秋田でアクティブに活動

学習支援,無償学習塾,イベント運営,アプリ作成,趣味 … などの活動内容ブログです。

自主製作教材

2019-01-27 12:53:00 | 活動内容
理科の授業において、自然現象の仕組みを学ぶ際に、教科書など(平面)の図では分かりづらく、立体模型があれば分かりやすいと思える場面があります。そこで、今月中旬より、学習支援活動で使用するための立体模型の教材を自主製作しました。今回は、天体の見え方を学ぶための教材を作成しました。


・オレンジ色の球体 … 太陽

・青色の球体 … 地球
地球は地軸を傾けて太陽の周りを公転しているため、季節(太陽と地球の位置関係)により、地表面と太陽の位置がなす角度が変わったり、昼と夜の時間の長さが変わったりします。地球の周囲にある天体が見える時間帯や方角についても、この模型を使うと、その様子を分かりやすく学ぶことができます。

・黄色と黒色の球体 … 月や金星など
月や金星は、自ら光を放っている天体ではありません。太陽の光を受けて反射しているため、地球からそれらを観測すると、満ち欠けして見えます。黄色の部分を光、黒色の部分を影に見立てて、地球からの見え方を分かりやすく学ぶことができます。

月の満ち欠けは小学校で、金星の満ち欠けは中学校で履修します。

材料は木片,竹ひご,油性のカラーペンのみで、これらは全て百円ショップで調達しました。


このように、身近なものでも工夫して活用すれば、自然現象と同等の状態を再現することができます。これからも工夫を凝らして、学習支援活動を行って参ります。

2019年1月26日 活動内容

2019-01-26 21:55:00 | 活動内容
本日のあゆむ学習室は、秋田市役所内にあるセンタースで授業を実施しました。

現在は大学受験の時期で、先週の土曜日,日曜日にセンター試験が実施されました。あゆむ学習室が開校した当時の生徒さんは現在高校二年生になり、来年の今頃に大学受験すると思うと、時の流れは早いものだと感じられます。

さて、秋田たすけあいネットあゆむのブログにも掲載されていますように、あゆむ学習室では、生徒を随時募集しています。対象学年は小学生~高校生で、授業料は無料です。
あゆむ学習室の講師陣には、現役の講師,教員や塾講師の経験者もおります。苦手分野対策の他、テスト対策,前学年の復習,次学年の予習にも対応しており、生徒さんの要望に応じて授業を行います。「高校受験に向けて対策したい」という方も「まずは見学して雰囲気を知りたい」という方も大歓迎です。

入塾や見学を希望される方は、秋田たすけあいネットあゆむへご連絡下さい。
私たちは、秋田の子どもたちを応援します。

2019年1月19日 活動内容

2019-01-19 23:48:00 | 活動内容
本日は、無償学習塾の今年最初の授業でした。
冬休みが明け、生徒の皆さんは元気に来塾しました。

高校入試の実施日が近づいております。前期選抜学力検査等実施日は1月29日(火)(合格発表は2月5日(火)),一般選抜学力検査等実施日は3月5日(火)(合格発表は3月13日(水))です。選抜実施要項はこちらをご参照下さい。

入試までの残りの授業回数が少なくなりました。スタッフ一同、受験生を学習面,精神面でサポートできるように努めて参ります。

金星 明けの明星

2019-01-14 23:59:59 | 雑学
本日の朝6時30分頃に、自宅より南東の空を見上げたところ、金星(明けの明星)と木星が見えました。写真では見えづらいですが、実際はこれよりもはっきりと見えます。


1.金星の位置と見え方
金星は、地球とともに太陽系の惑星の一つで、太陽に近い方から2番目の軌道を公転しています。地球よりも内側を公転しているため、地球からは、明け方と夕方にのみ観測することができます。明け方に見える金星を「宵の明星」,夕方に見える金星を「明けの明星」といいます。
金星も月と同様に光を自ら放つのではなく、太陽の光を受けて反射しています。そのため、地球からは金星も月のような満ち欠けを観測することができます。肉眼では輝く大きな点にしか見えず、満ち欠けを観測するには天体望遠鏡などを使用する必要があります。見かけの位置上、金星は太陽の近くに位置するため、太陽を見ないようにご注意下さい。

