538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ハートロッカー

2010-04-08 00:03:19 | 洋画
キャスリン・ビグロー監督の映画は
20年くらい前になるのかなぁ

「ブルースチール」と「ハートブレーク」を見てるんですが
どちらも好きな映画だった
「ブルースチール」は緊迫感があり
「ハートブルー」はとってもスタイリッシュなアクション映画だった

今回はそんな緊張感とアクションをイラク戦争という舞台で
見事に見せてくれていましたね

手持ちカメラの臨場感っていうのもありますけど
やっぱイラク戦争ていうのは
テロとの戦いなのですねぇ
というアメリカの大義名分はおいといて

娯楽映画としては結構面白く見られましたけど
実際の戦争ははたしてどうだったのかはうかがい知ることができませんけども
あきらかに戦争って代わってきたのかしらねぇ

フロントライン(戦線)って言葉が完全に死語になってる
線ではなく点で戦ってるんですね
さらに爆弾がゲリラの主戦術
だから爆弾処理班が必要

そしてゲリラ戦
これもどっかから撃ってくるのが怖い
そういう緊張の毎日
ランナースハイみたいに
緊張からくる高揚感ってあるのかもしれませんね

それが冒頭のコメント
主人公も任務を終えて帰国しても自分の居場所も
生きがいも見つけられない

死と隣り合わせの生に
生きてるって実感があるのですか

アメリカ本国にいてもクスリで生きてる高揚感を見出すより
国家のために戦地で高揚感を味わう

娯楽映画ですけどそんなメッセージを伝えていたのかしら
そんなこんなで
アカデミー賞受賞はある意味政治的な配慮だったと
見終わって思いましたね

中盤のゲリラ戦はよかったですけど
主人公がなんで少年の生存を確認にあんだけ
走り回ったのかその意味がちょっとわからなかった
あれは必要だったのでしょうか
2時間10分の尺は長い


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