で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1368回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『MEG ザ・モンスター』
絶滅したと思われていた太古の巨大ザメ"メガロドン"、通称“MEG(メグ)” が現われ、人々を恐怖に陥れていくさまと、この恐るべきモンスターに立ち向かう海洋研究チームの戦いを迫力いっぱいで描き出す巨鮫・パニック・アクション。
スティーヴ・オルテンの同名ベストセラー小説をジェイソン・ステイサム主演で映画化。
監督は、『ナショナル・トレジャー』のジョン・タートルトーブ。
物語。
深海で、ある潜水艦事故から生還した事故でジョナスは、その時の行動を責められる。
5年後、大陸から遥か200キロ沖合に浮かぶ海洋研究施設マナ・ワンでは、海洋生物学者のスーインらが乗り込む探査船がある説を実証するために、推進1万1000メートル越えの潜水を試みる。
だが、何かに襲われ、潜水艇が動けなくなってしまう。
そこで、レスキュー・ダイバー、ジョナス・テイラーが呼ぶことになる。
原作は、スティーヴ・オルテンの小説『MEG(メグ)』/『メガロドン』。
脚本は、ディーン・ジョーガリス、ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー。
出演。
ジェイソン・ステイサムが、ジョナス・テイラー。
リー・ビンビンが、海洋学者のスーイン。
シュヤ・ソフィア・ツェイが、メイイン。
ウィンストン・チャオが、父のシャン博士。
レイン・ウィルソンが、大富豪のモリス。
ジャシカ・マクナミーが、ローリー。
マシ・オカが、トシ。
オラフル・ダッリ・オラフソンが、ザ・ウォール。
クリフ・カーティスが、マック。
ルビー・ローズが、ジャックス。
ペイジ・ケネディが、DJ。
ロバート・テイラーが、ヘラー医師。
スタッフ。
製作は、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、ベル・アヴェリー、コリン・ウィルソン。
製作総指揮は、ジェラルド・R・モーレン、チアン・ウェイ、ランディ・グリーンバーグ、バリー・オズボーン。
撮影は、トム・スターン。
プロダクションデザインは、グラント・メイジャー。
編集は、スティーヴン・ケンパー、ケリー・マツモト。
音楽は、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ。
現代地球、古代巨大鮫メガロドンと対決する海洋研究チームを描くアドベンチャー。
小説の実写化。
ステイサムなら素手で行けそうなのが、意外と真面目でちゃんと戦います。ちなみに別の人が素手で行きますが。
もはや怪獣もの。でも、メガロドンをMEGというほどの可愛さは薄め。
ジョン・タートルトーブの真っ当さがよく言えば、見易さに繋がった。話は定番。一般向けにそこまで人は食わないです。
B+級だが、中華大作なので、画は豊か。
『ジュラシック・ワールド2』の続きを見ている気分で、どうぞ。
暴走は続編に期待。
鮫っ娘MEGちゃんはさりげない冷作。
おまけ。
原題は、『THE MEG』。
邦題の『MEG ザ・モンスター』は原題活かしで、または『メガロドン』でもなく、鮫映画に見せようという逡巡を感じます。
怪獣ものより鮫ものにしたかったんでしょうね。10年前ならなら『メガロドン』になってたはず。
原作小説は皮肉も込めてたと思う。
上映時間は、113分。
製作国は、アメリカ。
映倫は、G。
キャッチコピーは、「悲鳴ごと、飲み込まれる。」。
ややネタバレ。
鮫映画も怪獣ものも、前半いかに匂わせだけで出さずに引っ張るかが基本なのですが、ちゃんとそういうのを守ってます。
めぐちゃん(汗)