秋田でアクティブに活動

学習支援,無償学習塾,イベント運営,アプリ作成,趣味 … などの活動内容ブログです。

無償学習塾 高専入試対策問題作成

2020-11-29 11:25:00 | 活動内容
秋田高専 入試問題の特徴について」の記事に記載しましたように、高専の入試問題は難易度が高いです。もし、塾生に秋田高専の入学を志望している生徒さんがいる場合は、早期のうちから特有の問題形式に慣れるように対策を行います。理科については、中学1年生,中学2年生が履修した範囲内で解ける内容となるように、このような練習問題を自主製作しております。



ここ最近は感染症対策が話題となっていますが、上の画像は、それを題材とした問題です。家庭用漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム水溶液)をある濃度に希釈するときに、必要になる水の質量を求める問題などを用意しました。一次方程式などの数学的な知識を応用する力、パーセントの値が小数になっていても正しく計算できる力が必要になります。



上の画像は、大気圧の大きさを題材とした問題です。日常生活において、大気圧の大きさを意識することはあまりないと思いますが、海面上1cm2あたりに約1kgもの空気が積み重なっています。1気圧(約1013hPa)という値から、この空気の質量を求める問題などを用意しました。1m2= 10000cm2 などの単位変換を正しく行う力が必要になります。

学校や塾で学んだ知識は、定期テストや入試問題を解くためだけに必要になるものではなく、生きていくために必要な力として、日常生活の中で応用できるものです。そのときのアウトプットが、知識をより確固たるものにすることができます。このような有用な学びとなるように対策を行って参ります。

高専は、技術者を育成するために設立された学校です。技術者は、ものをつくり我々の生活をより豊かにする職業です。高専の入学を志望している皆さんは、身近な機械がどのような仕組みで動作しているのか、自然現象はどのような仕組みで発生しているのか、ということに興味を持ち、自ら調べてみることを心掛けましょう。

無償学習塾 高校入試対策

2020-11-21 23:25:00 | 活動内容
朝晩の冷え込みが徐々に厳しくなりましたが、秋田市などでは19日に、11月では観測史上初めての夏日を記録しました。

7月から始まった平日夜の無償学習塾では、高校入試の対策をより強化しています。塾生の中には、このような高校入試の過去問題集を持参,使用して勉強する生徒さんもいます。



左は、秋田県公立高校一般入試の過去問題集です。(出版:東京学参)
秋田県の各公立高校入試では、共通内容の入試問題が使用されます。この問題集には、その入試問題が過去5年分収録されています。他社出版の同様の問題集もありますが、この問題集は収録されている問題の年度数が多く、出題傾向の分析や学習する際のポイントなどの有用な情報も掲載されています。

右は、国立高等専門学校入試の過去問題集です。(出版:教英出版)
全国に57ある高専のうち、秋田高専を含む53校では、共通内容の入試問題が使用されます。この問題集には、その入試問題が過去5年分収録されています。全体で1つの冊子になっているのではなく、年度ごとに問題用紙が分かれています。実際の試験で使用される問題用紙と同じようなつくりになっているため、実践的に入試の練習を行うことができます。

無償学習塾では、このような過去問を使用した対策授業にも対応しております。

公立高校の一般入試まで、あと3ヵ月半です。今年度は厳しい社会情勢となってしまいましたが、試験当日に向けて、全集中の呼吸で取り組んでほしいです。講師陣も、最高の結果を出せるように学習指導致します。

大町方面へ

2020-11-15 23:59:59 | 日記
本日、秋田市の大町方面に出かけました。道中の景色を紹介致します。

すずらん通りです。この通りを秋田駅方面に進んでいくと、三丁目橋があります。(地図のA地点)


(参考)大町地区の地図です。


すずらん通りと茶町通りの交差点付近です。(地図のB地点)


すずらん通りと赤れんが館通りの交差点付近です。(地図のC地点)


ここから赤れんが館通りを南下すると、四丁目橋の通りと交わる交差点があります。(地図のD地点)


こちらは地図のE地点です。


大町5丁目にあるゲートです。(地図のF地点)


ゲートに記載されている「新政」とは、1852年に創業した秋田市の酒造会社です。新政酒造では、地域性を尊ぶために秋田県で栽培された米のみを用いる、純粋性を尊ぶためにラベル記載義務のない添加物も一切使用しない、という方針の下で、酒造を行っています。代表銘柄に「No.6」「Colors」などがあります。

大町は、東西に伸びる道路を境に 1丁目,2丁目,3丁目,… に分けられています。また、その道路には旭川を渡る橋が架けられていますが、その名称が 一丁目橋,二丁目橋,三丁目橋,… となっており、現在地が分かりやすくなっています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

出典
新政酒造株式会社
秋田県酒造協同組合 美酒王国秋田 新政酒造株式会社

2020年11月7日 活動内容

2020-11-07 23:59:59 | 活動内容
本日は、無償学習塾の学習指導に参加しました。中学3年生の生徒さんに、理科の「力の合成」を解説しました。


合力
2つ以上の力がはたらいているとき、これらを1つの力に合わせたものを合力といいます。

力の合成
合力を求めることを力の合成といいます。
2つの力がはたらいており、これらの作用点が同じ位置であるとします。2つの力をF1,F2として、力を矢印で表記します。矢印の長さは力の大きさ、矢印の向きは力の向きを意味します。2つの力が一直線上にない場合は、下の図のように、F1,F2を2辺とする平行四辺形を考えます。

この平行四辺形の対角線が、F1,F2の合力Fになります。


(別の考え方)
力の合成を考える場合に限り、力の矢印を平行移動して考えることができます。このとき、矢印の長さや向きを変えないように注意します。

ある矢印の始点が、他の矢印の終点に重なるように矢印を平行移動します。例えば、F2の始点がF1の終点に重なるようにF2を平行移動すると、針金のように折れ曲がった1本の矢印になります。

1本になった矢印の始点Xと終点Yを結んだ矢印が、F1,F2の合力Fになります。

2つの力F1,F2が一直線上にある場合も、同様にして合力Fを求めることができます。


下の図のように,平行四辺形ABCDについて AB=3cm,BC=5cm,∠ABC=60°であるとき、対角線の長さは7cmになります。


このことから、下の図のように、Xさんが3N,Yさんが5Nの力で、2力の間の角度が60°となるようにロープを引っ張ったとき、これらの合力は7Nになります。一人で赤矢印の向きに7Nの力でロープを引っ張っても、これと同等の状態になるといえます。


力の合成は、作図の問題として出題される場合もあります。本日の生徒さんは、平行四辺形の性質を活用し、着実に作図することができました。