538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

アリス・クリードの失踪

2011-06-29 00:37:08 | 洋画
J・ブレイクソン脚本・監督で
「タイタンの戦い」のジェマ・アタートンが体当たりで臨んだ
2009年製作のイギリス映画ですよねぇ
クルマのハンドル右だったし

小粒だけど小粋な面白い映画でしたよ
ジェマ・アタートンが被害者として
マーティン・コムストック、エディ・マーサンの
二人の男に誘拐されるお話
犯人二人と被害者1人の三人しか出てこない映画です

冒頭、車を盗むシーンから始まり
誘拐までの10分間くらいの全く台詞のないイントロが
小気味いいくらのテンポでホント映画の世界にスッっと
入り込めます

そして誘拐してきた後の犯人と被害者だけの
世界が始まります
普通の誘拐映画だと、犯人と司法との手に汗握る
攻防を描くのがサスペンスだと思うのですが

この映画は180度目に見えない方の世界観
そう、犯人と拉致された被害者しか描かない

今までだと拉致監禁された被害者の姿なんて
描きませんよねぇ
描いたとしても・・・
あんまはっきり覚えてませんが
誘拐した女性の局部をリッキングして
そのまま被害者の肉体におぼれ
仲間割れして破綻していった映画
なんてのも見たような記憶がありますが

この映画は、被害者の四肢を縛った後
手際良く鋏で衣服下着を切り取り
被害者を全裸にしちゃうのですけど・・・
犯人は被害者の裸体には興味を示さない
って、ここにも伏線がはられていたりして

あと、排泄のことも
指一本が小で、指二本が大と・・・いう意思表示
こういう細かい描写がいい感じで物語にリアリティを・・・

っていっても、そこはフィクションですから
色々あってラストのドンデンまで
緩まず物語はすすんでいくのですが

あんな激しいキスシーンに衝撃をうけたのは
なんか初めてでしたねぇ(汗

イントロのテンポの良さで覚えてはいないのですが
確かタイトルはラストクレジットで表示されるんですよねぇ
「The Disappearance of Alice Creed」
KIDNAPPINGじゃなくDISAPPERなんですねぇ
これ以上書くとネタばれになっちゃいますんで
私もここいらでディスアピアーしますね(爆


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2 コメント

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TBありがとうございました! (sakurai)
2011-08-25 10:52:21
ちょっと多忙を極めてて、TBいただいたのに遅くなりました。
なかなかキレのある映画でしたね。
無理なこねくり回しじゃなく、ほぉぉ、そう来たか!と、楽しめました。
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>sakuraiさん (morkohsonimap)
2011-08-25 23:02:12
ご訪問、TB返しありがとうございました。
この映画の邦題もしっかり
ネタ晴らししてますよねぇ
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