goo blog サービス終了のお知らせ 

吃飯了没有?

元中国深セン駐在員のブログ~中国・中国芸能情報・各方面の旅行日記、日本の街歩き情報を配信します。

香港車公廟②

2011-02-14 21:15:58 | 香港情報
ときどき
今日はヴァレンタインデー(情人節)ですね。海上世界には例年通り大きな花束を持ったカップルを多く見かけましたが、今年大きく異なっていたのは、海上世界の広場の工事が開始され、中に人が立ち入ることが出来ず真っ暗だったことです。この工事を知らなかったカップルがこの光景を見て嘆いている姿を多く見かけました。ということで、海上世界広場周辺のレストランはお客の入りが少なかったのではないでしょうか?そのせいもあって、今日入った万菜屋は大混雑でした。当面万菜屋は混雑するかもしれませんね。

さて、今日は昨日の香港車公廟の続きです。


↑肝心の香港車公廟の本殿はこんな感じです。かなり大きくて立派な本殿です。色使いが綺麗ですね。


↑本殿の中には大きな像が立っていましたが、中は写真撮影禁止でしたので外から一部を撮影しました。この像が何かと言いますと、車公廟の名前の由来となっている車大元帥です。車公廟の成り立ちには2つの説があるようです。1つは、この地方出身の宋朝の大将軍を彼の文武両道を称えて祭ったという説と、もう1つは明代末期に疫病が流行したときに、人々の夢の中に車大元帥が現れ救済のお告げがあったため、廟を建てて彼を祭ったところ疫病が収まって人々の信仰を集めるようになったという説です。


↑車公廟の外に出るとたくさんの屋台が出て縁起物を販売していました。


↑皆が買っていくのはこの風車です。色が鮮やかな綺麗な風車で、KCRの駅に戻る道すがらたくさんの人が風車を風に当てて回転を楽しんでいました。私も非常に小さな風車を1つ買って帰り、今は部屋の扉に飾っています。


↑こちらの風車も羽がたくさん付いていて綺麗ですね。


↑この日はこの門が車公廟の出口になっていましたが、普段はここから出入りするのでしょうね。


↑出口の門の両側には邪気が進入しないよう獅子の像が見張っていました。

車公廟シリーズはこれで終了ですが、香港の地方のこういう廟は色々趣きがあって面白いですね。やっぱり歴史を感じることの出来る建造物は興味深いです。さて、この日の香港観光には3つの目的地があったのですが、1つが終了しました。残る2つの目的地は明日以降紹介していきます。

香港車公廟①

2011-02-13 22:37:03 | 香港情報
さきほど発票当選で運気が変わってきた話をしましたが、その運気変更のきっかけとなったのがこの車公廟初詣です。2/7午後発で行ってきましたので紹介します。


↑香港車公廟はKCR東鉄の大圍駅にあります。駅を下りて車公廟の案内に従って歩くと人の流れが出来ていました。車公廟は写真の右手奥にあります。


↑自動車道を潜って上り切ったところに車公廟がありました。


↑ここに到達するのに駅から10分もかかりませんでした。こんな近くにあるならもっと前に運気を変えに足を運べば良かったと思ってしまいました(笑)。


↑中に入ると予想通り参拝客で大混雑していました。


↑どこの廟も同じですが、たくさんの線香で境内は煙くなっていました。


↑こちらは出口ですがたくさんの参拝客が境内に売られていた風車を手にしています。これが何かと言いますと・・・


↑この車公廟はこの風車で有名なのです。境内の一箇所に設置された風車を回すと運気が変わるとされています。皆これを目当てに足を運んでくるわけです。


↑私もしっかり風車を回転させてきましたが、その効果が今日の発票当選として表れたのでしょうか?!ところで、これも何かで聞いたのですが、今の運気が悪くない方はここに来て風車を回すと運気が逆に悪くなるとか・・・、注意しましょう。


↑風車の隣りには運気を呼ぶ太鼓も設置されていました。私はこちらも叩いてきました。こういうのって迷信的なところもありますが、お参りを終えると何か安心感がありますよね。不思議です。

今日はこれにて終了しますが、車公廟の紹介は明日も続けます。

春節に見かけた植物

2011-02-13 22:23:13 | 花・自然
今日2つ目の話題は春節に見かけた植物の紹介です。


↑これは言わずもがなで春節の中国の家庭でよく見かける水仙です。花満開の水仙ってやっぱり心が明るくなりますね。香りも非常によくてやっぱり春に相応しい花と思いました。


↑続いて新時代広場前の木から垂れ下がっていた変な実です。サツマイモのような形で一体何の実だったのでしょうか?!


