菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

サンダーマン、放送終わるってよ。 『ヒーロー』(2013)

2024年03月19日 00時02分36秒 | 映画(公開映画)

【死ぬまでに観れるか?】第376回は、『ヒーロー』(2013)

 

原題は、『히어로』。
英語題は、『THE HERO』。
『ヒーロー』、『英雄』。

 


製作国:韓国
上映時間:98分

 

 

スタッフ。

PD:キム・ドンス
監督・脚本:キム・ボンハン
助監督:キム・サンウ
撮影:キム・ソンチョル
照明:パク・ヨンジン、ソン・ジェワン
音楽:ハン・ジェグォン(Moon Studio)
美術:チョン・ソンギュン(NEMO)
武術:ソ・スンオク(ムトアクションスタジオ)

 

 

出演。

オ・ジョンセ    (オ・ジュヨン)
チョン・ユンソク   (オ・ギュワン/チュヨンの息子)
パク・チョルミン (ヨンタク/窃盗犯)
チョン・ハウン  (ヒョンジュ/女児)
チョン・ウンピョ (サンダーマンの監督)
シン・ジス    (ミニ/プルセ姉さん)
ファン・イニョン (チョン・セヨン/チュヨンの元妻/ヘアーショップ経営)
チョン・ジン   (クァンシク/チュヨンの友だち)
ペ・ホグン     (チェヒョン/チュヨンの友だち)
ムン・ウォンジュ  (ポンス/ヨンタクの子分)
Abu-Bonsrah
Kwak Dad    (セヨンの婚約者/ジャック(Jack))
アン・ソンフン   (トンチョル/入院 男児)
ソン・ヨンフン   (助監督/ヒデス)

 

 

物語。

男手ひとつで息子を育てる息子溺愛パパのチュヨンとヒーロードラマ<サンダーマン>の大ファンの息子キュワン。
視聴率不振の問題で<サンダーマン>の放映が終了すると知り、病気で入院生活を送っているキュワンは人生の楽しみを失って絶望に陥る。
何ものどを通らぬほどに悲しむキュワンを見てられないチュヨンは、息子のために自分が<サンダーマン>になることを決心する。
息子のためになんでもやるパパとその友人たちのドタバタ英雄変身記。
アイアンマン、スーパーマン、そして<サンダーマン>がやって来る。

 

平凡な父が、愛する息子のためにTV番組のヒーロー<サンダーマン>になろうとするコメディ。

 

 

『ありふれた悪事』 (2017)、『国際捜査!』(2020)、『THE WILD 修羅の拳』(2023)のキム・ボンハンのデビュー作。

コメディのドラマで、アクションも現実味があり、しがないお父さんという主題はそのまま『ありふれた悪事』へと引き継がれていく。
普通の人が大きな立場を得る(得ようとする)という物語は、4作ともに共通している。

サスペンスにおいても、かなり外連味を出し、コメディ要素があったりするので、コメディ要素、人の行動のおかしみを愛している作家なのだろう。
好みです。

 

ぜひ見たい。

 

 

 

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