山梨県北杜市…八ヶ岳の麓、甲斐大泉まで「仕事」で行ってきました。
「仕事」とは、甲斐大泉に今は住んで見えるお客様から、ふとんのリフォームの依頼があったからです。親子三代約70年の古くからのお客様です。碧南（大ばあちゃま）・大府（おばあちゃま）・そして名古屋から北杜（奥様）と時間と共に遠くに引っ越しをされても、ずっとご贔屓戴いているお客様です。
「最近の既製品の（敷）ふとんは、温かくない。綿桂さんに作ってもらった敷きは、メチャ暖かい事が良く分かったわ。」 「年末にね、母（おばあちゃま）の体調が優れず母の隣に、綿桂さんのふとんを床に敷いて寝たら凄く暖かかったんです。始め、既製品の敷きを出して寝たら、底冷えがして･･･」と。「木綿わたの布団を是非作り直して欲しい」と、お電話を戴いたのです。お電話戴いたのは年末でした。今年は雪が多いので春になってからと「猶予」を戴いてました。3月21日前後に伺うつもりで準備してましたが、予定した日は、三月にしては珍しい「大雪」の天気予報。
3月21日の甲斐大泉
結果、行きそびれて4月になった訳です。
4月19日、富士山も見えます。
衣浦豊田有料道路、湾岸・新東名、東海環状、そして土岐から中央道へと有料道路を乗り継ぎながら、休憩を取りながら凡そ4時間半で、蓼科のホテルに着きました。通行料金は合計で往復約13,000円。それにガソリン代約8,500円、合計すれば21,500円。さらにホテル代を加えると、45,000円以上です。売上はと言えば、15点約12万円です。完全に赤字です。
ですが、婆と看板の付いたハイエースでドライブし、温泉に泊まる事や美味しい食事をすることが「楽しみ」なんです。会社に請求するのは通行料金だけで、他は自腹です。なかなか休みが取れないので、長距離の配達を理由に温泉などに行くのです。
お客様には「忙しいので日帰りします」と言い、社員には「ちょっと遠いので無理せずに泊まってくるよ」と言いつつ出かけます。つまり、「楽しみは、仕事を口実にして…」とは、途中の昼食・ホテルの食事・のんびり温泉に入る事なんです。
SAで、飛騨牛ラーメン
諏訪市内の、昭和天皇も立ち寄られた蕎麦屋にて
静岡・山梨・長野・岐阜・三重への配達はそんな訳で、大歓迎です。次回は「北陸」も良いなあと密かに期待しています。遠方のお客様「配達大歓迎」です！美術館に寄るのも楽しみの一つです。
勝手言いますが、平日とくに、火・水・木曜日の配達でお願いします（笑；）
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