つだけ。
その後歴代大司教の元、増改築が続けられ、今の姿になったのは17世紀とのこと。


塔の見張り台からは、ザルツブルク市街を一望。
この景色を眺めるだけでも、訪れる価値はあります。手前のドーム状の建物は、大聖堂


反対側は、ザルツカンマーグートの山並みを一望


ミュージアムで武器や拷問器具など見物した後は、大聖堂へ。
創建は774年、途中改築された後、17世紀にバロック様式で再建。
ザルツブルクで生まれたモーツァルトは、ここで洗礼を受け、オルガン奏者も務めたそうです。

大聖堂の正面ファサード


重厚さを感じる横からの眺め


内部は華々しさはないものの、至る所にスタッコ調の装飾が施されており、見事です。






ザルツブルク音楽祭のメイン会場となる祝祭劇場


モーツァルト広場に立つモーツァルト像。


黄色の建物は、目抜き通りゲトライデガッセに面して建つ、モーツァルトの生家。
中には、モーツァルトが生まれた部屋や自筆の楽譜など展示されています。


ゲトライデガッセの通りには、特徴のある美しい看板が掲げられています。


レジデンツ広場
右の建物は、大司教が平時居住した宮殿レジデンツ。左は大聖堂。


土産屋台の店頭を飾るモーツァルト・チョコレート。


最後に訪れた場所は、ミラベル宮殿。
1606年、当時の大司教が愛人のために建設したのがこの宮殿の始まりとか。。

庭園の花は満開状態。


花壇の向こうは、大聖堂と城塞。


「サウンド・オブ・ミュージック」に登場したペガサスの泉


宮殿内部は市役所や図書館として使われていて、見学できるの場所はホールとホールに通じる「天使の階段」と呼ばれる装飾を施された階段部分のみ。


旧市街と新市街を分けるザルツァッハ川に架かる橋からの眺め。


ザルツブルクの見所は狭い範囲に集中しており、1日でほぼ周ることができました。




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ホステルも悪くありません。

2017-07-11 02:11:30 | 海外自転車旅
今晩から3泊するザルツブルク市内のホステル"Muffin Hostel"
ユースホステルと違い、必ずしも学生や若者を主体にした宿ではなく、あくまでも相部屋スタイルのホテルで、中年世代の宿泊客も見受けられます。

とは言え、渡された部屋の鍵(キーホルダー)を見る限り、やはり若者を意識しています。


部屋は、3ベッドルームの相部屋。トイレ・シャワー付き。
後からやって来た同室客は、カナダ人の若者男性2人。1ヶ月の予定でヨーロッパをバス旅行しているとのこと。


規模の大きなホステルで広い裏庭もあって寛げます。
ここにいた学生風の若い女性に、ハローと挨拶されました。嬉しいですね、こんな爺さんに向こうから挨拶してくれるとは。




共用ルームにはパソコンテーブルもあり、ネットも快適に使えて作業が捗ります。


キッチンには、冷蔵庫、電子レンジ、皿など調理に必要な物は殆ど揃っていて自炊可能。


因みに、料金は1泊約4,000円。
ホステルとしてはやや高めですが、町の中心部まで歩いて行けるロケーションと設備内容からしてコスパはまずまず。ベッド数が多くなるにつれ安くなります。

相部屋が気にならないのなら、ホステルも一つの選択肢です。


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ヴォルフガングでの予定取りやめ、一路ザルツブルクへ

2017-07-10 21:10:57 | 海外自転車旅
当初の予定では、ヴォルフガング湖畔に3~4泊して世界遺産のハルシュタット観光や周辺をサイクリングするつもりでしたが、漸くチェックインできたキャンプ場のサイトは、ナメクジに犬のフンと快適とはほど遠い状態、一方、宿は満室。
加え、空は今にも降り出しそうな雲行き。

