天使のオーバーレイをはじめて購入くださったのは、要介護4の方でした。その方は、透析をして見え、ほぼ23時間横たわっているため、今までも何度となく柔らかい敷きを希望され、良いと思う品を納品してまいりました。長続きはしませんでした。
以前にもブログで書きましたが、その方はストレッチャーに乗ったまま病院に行き、そのストレッチャーに乗ったままで透析をされるそうです。ストレッチャーに敷くソフトな敷き寝具が欲しい・・・それが最初でした。介護ベッド用1枚と合わせて3枚を作りました。そんな方ですから、入浴以外の時間はほぼ横たわって見える訳です。その後、敷きに関しての不平不満は無くなったと、介護して見えるご家族様から聞いています。
そんなこともあって、いままでに無い全く新しいこのウレタンは、吸湿発散性が非常に良く、褥瘡予防に効果があるのではないか、そして介護の現場でも使えるのではないかと思い、弊社で企画し、発売にこぎつけたのです。
その後、ネットでいろいろウレタンについて勉強や事例さがしをしていたところ、偶然に見つけました。
弊社商品名:天使のオーバーレイと同じウレタン素材を使って、国立大学病院の終末医療病棟(癌末期患者中心)で使われている事が分かりました。弊社が納品した訳ではありません。また、それが弊社の商品と全く同じ企画(厚さ・側生地など)かどうかは分かりません。ですが、天使のオーバーレイと全く同じ素材のウレタンが使われていることは、事実でした。
低反発ウレタンはソフトで体圧分散は良い。だが、構造上欠点もあります。①耐久年数が短い・・・早くヘタる。②通気性が悪いので、夏は極めて寝苦しい。
天使のオーバーレイのウレタン素材開発メーカー担当者のお話では「低反発ウレタンの欠点を克服したい」という思いで、とくに夏暑い(低反発)ウレタンではなく、夏涼しいウレタンを作ってみたいという事だったと前回もこのブログで書きました。
先々週、末期がんの患者さんのご家族が見えました。もともと痩せ気味のお爺ちゃんですが、最近は更に痩せ、ベッドに敷きふとんを乗せて使っているが、それでも身体が痛いと言われます。娘様からは、何とかしてあげたいとの相談を戴きました。
そこで、「天使のオーバーレイ」を試しに1週間使って戴くことにしました。1週間後「とても良い見たい。お爺ちゃんが布団が固いと殆ど言わなくなったようです。」と、嬉しい感想を戴き、新しい商品を納入致しました。
お試し利用戴いた「天使のオーバーレイ」を持って帰ろうとした時、お婆ちゃんが「私も欲しいが・・・」と。そこで、お試し品を今度はお婆ちゃんに使って戴くことにしました。1週間後、「気持ち良いので、私も買わせて貰います」と。
お爺ちゃんは要介護2、お婆ちゃんは要支援2です。老夫婦お二人での在宅生活ですが、午前中はヘルパーさんや看護師さんが、午後は娘さん3人が、交代でお世話に来て見えます。
残された時間はあと数ヶ月かもしれませんが、快適な寝生活を送って戴ける事は、やはり嬉しいものです。
一方、健常者の方々には、硬過ぎる敷き寝具(BED)をソフトにしたい!そんなご要望にお応えした補助敷き寝具として販売しました。実店舗での評判も良く、気が付くとサイズによっては在庫キレを起こしています。関東地区を中心に、ネットでの注文も徐々に増えています。
あなたもお店で試し寝をどうぞ!
お試し品もあります。
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