◆今号から、熊本吉雄さんが参加。中学校のころからの先輩。市役所に入ったら、そこでも先輩。そして震災のあと、早期に退職された。
昔から、詩や短歌を書いていたわけではない。処女歌集「あら汁」を読ませていただいた。副題は震災小景。震災のあと、退職前から歌を書きだし、河北新報に投稿を始められたようだ。何度か、選に入り、掲載された。
「私は短歌について全くの素人である。入門書の一冊さ . . . 本文を読む
平成25年11月25日付け発行詩誌霧笛28号の編集後記
編集の残りページに合わせて書くので、今回は、若干長い。
〈編集後記〉
◆前々号の日野修さん、前号の畠山幸さんに続き、小山圭璋さんがが参加。後九条のみちびき地蔵堂の堂守、ということになるのだろうか。小野寺せつえさんが後九条の仮設住宅住まいで、ご近所、彼女の紹介である。同人名簿のことで一度電話でお話ししたが、まだ、お会いしていない。何歳 . . . 本文を読む
〈編集後記〉
◆震災後の三号目となる。前回はゲストとして寄稿してもらった藤村洋介さんが新たに同人として参加。二人目の二十代男性。千田遊人は、東京の大学に復帰したが、同人としては参加し続けたいと。
◆太平洋氏が、ペンネームを変更、本名の鈴木東吉名義とするとのこと。長く、気仙沼高校をはじめとする地域の高校で音楽教師を務められた。教員生活を終えての心境の変化があったのか。この春、気仙沼市民会館の館長 . . . 本文を読む
〈編集後記〉
◆震災後、二号目、第二十二号。前回はお休みの、照井由紀子、中田紀子、小野寺正典さんから原稿が届いた。お待ちしていました。
◆今回、藤村洋介さんをご招待。二〇代の若者。震災前に戻ってこられたと。いま、さるメディアで活躍中(三篇目「ラジオ」参照)。インターネットの「ミクシイ」で知り合った。いただいた作品から、四篇を選んだ。次号からは是非、同人として参加いただきたい。
◆九月発行の二 . . . 本文を読む
〈編集後記〉
◆第二十一号、通算百一号の新たな出発。何の事件がなくても、今回の書き出しはそうなったはずだ。
今号は震災特集号、となった。そうと相談したわけではないが、もちろん、ごく当然の成り行きとしてそうならざるを得なかった。同人それぞれがその場所で言葉を紡いだ。地震のこと、津波のこと。
言葉の持つ力はどれほどなのか。こんなに、と明確に言うことはできない。しかし、私たちは言葉を紡ぎ出すほ . . . 本文を読む
霧笛25号、2月1日発行の後記、これも遅ればせ。登場するフェンシングの千田健一、俳優の村上弘明、そして、霧笛表紙の常山俊明は、気仙沼高校の同級生。
常山、このところ、人物のデッサンシリーズやってもらっていたが、27号は、フェイスブック上に投稿していた例の「共徳丸」のデッサンにしてもらった。
〈編集後記〉
◆前号が、河北新報の一月十四日号「東北の本棚」で紹介された。「震災後は震災の作品が大 . . . 本文を読む
ちょっと遡るが、26号(5月10日付)の編集後記を載せたい。
じつは、文中の川村龍俊さんについて、うっかりの間違いがあって、ご本人から指摘があったので、修正している。しかし、詩人であるという点については、詩の愛好家とせよとのことだったが、実際に、詩は書いておられるので、あえて訂正はしない。須賀川市を二本松市と間違えたとかのついうっかり。隣県の人間なのに、二本松と須賀川を取り違えるとはあるまじ . . . 本文を読む
〈編集後記〉
◆前号の日野修さんに続き、畠山幸さんが今号から参加。仙台在住だが、唐桑の出身である。はじめてお会いしてから、二〇年近くなるが、こうして、霧笛の場でご一緒することになるとは想像できなかった。昨今は、短歌に取り組まれていたようだが、詩を書いてみたいと。霧笛も、こうして長く続けていると、地域における文学のプラットフォームのようなものとして機能し始めるのだろう。気仙沼在住というだけでなく、出 . . . 本文を読む
〈編集後記〉
◆詩のボクシングの気仙沼大会が、昨年に引き続き、九月八日、面瀬中学校にて開催された。今回は、藤村洋介君が優勝、全国大会への出場を決めた。その日は私は仕事の都合で欠席。仙台の日野修さんや、昨年に引き続き実行委員長の藤田新聞店さんがご苦労なさった。
昨年優勝し、全国大会に出場して震災のありさまを詩の作品として訴えた及川良子さんは、今回は出場はしなかったとのこと。会場にはお出でになったらし . . . 本文を読む