↑海雅百貨バス停近くに梅の花らしきものが咲いていました。どんな種類の梅なのかは未確認です。


↑こちらも海雅百貨バス停近くで見かけたトックリキワタの木に生った鈴生りの実です。量が多くて可愛らしいですね。この実ですが、もう少し時間が経つと・・・


↑殻が割れて中から綿状の種が出てきます。面白い実です。

ピザハットで幸運が・・・

2011-02-13 21:53:10 | 食関連

今日は終日雨で気温も低く寒い一日でしたが、少し遠い場所に出かけました。どこに行ったかは今日はお話しませんが後日このブログで紹介したいと思います。出来たばかりで綺麗な場所でした。

その場所で食事をしたのですが、入った場所はピザハットでした。


↑最初に出てきたのはスモークサーモン入りのサラダです。久々にスモークサーモンを食べましたが、やっぱり美味しいですね。


↑飲料はこの果物茶を頼みました。この果物茶、なかなか良いアイデアですね。柚子茶などは日本でもよく見かけますが、中国の場合は他の店でも果物茶を出しているとことが多く個人的に好きな飲料です。桃缶、パイナップル缶の中身を甘いままポットに入れ、そこに蜜柑とレモンと何かもう1つの果物を足してお湯を注いだだけのシンプルな味です。茶がなくなったら無料でお湯を足してくれますしね。こういうお茶は日本に帰ってもやってみたいと思いました。


↑ピザハットのピザです。これもサーモン入りの海鮮ピザを頼みました。美味しかったです。


↑さて、買単を済ませてお釣りと一緒にいつもの発票がやってきました。まあ当たるはずはないと思いながら削ってみたら当たったではないですか!私はかなり前に一度当たったことがありましたが本当に久しぶりの当選でした。たった10元の当選ではありましたが先日お参りに行った香港の車公廟の効果が現れ始めた感じがします。

ちなみに当たり件ですが、以前なら小額ならその店で現金と交換が原則でしたが、昨年末だったかにまた法が改正されて、当選金の換金方法が変更となりました。100元未満の当選金は写真にあるように中国移動の電話費を充値することになったようです。これってどうねんでしょうね。電話代としてもらうのはちょっと楽しみが減ったように思います。

ちなみに写真の当選番号は既に私の方で登録を済ませましたのでもう使えません。あしからず。

羅湖広発大厦の潮州飲茶料理店

2011-02-12 22:20:19 | 食関連
今日2つめの話題はこの前の日曜日、中国人の友人2名と羅湖で飲茶に行ったときの話題です。

皆でどこに行くか相談しましたが、陽光酒店にある2つの飲茶料理店はいつも混んでいて、既に時間も昼の12時を過ぎていたことから、他の料理店に行こうということになりました。友人の1人が、その近くにあって大混雑しない、しかし美味しい飲茶料理店を知っているとのことで、そこに向かうことになりました。


↑写真は陽光酒店の正面玄関の飾りですが、紅灯籠が非常に綺麗で眩かったので写真に収めました。


↑私達が向かったのはそのすぐ隣りにある広発大厦(中に麗都酒店もあります)の中にある「金鮀岛潮州酒家」でした。潮洲飲茶は過去外れが無かったので期待して中に入りました。


↑混雑していましたが並んで待つことなく席に座れました。周りのお客さんを眺めるとほとんどが香港人でした。従業員との会話も広東語が飛び交っています。


↑レタスに飲茶独特の醤油をかけた簡単な料理ですが、本当に美味しいんですよね。上に乗った生姜との相性も抜群です。


↑クコの実と青菜の入ったお粥も、何でこんなシンプルな料理がこんな美味しいのかと絶句してしまいます。


↑黒胡椒の牛肉です。美味しいです。


↑またまた豆板醤で甘辛く煮た鶏の足です。


↑これが何の肉化不明です。メニューに春節らしく「発財大利」というメニューがあって頼んだらこれが来ました。これはまあまあでした。一体何の肉だったのでしょう?