ここは長居する場所に非ずということで、ヴォルフガング湖での全ての予定を取りやめ、次の目的地、ザルツブルクに向かうことにしました。

出発前にヴォルフガングを訪れるも、空はどんよりで対岸の町、ザンクト・ヴォルフガングの景色もいま一つ。


出発して30分ほどすると、今回の自転車旅で一番長い上り坂。オーストリアの地形が起伏に富んだ地であることを実感します。因みに、途中から自転車を降りて押し歩き。

坂の途中からヴォルフガング湖を一望。


ザルツカンマーグートは山と湖が点在し、景色も変化に富んでいます。



のどかな草原の風景。


ザルツブルクまで約35キロ、ほぼ全線に渡って自転車道が整備されていて、快適に走れたのがせめてもの救いです。


無事、ザルツブルグ近郊のキャンプ場にチェックインしたものの、ヴォルフガングに続きPCでWIFIが使えない状態(スマホはたまに使用可能)。WIFI料金3ユーロも取っておきながら、これでは詐欺同然。それにキャンプ場自体も、18.5ユーロと今回最高額。

オーストリアのキャンプ場はこれで7カ所目、内、満足にPCでネットが使えたのは2カ所のみ。
キャンプ場とはいえ、先進国オーストリアとしては意外でした。

これから先の計画を詰めるうえでPCでのネット使用は不可欠、確実にネットが使えるホステルを見つけ、今朝移動しました。

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風光明媚なヴォルフガング湖は大混雑

2017-07-09 12:58:08 | 海外自転車旅
昨日は、リンツを発ってオーストリアの山岳地域、ザルツカンマーグート(Salzkammergut)にある湖の一つ、ヴォルフガング(Wolfgang)湖にやって来ました。
リンツから100キロ以上あるので、途中の町バート・イシュル(Bad Ishcl)まで鉄道を利用、湖が見えてきました。


お昼前ににヴォルフガング湖畔のキャンプ場に到着するも、海水浴客ならぬ”湖水浴客”で大混雑、3カ所のキャンプ場で断られるほど。
予約不要がキャンプ場の良さでもあるのに、断られたのは初めて。

仕方なくガストホフ(日本の民宿タイプ)を探すも、空いている宿があっても英語が全く通じず。
英語が通じそうなホテルになると満室。

最終的に、4カ所目のキャンプ場で何とかチェックインできたものの、湖は望めないロケーション、加えサイトは湿っぽくて雨が降り止むと大きなナメクジが出没する始末。

綺麗な景色を眺めながらの快適キャンプ生活を期待していましたが、見事に裏切られました。。

オーストリアに限らず海に面していないヨーロッパの国民にとっては、湖は唯一泳げる広い水場という訳で、キャンプがてら水遊びを楽しむ人が多く、この時期自転車旅で訪れる場所ではなかったようです。

気を取り直して、買い出しがてら周囲をサイクリング。
キャンプ場がもう少し快適なら連泊するところですが、迷います。





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サイクルルートEuroVelo6について

2017-07-08 02:16:55 | 海外自転車旅
ヨーロッパの複数の国にまたがる長距離サイクリングルートとしては、15のルートが上げられますが、今回一部区間を走行したEuroVelo6に関して簡単に触れておきますと、

EuroVelo6は、大西洋から黒海まで10か国(フランス、スイス、ドイツ、オーストリア、スロヴァキア、ハンガリー、クロアチィア、セルヴィア、ルーマニア、ブルガリア)にまたがり、ヨーロッパを代表するドナウ、ロワールなど6つの川沿いを含め総距離3,653キロのサイクリングコース。


ルーマニアやブルガリアとその他の国でも一部区間が工事中だったりと、全区間が全面的に舗装、開通されるまで、少し時間がかかるようです。

今回走行したウィーンからリンツまで約200キロについても、僅かの距離ですが舗装工事中で迂回を余儀なくされたものの、ほぼ一貫して一般道とは分離されており、車を気にすることなく周囲の景色を楽しみながら存分にサイクリングを楽しむことが出来ました。日本では、絶対に味わえない楽しみです。

途中には、休憩するためのテーブル・椅子が置かれていたり、数は少ないもののトイレも設置されていたりと、至れり尽くせりのEuroVelo、流石に自転車大国の多いヨーロッパならではです。

自転車を趣味にしておられる方に、お勧めしたいヨーロッパ自転車旅。
その他EuroVeloについては、以下URLをご参照ください。

EuroVelo Network

因みに、今日は休養がてらリンツに連泊して明日以降のスケジュール作成等で1日をキャンプ場で過ごしました。



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