ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

茨城空港

2011-05-09 13:21:33 | 生活(2010年4月~)
震災後のGW、無錫の夫が10日程戻ってきた。一人中国で心配していたようで、私としては戻ってきたところで余震だってあるし、中国にいたほうがいいんじゃないかと思うのだが、一人だけ震災を体験していないのが寂しかったようだ。

震災の影響で、いつも利用している福島空港の中国東方航空上海便は7月末まで運休。
今回は2010年3月11日に開港した茨城空港の春秋航空を初めて利用。送迎でも初めてだ。



家からの距離は福島空港約50Kmに対して茨城空港約100Km。しかし福島空港は車で山道を走って1時間、茨城空港は高速道路北関東自動車道の茨城空港北ICから約10分、家から約1時間。高速代はかかるけど、時間距離は似たようなもの。
ちなみに成田に行くには約3時間かかるので、我が家にとっては福島・茨城空港どちらもありがたい。

4月29日に出迎えに行った時、『がんばろう茨城』キャンペーンで本物のお相撲さん(立浪部屋の力士さん達だそうだ)によるちゃんこ鍋が振舞われ、なんだかとっても得した気分。
そして茨城空港で私がナイスだと思う点は、ボーディングブリッジ(搭乗橋)を使用しないでタラップで飛行機から上り下りするのを送迎デッキから眺めることができるので、出迎えや見送りに来た人が楽しめるところ。



うちの娘も飛行機から降りて歩いてくるお父さんをすぐに見つけて「おとうさ~ん!」と叫んでいた。周りをみるとそんな人が他にも数人。(たぶん相手には聞こえていない。)

激安価格の春秋航空、最安値はなんと四千円だというが、夫が買ったチケットは直前だったからかそんなに安くはなく、それどころか
「荷物が預けるのと機内持ち込みとあわせて15Kgまでだったから、追加料金ずいぶん払った。機内食は出ないし新聞も出ないし狭いし・・・。」(夫談)
との事。やはりお値段なりのサービス。しかし最安値で乗れたらやっぱりお得。

原発事故の影響で、世界に名を知らしめた’福島’空港は今後の国際便は相当苦しい事が予想される。
地元の空港には頑張ってもらいたいけど、こればっかりは・・・。
茨城空港、今後も利用する機会が増えるかな?



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バドミントン再開! | トップ | 空気が悪い »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
二ヶ月が… (choco)
2011-05-11 17:42:35
ご家族がそろわれて、
うれしいゴールデンウイークにをすごされたのですね。
一度、無錫のレストランでお会いしたときの、
ご家族の様子が、目に浮かびます。

お子さんたちも、うれしかったでしょうね^^

実際に自分の目で見ていないご主人は、
心配していらしたと思います。
ホッとされたのではないでしょうか…

震災から二ヶ月がたちました。
まだまだ、たいへんなことばかりで、
遠くで、何もできないでいますが、
motomamさんの、明るく元気なようすに、
私の方も元気をもらいながら、
これからも、応援していきたいと思います。
返信する
Re:二ヶ月が・・・ (motomam)
2011-05-12 09:01:21
2か月が過ぎましたね。
原発事故もまだまだ収束には程遠く、津波のがれきもまだまだ山積み、学校の修繕なども全然進まない状況ですが、それでも町の中はずいぶん以前の状況と近くなってきました。
ここいわきも、体育館に避難している方達の市営住宅などへの入居が始まって、徐々に不便な体育館暮らしが改善されてきているようです。

まだまだ、本当にまだまだなのですが、前に進んでいますよ!
返信する

コメントを投稿

生活(2010年4月~)」カテゴリの最新記事