【俺は好きなんだよ】第53回
『ジョンとメリー』(1969)昨晩知り合ったばかりの行きずりの男女。男の部屋で目覚めてから、始まる一日足らずの時間で描かれるラブストーリー。原題も、まんま『JOHN AND MARY』。スタッフ。監督:ピーター・イエーツ 製作:ベン・カディッシュ 原作:メルヴィン・ジョーンズ 脚本:ジョン・モーティマー 撮影:ゲイン・レシャー 特殊効果:L・B・アボ . . . 本文を読む
『スキャナー・ダークリー』を観た。
世界を作り物と感じている向きには、自分について描かれた映画と言いたくなる映画だろう。
『陰謀のセオリー』とかもそうでしたね。
でも、なんといっても、この映画は、実写の上にペイントするロトスコープの手法(古くは『シンデレラ』でディズニーが使用)をデジタル化(ロトショップというソフトを使用)した方法で、アニメになっており、より作り物感を倍増させている。
(今回の . . . 本文を読む
『カニロボの気持ち』 講談社 全一巻SF好きには、ぜひ薦めたい作品。SFとは、こういう世界を描いて見せることが出来るのだ。内容。主人公はカニ型ロボット。人間はほとんど出てこない。彼が到着した惑星で、コールドスリープで眠る人間たちを守って、未知の惑星の脅威に立ち向かっていく。カニロボは、まさにプログラムの命令に忠実に人間を守るのだが、ある時、その意味を問うてしまう。それから、彼が到達する思索は、まさ . . . 本文を読む
はい、昨日の日記で書いたように、“打ち上げ”について。
打ち上げる”は興行や仕事などが終わることで、打ち上げはその宴会も指します。
打ち上げって、すごい言葉の響きだなぁ。
打って上げるんだぜ。
やっぱ、音楽の演奏のシメなのかな?
もしかして、討ち上げだったりするのかね?
打つが入ってるのには、どうも音楽がらみみたい。
“打ち合わせ”も雅楽で演奏に入るための鳴り物の調子合わせからの言葉みたいです . . . 本文を読む
今日は、『最期のチャンス』の打ち上げでした。
“打ち上げる”は興行や仕事などが終わることで、打ち上げはその宴会も指します。
打ち上げって、すごい言葉の響きだなぁ。
打って上げるんだぜ。
やっぱ、音楽の演奏のシメなのかな?
もしかして、討ち上げだったりするのかね?
打つが入ってるのには、どうも音楽がらみみたい。
“打ち合わせ”も雅楽で演奏に入るための鳴り物の調子合わせからの言葉みたいですし。
ム、 . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第52回
『股旅』(1973)日本最高齢現役監督・市川崑の、武士や侍、商人ではなく侠客いわゆるヤクザを描くアウトローな時代劇。スタッフ。監督:市川崑 製作:葛井欣士郎、富沢幸男、大岡弘光 脚本:谷川俊太郎、市川崑 撮影:小林節雄 美術:西岡善信、加門良一 編集:平野三郎兵衛、長田千鶴子 音楽:久里子亭、浅見幸雄 殺陣:美山晋八 助監督:安室修、永井正夫、富永昭 . . . 本文を読む
織りの鶴には覗きはならぬ
説明:
えーと、『鶴の恩返し』です。それだけ。
元の“瓜のツルには、ナスビはならぬ”は、平凡な親から非凡な子は生まれないという意味で、受け継いだもの以上のことを期待してはいけないという、子供に期待しすぎる親を戒める言葉でもあるようです。
あと、聖書(聖マタイ伝)では、“イバラからイチジクはできない”という風に書かれて . . . 本文を読む
正月休みも明けて、いよいよ、編集作業開始です。
触れてない間にすでにいくつもアイディアが溜まっておりますが、それが映画的にはまるかどうか。
これから、イロイロ試せるのかと思うと、いやぁドキドキですわ。
追加撮影とか出てくるんだろうなぁ・・・。
夏になる前の完成を目指しております。
その前に一度試写なぞしたいと考えております。
『フィルム・メモワール』DVD発売!
http://i . . . 本文を読む
昨日に続いて、今度はDVD,ビデオ、テレビ放送で観たり、観直したりした作品で、グッ、バキューン、ズドンちゃ、パパラタッターと来た作品、ベスト15も。
ええ、ちょっと暴走気味です。
このままで行くと昨年観た300本とか全部レビューとか更新しそうな勢いですが、まぁ、暴走は今日のまでってことで、平にご容赦を。
で、ベスト15なのは、昨日のに合わせてってことです。
映画館とテレビモニターでは、映画体 . . . 本文を読む
さて、映画初めは、結局、『鉄コン筋クリート』『パプリカ』の連続鑑賞となりました。
で、映画初めも済ましたところで、遅ればせながら、2006年の菱沼的ベスト15を書いてみようかと。
当然、2006年においらが観た約100本作品の中でのベストだと考えるリストになってます。
ベスト10にしようかと思ったんですが、ちょいと気にかかる作品、『父親たちの星条旗』と『硫黄島からの手紙』の二部作を切り離すのも . . . 本文を読む
『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』を一本ずつも評を書いてますが、時間がかかりそうなので、上映中に、二部作として観ての考えをちらっと書いておきたく思い、短評を書きました。
やっぱ、映画は映画館ですものね。
その楽しみに一つになったらいいな、と思いましてね。
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『父親たちの星条旗』と『硫黄島からの手紙』二部作短評
『父親たち . . . 本文を読む
3が日は、結局年始のあいさつ回りなので、昨日は映画も観に行かず、一日中、溜まったビデオや、本を読んだり、年賀メールを送ったりしてました。
年賀状を基本的には、メールにしてからもう5年ほど経ちます。
一応、お返しの年賀状は、きちんと葉書で送ることにしているのですが。
ある年、手書きで絵を描いたりしていたら、一枚一枚新しいアイディアが浮かんで、書き終えられなくなるというジレンマに陥ったのですな。
ぼ . . . 本文を読む
あけましてオメデトウございます。
今年2007年も、ちょっと猛進で、ガシガシ進む所存ですので、皆様よろしくあたたか~い視線で御見守り下さいませ、お願いいたします。
いやぁ、サスガに昨年末の撮影と年越しのダブルアタックで、結構抜け殻のようになって、元旦の更新をすっかりした気になっていました。
お恥ずかしい。
毎日更新を目指してきた『丸い卵も切りよ四角』も忙しさでじょじょに週一とかになっていく . . . 本文を読む