↑腸粉です。これも美味しいですね。プルプル感と中の肉汁が絶品です。


↑ほかにも2~3品出てきて皆でゆっくり食べていたら、あちこちの席が空き始めました。隣りの窓際の席に陣取れれば眺めも良いのでより料理が美味しくなりそうです。いずれにしましても、このお店も料理に外れはありませんでした。お客さんのほとんどが香港人で結構混んでいましたので、今後も味は安定していることでしょう。陽光酒店の飲茶料理店が大混雑しているときは、この店に足を運ばれることをお勧めします。

海上世界の工事が広場にも・・・

2011-02-12 22:07:26 | 深セン情報

今日はやたらとネットの速度が遅いです。中東、アフリカの各国での市民による政権奪還に気をもんでいる中国政府は、かなりネットに敏感になっていて色々なサイトが見れなかったり接続が制限されていますので、今日の遅い速度もそれが原因かもしれません。ということで、今日は書き込み量を減らすかもしれません。

今日驚くことがあったのでそれを紹介します。夜中海上世界に出たところ驚く光景を目にしました。


↑いよいよ海上世界の広場にも工事用の白い隔壁が出現しました。海上世界は当面ダメですね。騒音と景観の両方で落ち着けない場所となるでしょう。


↑船の前まで全て隔壁で繋がってしまいました。広場の内側が掘り返されるようです。


↑スタバが見えなくなってしまいました。


↑広場の木々も撤去されるようです。掘り起こしが開始されていました。とんでもない状況です。この状況なので当面観光客は来なくなるでしょうからそういう意味では静かになりますが・・・。


↑海上世界を離れ海昌路を水湾頭方向に歩いていった途中に、色々な店が出現しています。洋服店だけでなく自転車店も開店しました。自転車のブランドは自社ブランドでしょうか?中に入って確認はしてきませんでしたが、基本的に深センで自転車に乗る人は少ないでしょうから、この店がどうなるか見守っていこうと思います。

深セン湾個人観光客向け遊覧船就航

2011-02-11 22:04:24 | 深セン情報
先日深センの報道番組を見ていたら、蛇口起点の遊覧船の切符を観光客に乱売してしまい、船に乗れない観光客が100人単位で発生したとのニュースが流れてきました。このニュースを聞いて「あれっ?この遊覧船は一般人向けの乗船も始めたの?」との疑問が生じ、先日埠頭まで確かめに行ってきました。


↑埠頭の国内フェリチケット売り場に入ったらこんな看板が立っていました。以前遊覧船は団体客向けと書いてしまいましたが、いよいよ個人観光客向けの観光も始めたようです。


↑それでは時間は?と思ってチケットカウンターに行ったら17:00発の遊覧船の案内が出ていました。180元のようです。夕刻からの出発でこの値段は高いと思うのですが、軽食込みの値段なのでしょうか?

もっと早い時間の遊覧船が無いのかと思って遊覧船のサイトを眺めたら、2/17から11:00, 14:00, 17:00の3つが就航しそうです。暇なときに14:00のに乗ってみたいと感じました。
http://www.szyos.com/show.aspx?id=56&cid=58


さて、この情報を確認した後地下鉄で海上世界まで戻りましたが、蛇口港駅と海上世界駅の構内の壁画がようやく設置されていましたのでこの話題を紹介して今日は終わりにします。


↑蛇口港駅の方は蛇口埠頭周辺の深セン湾が描かれていました。が、何か実際の光景と違い過ぎて違和感を覚えます。


↑海上世界駅の壁画の方は明華輪が描かれていてこちらは大納得です。この壁画、セラミックの上に描いた絵の具を焼いたものと思いますが、なかなか綺麗で豪華さもあって良い壁画と思いました。

深セン鵬城③

2011-02-11 21:21:41 | 深セン情報

今日から気温が下がってきています。今このブログを書き込んでいる間も寒さが増していますね。こんな中、今日の深セン日報で昨日深セン南山医院でH1N1の初めての死者が出たとの報道が大きくなされていました。いよいよ深セン~香港で大流行となるかもしれません。要注意です。(私は一応インフルエンザの予防接種を受けていますが。)

今日は深セン鵬城の話題から始めます。今日でこのシリーズは最後です。


↑昨日紹介した役所の跡地から西方向へ歩いて行くと生活の匂いが漂ってきます。そう、ここは文化遺跡でありながら今でも市民が生活しているのです。この通りを歩いている最中もあちこちから麻雀の音が聞こえてきましたし、地元の子供達が戯れる姿も目撃しています。


↑遠くに南門が見える南街に到達しました。この通りが南北に走るメイン通りであるので、道幅が一番広くなっています。


↑更に西へ行くと個人の住宅がたくさん連なっていて結構たくさんの人が居住している様子がわかります。この大鵬所城ですが、2001年6月に全国重点文物保護単位に認定されました。


