538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

バンディドス

2010-04-09 00:05:09 | 洋画
マカロニウエスタンの隠れた名作だそうで
DVDも廃盤になっていたりして
なかなか見る機会があかった作品
したがってこちとら所見です

マカロニ黎明期にああるのかしら制作は
マカロニウエスタンを陰と捕えるなら
本国アメリカの西部劇は陽なのでしょう

しかしこの映画どっから見ても陰の要素は見当たらない
これでカラーの色合いがテクニカラーみたいに
塗りたくった色調の濃さであったら
アメリカン西部劇といってもわからないかもしれませんねぇ

ま、役者さんと音楽で完全マカロニですけども(汗
ちょっとした復讐譚といったところでしょうか
盗賊の首領で早撃ちのガンマンにヴェナンチーノ・ヴェナンチーニ
その師匠にエンリコ・マリア・サレルノが出演

どちらもイタリアのジャーロ作品ではおなじみさんですので
安心して見てられる
冒頭鞍を車掌に撮られた若者だったんですねチェリー・ジェンキンズ

物語の展開の中で知りました
冒頭のシーンがこんな重要だったとは・・・

スペインでロケしてる割には
マカロニらしからない風景なんですよね全体に
そこいらもアメリカ西部劇ににかよせている要因だったのかも

でもやっぱマカロニだなと思うのは
列車襲撃で結局乗客から皆殺しですよね
アメリカじゃあそこまではしない

もうひとつ後ろから撃ちはしないでしょ
いくら皆殺しの盗賊の首領でも
後ろから師匠を撃ったのは慈悲だったのでしょうか?

ラストには決闘してほしかたな
マカロニらしいいアイデアかなんかで
どうせ早撃ちじゃガンベルト落とされるから
もう一丁コルトを背中に貼りつけ相手にガンベルト撃たせて
左手で撃つとかみたいな工夫がほしかった

鏡を使うのっていろんな映画で使い古された手法ですものねぇ
91分というちょうどな尺でしたね。


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