エッセイ エル・ヌメロ・ケセンヌマ 2010-01-28 20:52:03 | エッセイ ずいぶん前、20世紀中に書いて、地元の新聞に載せたもの。エル・ヌメロ・ケセンヌマ ー気仙沼、顕数3ー 7月30日の気仙沼にどんな風が吹いていたか、今となっては定かな記憶がない。 ついに梅雨が明けずじまいの夏とも呼べない夏で、地中海風の乾いた風が吹きわたっていたということだけはないはずだ。 人にあふれたホールで、握り寿司をほおばりながら、サルダーナの踊りを見た。 「ここには軽快さがある。ひねくれた . . . 本文を読む