↑途中廟のような建物もあって趣きがありますね。大鵬所城は2003年には国家建設部と国家文物局から「中国歴史文化名村」との称号をもらったようです。


↑ふと脇に目をやると中国華南地区らしい路地が広がっていました。こういう路地に私は惹かれます。


↑西の端から一般道に出て鵬城の街の様子を眺めてみました。今は城壁は一部分しか残っていませんが、昔はこの近辺全てが城壁で囲われていたのでしょうね。南の国の青空とこの歴史ある街のくすんだ城壁が非常にマッチしていて興味深かったです。

深セン八景の一番目に列挙されることの多い大鵬所城、深センが鵬城と呼ばれる由来となっている場所に、日本に完全帰国するまでには一度は訪問したいと思っていましたので、遠い場所ではありましたが貴重なミニ旅行を敢行することが出来ました。ちなみに、帰りはまたバスでも良かったのですが、帰りもバスの中で渋滞にはまるのは嫌でしたので、ケンタッキーのあった場所までまたバイクタクシーで戻り、そこに運よく通りがかった赤タクシーを拾って羅湖金光華広場まで戻りました。高速料金も含めて135元程度でした。

最後に、深セン八景のうち私がまだ足を運んだことのない残る場所は、羊台山、中英街です。しかし前者は色々なブログを見るとさほど面白い場所ではなく、後者は外国人は入れなかったと思いますので、深セン八景制覇は鵬城訪問で終わりにしたいと思っています。

海上世界の夢の跡

2011-02-10 21:45:59 | 深セン情報
鵬城の建造物の跡地ではありませんが、こちら(海上世界)の場合は何十年後に歴史を回顧できる場所はなくなりそうです。その海上世界に今週火曜日に足を運んで変化の様子を写真に収めてきましたので紹介します。


↑ここ最近、海上世界の色々な古い建屋の解体工事のピッチが上がっていますね。A-ZONE・・・、懐かしいですね。週末ともなるとバー目当ての外国人客が集まっていましたね。


↑広場の建物はほとんど解体が終了しました。


↑このフレンチレストランも結構賑わっていましたが・・・。今では解体工事のおじさん達の休憩場所と化しています。


↑奥にあった元楽味屋の建屋も壊され始めていました。私はやっぱりこの楽味屋が一番の思い出の場所です。


↑この広場もあと5年もしたら大変身するのでしょうね。どう化けるか・・・。将来見に来る機会はなさそうなので、どなたか私の後を次いで地元密着のブログを始めてくれれば良いのですが・・・。


↑海景広場ビルのすぐ脇にある「私房菜館」が改装工事のため暫く営業を停止すると書かれていました。深センでは営業停止は営業を放棄した意味合いが強く、また一つ店が姿を消したかもしれません。この店ですが、昔はここに岩焼 51号 花園西餐庁という名前のステーキ屋があって、私も一度中に入って食べたことがあります。石造りの建物がお洒落な店でしたが・・・。


↑今日最後は、海景広場より海側の工事の中の様子を上から覗いてみました。大きな穴を掘ってかなり大掛かりな工事となっています。地下道を作っていそうです。地下鉄直結の地下ショッピングセンターか何かができるのかもしれません。

深セン鵬城②

2011-02-10 21:03:58 | 深セン情報
続いて鵬城の紹介です。


↑南門のくぐると南街があって昔は奥に関帝廟があったそうですが、今は跡しか残っていません。


↑南門を入ってすぐ右手には城隍廟という城を守る廟の跡地があります。


↑道なりに中に入っていくと住居が立ち並んでタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。少し澳門の福隆新街に近い感じがしますね。


↑怡文楼と呼ばれる書庫のあった建屋に入ってみましたが、当時の姿が残った場所にそのまま入れるのは、往時の役人の往来が目に浮かぶようで興味深いですね。


↑この建屋は名将故里と呼ばれる、三代に渡って5人の将軍を出した頼氏一族が居とした場所のようです。頼恩爵は1839年にアヘン戦争の九龍海戦で勝利を収め有名になりました。


↑更に中に入って行くと・・・


↑広場があってここは左堂署、守備署、都府署などの役所の跡地となっています。沖縄のシーサーに似た像などもあって南国の歴史情緒溢れる場所でした。本物の歴史建造物を訪ねるとやっぱり感動しますね。だから足を運んでみたくなるのですが・・・。

今日はこれにて終わりですが、鵬城シリーズは明日あと1回写真を紹介します。