538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

赤龍の女

2009-02-12 23:45:30 | 邦画
なんで、この映画が全米でDVD化されたのかはよーくわからないのですが・・・
女チャンバラなのでしょうか

または、大葉健二さんの殺陣を見たかったからでしょうか
シノップスとしては使い古された親の仇討ちのお話。

一人生き残った少女が成人して
敵討ちでやくざとわたりああう。

女の細腕での立ち回りに外人さんは喜ぶのでしょうかね
日本刀に龍の彫刻がほどこしてあり
修羅場に着る彼女のチャイナ服が真っ赤

ということで「赤龍の女」。
敵のチンピラと恋仲に・・・・

愛を語り合うのは通天閣が見えるビルの屋上
動物園前あたりのビルでロケしたのかしらね・・・

女主人公の仇討ちを生かすのも殺すのも
立ち回りだけでなく
目指す相手がどんだけ憎たらしい存在か
ということで
敵役の遠藤憲一さんは200点の演技ですね

女だろうが、男だろうが
情け容赦なく殺しちゃいますね

そんな男に女ひとりでどう立ち向かっていきうのか
それも正体がばれてしまったあとに・・・

観客にもドキドキ感を与える演習ですが

賀集院さんがコメディリリーフ的に
おかしな殺し屋を演じてますが
ひとりで映画をもっていってしまったような

こういう作品は女対女の戦いがもう一つの肝になるのだけど
あえてそっちははずされた演出されていたのが残念。

活劇を期待したのですが
ちょっと冗漫にながされたような
消化不良な映画だった