は滅多に降らない西三河南部地方ですが、寒いこの時期やはり暖かい寝具を求めてお客様には、ご来店戴いてます。
先日も、あるお客様(新規客様)が、暖かい敷きパットが欲しいとご来店戴きました。いろいろ話を聞くと・・・遠赤わた入りの敷きパットが暖かいと、近所のふとん屋(大手メーカーのチェーン店)さんに勧められて買ったのですが暖かくなかった、どうしたら良いのか・・・という相談を兼ねてのご来店でした。
どんな寝具を使ってますか?と尋ねると、
敷きは、スプリングのベッドに、その購入した遠赤わた入り敷きパットを乗せて、掛けはデパートで何十万円もした羽毛ふとんを着ているということでした。ベッド専用の敷きパットは使ってないそうです。
そんなお客様が時々あります。寝具に対する知識と使い方が原則間違っているから、暖かくないのです。
何が、間違いかと言うと・・・
①羽毛ふとんは、高いものほど暖かい、と思っている。・・・・・・・・・・確かに安い羽毛ふとんより暖かいのは確かです。でも、羽毛ふとんの保温の仕方は、木綿のふとんと違って、熱を貯めるのではなく、暖かくなった空気を逃さないということです。ですから、寝返りが激しい方・夜中によくトイレに行く方などは、暖かい空気が逃げてしまうので、その度に自分の体温で暖かい空気層をはじめから作ることになります。
②ベッド(マット)は厚く見えますが、中は所詮コイル(鉄)です。マットの僅かな詰め物以外は保温するところはありません。厚いベッドマットだからといっても保温力は期待できません。熱を貯めることのできるベッドパットが重要なのです。ところが、今回のベッドパット、遠赤わた入りです。ふつうの化繊綿入りよりは暖かいかもしれません。だが、化繊わたも、やはり熱を貯めるところが極めて少ないのです。
天然素材の敷き(ベッドパット)は熱を貯めることができます。忠臣蔵討ち入りで、吉良上野介が逃げますが、義士の一人がふとんの中に手を入れ、「まだ温かい、まだ遠くへは行ってない、探せ!」という訳ですね。
熱を逃がさないようにするという働きが主である化繊わたと違って、木綿わた・ウール綿は熱を貯める力があります。純毛の毛布を使っていた方が、肌触りが良いのでとアクリルの毛布を使うとほとんどの方が、「明け方寒い」と言われます。熱を貯めるところがないからです。
さらに熱は、基本的に下から上へと伝わります。敷き寝具は、冬こそ最も重要視して戴きたいのです。
チラシ広告、そしてテレビやネットで、「暖かい・気持ち良い・軽い」などと言ってますが、比較する物が何か?ちょっと気をつけて見て下さい。選択を間違うと、今までより悪い寝環境で休むことにもなりかねません。
エアコンの効いたホテルならいざ知らず、一般家庭でベッドの上に化繊わた入り敷きパットを使って、上はいくら100万円の羽毛ふとんでも暖かく休める訳がありません。それよりは、30万円のムートンに、20万円の羽毛ふとんを着れば、半額で暖かさは2倍といったところでしょうか。
良い寝具も、間違った使い方をすれば、暖かくありません。日本睡眠環境学会認定睡眠環境診断士に気軽にご相談ください。・・・・・・・
ああ~・・ぐっすり寝たー!!
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