538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

キル・ビル 2

2009-02-01 13:30:43 | 洋画
前作がちゃんばら活劇と千葉真一へのオマージュなら
Vol.2はカンフー映画とデヴィット・キャラダィンへのオマージュ映画といっても過言ではない気がする。

キャスティングの時点でキャラダィンをビルに据えた時点で
そういうことだったのでしょう

そう「燃えよ!カンフー」へのオマージュですよね。
しかし、映画はチャンバラしかり、
棺桶生き埋めはマカロニウエスタン
そしてカンフーと
娯楽映画のエッセンスを存分につめこみ

男女の愛憎
親子の愛
をだしにして見事に結実させたものです。

日本人からすれば、Vol.1のほうがっより感性に訴えかけてくる
物語内容になていまして
Vol.2にもの足りなさを抱かせるものではありますが

キャットファイトの範疇をはるかに超えた
ユマVSダリルの大女肉弾戦
は、やはりアメリカ人が好むシチュエーションなのでしょうね
ダリルさんの格闘シーンは
生唾ごックンでした
てことは、アメリカだけじゃなく
全世界共通てことか

しかし、マイケル・マドセンの殺され方には
肩すかしをくらっちゃいましたね

しかし、こんなおころで「子連れ狼」の映画まででてくるとは
これもある意味親子愛物語であたりもするわけで・・・

タラちゃんの趣味の範囲から逸脱しない映画が
全世界で通用しちゃうんですか
ホント世の中面白い。

ラストのハッピーエンドにもうひとひねり
ほしかった
なにがどうだというわけじゃないのですけど
もうひとひねり

って、贅沢か・・・