2.地球との類似点
金星には、地球に似た性質がいくつかあります。
・地球型惑星である(主に岩石や金属で構成されている)
・直径  (地球の約0.95倍)
・重力  (地球の約0.90倍)
・平均密度(地球の約0.94倍)
惑星の中では、最も地球に近い軌道を公転しています。このような性質より、「地球の姉妹惑星」と表現されることがあります。

3.過酷な環境
金星の大気の97%は二酸化炭素,3%は窒素で組成されており、地表面の大気圧は約90気圧にも達します。この気圧は、地球での水深900mに相当し、通常はがきの面積に路線バスの重量がはたらくような圧力に匹敵します。このような膨大な量の二酸化炭素により強烈な温室効果をもたらし、表面温度が平均で464℃,最高で500℃に達します。これは、金星よりも太陽の近くを公転する水星よりも高温です。さらに、金星大気の上層部では4日で金星を1周する強い風が吹いており、これにより金星全体に熱を分散しています。二酸化硫黄の雲からは硫酸の雨が降り注ぎます。

4.歴史と神話
このように金星は過酷な環境ですが、金星の神秘的な輝きは、古代より人々の心に強い印象を残していたようです。ヨーロッパでは、明けの明星の何にも勝る輝きを、美と愛の女神アプロディーテーにたとえ、ローマ名のウェヌス(ヴィーナス:Venus)が明けの明星(金星)を指す名称となりました。
金星が最も明るくなると-4.87等級となり、これは、地球から見える恒星として太陽に次いで明るいおおいぬ座のシリウス(-1.46等級)よりも約20倍明るいです。

5.まとめ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2010年5月21日に金星探査機「あかつき」を打ち上げ、現在も金星周回軌道から金星を観測しています。未だ謎が多い金星の解明に期待したいです。
一方、地球では二酸化炭素の排出量が多く、地球温暖化が問題視されています。このままの状態が続くと地球も少なからず金星のような状態に近づいてしまうため、一人ひとりがエネルギーの利用を見直していければと思います。

出典
金星 wikipedia
あかつき特設サイト
金星探査機「あかつき」(PLANET-C)

2018年の振り返り

2019-01-05 20:40:00 | 日記(活動関連)
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

昨年のNPO法人等での活動を振り返るために、ブログの記事より活動組織や回数を数えたところ、下記のようになりました。

・NPO法人 秋田たすけあいネットあゆむ
34回(サマースクール等を除く)

・NPO法人 チャリティーサンタ
1回

・子育てラボ hateao
1回

※ いずれも、活動拠点外で行った事前準備や、打ち合わせのみの活動を除く。

初対面となる組織の活動にも参加しました。各組織とも、問題解決に向けて強い想いを抱き、得意分野を活かして社会貢献に邁進しています。

昨年もあゆむ学習室を中心に活動しましたが、いつもの学習指導やおやつの用意の他にも、学習用プリントを自前で作成したり、ホワイトボードなどの備品を充実したりする形で尽力しました。7月には、読売新聞様が学習室の様子を取材して下さいました(当該記事は8月2日(木)号に掲載)。秋頃には多くの新規生徒さんが加わり、みんなで切磋琢磨して勉強に励んでいます。学習指導して下さるボランティアさんも新たに加わりました。

学習室は3年目に突入し、その取り組みが徐々に周知されているようです。ボランティアメンバーの古株として、今後も引き続き、学習支援活動をリードして参ります。

これまでは「子どもの成長をサポートする取り組み」を軸にして活動してきましたが、今後は「子どもの貧困対策」にも焦点を当てて活動したいと考えております。より多くの人物や組織を巻き込みながら、社会全体で支え合う仕組みを構築できればと思います。