魂のしくみからの独り言✨

過去の経験からその{意味}を探し・・
スピリチュアルな世界を知った私の独り言。。

月・その2【約束】(創作)

2020-06-01 09:33:00 | 2020







地球を新しく成そう 

ある男神と女神の約束がありました。

地球を新しいエネルギーで満たす

それは創造主の意図だったのかもしれません。

女神は月の者

男神は別の星から

二人は地球に降り立ちました。


💠


けれど…

地球には様々な意図があり

既に様々な存在がありました。


地球の人々をコントロールして

金を採掘させる存在

機械化する存在

既に地球はそんな様々な存在達が、

雑多に暮らしていました。



二人は

約束を果たすべく地球で出会い

新しい創造の世界を成そうとしましたが、

争いに巻き込まれてしまいます、、


月の女神は、

地球のエネルギーを成すための宝を奪われ…

その身は封印されてしまいました。

男神は、女神を護ろうと戦いましたが、なす術もなく…

2人の約束は果たされませんでした。


女神は、男神との約束を護りたい

男神と引き離された悲しみの中で、

自らの涙の中に身を投じました。


涙に身を投じた…

封印は女神の涙。



宝は三つありました。


二つは奪われましたが、

一つは、女神の涙と共にありました。


地球は一つの宝を欠いたまま…

発展していきました。

女神の存在は消され、

その涙など忘れ去られて…。


💠


男神はずっと

封印された女神のそばで

女神を護り続けました。


その身を分断し、

女性性の怒りや涙を受け止めて

既にある存在達と戦い、

護り続けたのです。



女神は知るはずもありません。

涙の中にあったから、

男神と引き離された悲しみと

二つの宝を奪われた慟哭の中にあったから。

一つの宝だけをその胸に抱き、
涙の中にありました。


💠


長い長い年月が経ちました。

宝を奪った人々もいなくなり

女神の存在も

男神の傷も

忘れ去られ

二つの宝だけで発展した地球。


そんな事があったなんて、

もう、誰一人として

地球に住まう者達は知らない。


💠


長い長い年月が経ち、

それ程の年月を重ね…

人々は…

気づき始めたのです。


『何かおかしい』

と。

『自分達は何かが足りないのでは?』

と。


勿論、その理由等分かりません。

物質は豊になり、満たされたけれど…

深くに巣食う欠乏感

満たされない心

豊かなはずなのに…



それが何処から来るのか分からない。



💠



人々の、そんな、

深くにある自覚できない思いは、

ゆっくり地球を満たし…


ある時、女神の封印を揺らし始めました。

自ずと女神も揺れ始め…

女神を覆う自らの涙は

一緒に揺れ…

女神の閉じていた重たいまぶたが開き始めました。


💠


ずっとずっと

そばにいた男神。


そんな女神の変化に気付かないはずは無く…

すぐさま女神の封印を破りました。




男神は言いました。

『ずっと待っていた』


女神は…黙って…

男神の胸に顔を埋めました。



💠



女神が命をかけて護り通した宝は

女神の中にありました。


男神との再会は

女神の涙を消し、

そのハートを満たし…


しばらくすると…

一つの宝

が現れました。


男神は、

女神を護りながら、戦いながら、

奪われた二つの宝をその手に入れていました。


三つの宝が揃う事を信じて…

その日が来るのを信じていたから。


その身はボロボロでした、、

そんな男神の姿を見て

女神はまた泣きました。


💠


三つの宝が揃い


二人の約束が果たされる時が来た…


二人は静かに、

三つの宝を地球に成しました。


遥か昔に交わした約束。


その約束がやっと…。



二人は、

自らの歓喜を胸に秘め、

見つめていました。


地球と、

素晴らしい未来を。