地球のゴミ ～２

以前　書いた・・

＜地球のゴミ＞2009/1/13

を読みなおしていて、途中だったことを思い出しました。

(^_^;）

まだ、書きたいことがあったのですが、何だったかな？
と・・考えながら・・

昨日見た面白い番組のことを思い出し、リンクする内容のような気がするので、ちょっと　書いてみます。

(^O^)／

＜秦の始皇帝＞　ご存知ですよね＾＾！

昨日の番組は、秦の始皇帝のことを扱ったドキュメンタリー番組で、
始皇帝を研究する研究者が、資料を元に、行った偉業、功績・・
それから、生き様を再現した内容となっていました。


ご存知のとーり・・

・中国大陸を統一した　最初の皇帝。（それまでは、七つの国に分裂していた）
・万里の長城を作った

偉業は、これだけでなく・・

・重さや、長さの単位を統一した。
・国を統治するために、封建制を確立させた。

等の政策？を行ったそうです。

広大な中国を、統一した・・考えただけで凄い人ですよね。

番組は、

その生い立ちから～秦の国で13才で国を背負う立場に立たされるまでのいきさつを描き・・
どのようにして、近隣の国を手中に収めたか・・
それから、全土を統一するまでを説明。

やり方は、やはり・・強引で横暴。

でもまあ　あの広い中国を統一するのですから・・それもありだったのだろうな・・と。

政策や、手腕は勿論ですが・・

一番興味を惹かれ・・多分、番組制作者も一番言いたかったであろう内容は・・

・兵馬桶～始皇帝の墓（古墳）のそばに設置？されたもの

の存在についてでした。

始皇帝の古墳は、中を発掘したことはなく、これからも　その予定はなのだそうです。

なので、番組の案内役でもある研究者は・・史記（司馬遷著）を研究し、古墳内部の様子を説明。
（古墳の研究は、中国政府も行っているそうです）


面白かったのは・・

どんな偉大な人物も、死の恐怖には勝てない。
寿命には、抗えない。

ということ。

いきなりで、なんですが・・どういうことかというと・・

兵馬俑は・・始皇帝が中国を統一して、死の恐怖を払拭するために造った（造らせた）もの。

多くの人を殺し・・
多くの兵を失い・・
命を犠牲にして・・

その上で君臨した皇帝は・・

自分が死んだ後に・・犠牲者があの世で待ち構えている
自分があの世に行ったら・・仕返しされる

・・ことを、恐れたのだそうです。

中国には、死んだ後に自分にゆかりのあるものを棺桶に入れて一緒に埋葬する
という習わしがあるそうで・・兵馬俑は・・その大規模なもの。

死んだ後に、あの世で待ち構えている者たちから・・
自分を守らせるために・・広大な土地に、兵馬俑をつくらせたそうです。

兵馬俑・・ご存知ですよね？

土を固めて作った、兵士の人形。
身長は、約２メートル近くあり、姿形は・・一体一体違い、本物の兵士さながら・・。

皇帝が、自分の力を子子孫孫に誇示するために　広大な墓をつくらせた・・
という話はどこの国でも、よくあることですよね。

勿論、始皇帝の墓もそれと同じ意図もあったのでしょうが・・
根底に死の恐怖があった・・ということになんだか笑ってしまいました。

失礼ですが・・「え～情けない」と。
気持ちは分かります。

(^_^;)

晩年の始皇帝は・・永遠の命を手に入れるために心血を注ぎ・・
数々の妙薬や、秘法を試したそうです。

精神を病んでいたとのこと。

死の恐怖は・・そこまで人を追い込むものなのでしょうか？

始皇帝は・・自らが殺した人たちに、死ななければ会うこともない。
仕返しされることもない。

と　考え・・

万が一死んでも、兵士に守らせようと、考えたのですね。

なんだか・・気持は分かるけれど、情けないな・・と。
それから・・かわいそうだな・・と。

それに振り回された人たちは・・迷惑な話だな・・と。

色々な気持が出てきました。

　
　　　　長くなるので、続きはまた。。