魂のしくみからの独り言✨

過去の経験からその{意味}を探し・・
スピリチュアルな世界を知った私の独り言。。

伝えるべき「記憶」

2009-07-31 17:25:37 | 講演
今の時期は 終戦記念日の前、ということもあり・・
某国営放送局では、戦争に関する番組が増えます。

今年も 八月に入ると 連日放送されるらしく・・
(再放送も含まれるのかな??)
多分、見ると思います。

昨年もここで、番組の感想・・を書きました。

今日も 早速、放送されていました。

このての番組は・・見るのが辛く、悲しくなるのに・・
なぜか、どうしても見てしまうのです。

ドキュメンタリーが好きなのもありますが、祖父を戦争で亡くし・・
戦争を割と近くで感じてきたからかもしれません。

「戦争は、人が人でなくなる」

今回も 戦争体験を話すのは・・高齢者。
当時、14~17歳の中学生。

「鉄血勤皇隊」(テッケツキンノウタイ)

ご存知ですか?

いかにも な ネーミングの・・この隊は・・

昭和20年8月15日の終戦までの・・終戦間近の沖縄で徴兵された少年で編成された隊 のこと。

徴兵された少年達は・・現地、沖縄の中学生。
900名。

当時の日本では「徴兵は17歳以上」という決まりがあったそうです。

敗戦色が濃くなる中、日本軍は、沖縄での地上戦で、その禁を破り、
14歳から17歳までの学生(男子)を 沖縄で徴兵し、戦場へと向かわせたのだそうです。

戦後、この事実を隠し続け・・
公表したのは、終戦後11年経過した昭和31年。

つくずく・・

戦争は、非常識を常識にしてしまう・・恐ろしいものだと思います。

昨年も 沖縄戦に関する番組の感想を、書きました。
確か、医療行為を行った女子学生の番組でした。

今年は、男子学生の徴兵の話。

どちらも、沖縄での地上戦の実話。

両者に通じているな、と感じたのは、
「日本軍の身勝手さ」です。

現地に詳しいから・・と 道案内をさせたり
水や食料の調達をさせたり・・

日本軍が使用する為に・・現地の人が潜んで(隠れて)いる壕から・・追い出しし・・
その役回りを「現地の人間だから」という理由で学生にさせる。

その役回りをさせられた人物は、今でも「良心の呵責」に苦しんでいる様子でした。

まるで「ぱしり」のように、都合良く使われ・・
最後は無責任に放り出す。

そんな 身勝手さに憤りを覚えました。

この日本の中で、唯一の地上戦を経験した土地である「沖縄」は・・
私たち日本人が忘れてはならない「記憶」を持っています。

そして・・

伝えていかねばならない「記憶」を刻んでいます。

高齢者の話を聞きながら・・その事実を感じました。

私達は知らねばなりません。
そして・・伝えなければならない。

知った者は 伝えなくてはいけません。

戦争は・・

人を狂わせるのです。

        続きはまた。。