mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

上海旅行~①豫園

2010-10-10 11:39:13 | 旅行

ホテルに着いてすぐに広島時代に親しくしていた広大の中国人留学生のLさんに連絡をとりました。
彼女は卒業後帰国し、上海の大学で教鞭をとっていると聞いていました。
携帯をコールしましたが、返ってくるメッセージが速くて聞き取れません。
念の為に、自宅に電話してみました。

繋がりました! でも、男性の声です。
「ああ、Cさん(Lさんのご主人)ですか? 秋吉です。」
Cさんは私たちを覚えていて下さいました。
CさんとはM町の市民プール(Cさんは娘、私たちは孫連れで)や、宮島の花火大会でお遇いして何度かお話をしたことがありました。

Lさんは現在日本のS大学に交換教授として出向いており、帰国は今年の12月になるとのことでした。

Cさんが折角ですからお会いして食事でもしましょうと、誘って下さったので夕方の5時半に豫園の入口でお会いする約束をしました。


夫の知識では豫園は豪商の庭園だとのことで、すぐに見つかるものと思っていました。
しかし、地図を片手に探しましたが、なかなか見つかりません。
「確かにこの辺のはずなのだ!」と、色んな人に尋ねましたが、答えは皆、「あっち!」です。

同じような建物が立ち並び、酷い人混みです!
心身ともに疲れ果ててしまいました。

【豫園に辿り着くまでの軌跡】
ここから出発
地図ではこの辺にあるはずだと、すぐにでも見つかる気配です。

大きな薬店
この一帯はこのように同じような建物ばかりです。
日本でいうと、浅草のような所だと後でCさんに聞きました。

豫園デパート
この前を何度行きつ戻りつしたことでしょう!
一人のおじさんはこのデパートを豫園だと教えてくれました。

中国服のお婆さん
人混みの中に車いすに乗ったお婆さんを見つけました。
「何をしてるのかな?」「お連れはどうしたのかな?」
話しかけたかったのですが、何せ先を急ぐ身ですので気になりながら失礼しました。

土産物屋台?
建物の間の通路にこの様な小さな売店?を見つけました。
中国では路上にでも布を広げて1種類だけの小商いをしている人が大勢います。

土産物店街
少し外れた所に、土産物店が軒を並べていました。
この地方では安い中国服を売っている店がとても多いです。
私も可愛い中国服を買いましたよ!

 

やっと辿り着きました。  時間は5時少し前になっていました。

発券時間は5時まで、開放時間は5時半までとなっています。
大急ぎで見学です。

詳しい案内は豫園をご覧下さいね。


先ずは無事入園記念に写真を1枚撮りました。

 
日本語のガイドの声が聞こえてきました。(右端が中国人ガイドさん)
あっ、日本人が居るんだ!と、懐かしく近づいてみました。
彼(中国人)の話によると、横浜の中華料理店関係のツアーだそうです。

一通り見て回った所で閉園時間になりました。

最後に私も記念に1枚

いよいよCさんとの再会です。

 

 

 


上海旅行~①地下鉄&ホテル周辺

2010-10-09 20:00:55 | 旅行

初めての上海です。

飛行機は上海に降り立ちましたが、すぐに地下鉄に乗りホテルへ直行します。
上海空港ってどんな?外に出ないので分かりません。

その後の移動も全て地下鉄でしたから、車窓から上海の街並みを味わう事はできませんでした。

 【地下鉄】
 
駅にはこのような切符自動販売機がありましたが、お札は汚いものは通りません。
中国で出回っているお札は殆ど皺しわなので、コインを準備しておく必要があります。
切符はプラスチック製で、絵柄は色々あります。

 
やはり、ここでも厳重な手荷物チェックがあります。

  
駅は殆どが二重扉ですが、中にはまだ二重になっていない駅もみうけられました。
車内はとても広くて綺麗!

  
空港から2号線に乗り、途中で8号線に乗り換えてホテルに到着です。
私たちの部屋は616号室。 6階から眺めると付近はとても緑が多く見られました。
部屋の様子はいつもとあまり変わりませんが、部屋が二部屋続きでした。
いつもよりは少々高めだなと思っていたのです。・・・国慶節休暇の時期なの空き部屋も少ないのでしかないでしょう。

お昼を回っていましたので、荷物を置いて食事がてら周辺の観光に出かけました。
この辺は旧日本租界だったらしです。
 

自転車やバイクに乗っている人が多く、路上駐車もこんな状態です。

 
近くには大きなレストランはなさそうです。 
仕方なく、取りあえずこの「天香斉食府」に入りました。

左はワンタンのスープ? 岩海苔のようなものが食感が良く美味しかったです。
右は茄子と挽肉のようなものを甘辛く炒めたものをご飯の上にかけてあります。
いつも、料理の名前を控えておこうと思うのですが、いつも、忘れてしまいます。

店構えにしてはまあまあのお味で、しかも二品で12元(150円位)です。
いつも思うのです。もう少し器や盛り付けを考えると、もっとおいしく感じるのでしょうが・・・。


少し大きな通りに出ました。

路地にはこの様に看板が掲げられてあります。
日本でいう、「~横町」とでも言うのでしょうか?

魯迅旧居
魯迅は日本にも所縁のある人物です。
近くに亡くなるまで住んでいた住居があるらしいと探しました。


昔ながらの街並みのまま残っていて皆同じように見え、なかなか見つかりません。


見つけました! 「私たちで平安な住宅街を作りましょう!(意訳)」と言う赤い横断幕に目を取られて下の看板に気付かないところでした。

 
魯迅はこの奥にある4階建ての住居で亡くなりました。
部屋は亡くなった時の儘に残されています。
時計まで亡くなった時間で止まっています。
因みに息子さんは80歳代で北京でご健在だと伺いました。

日本語のできる男性が案内をして下さり、詳しく説明を伺うことが出来ました。
最後に「私の日本語はどうだったでしょうか?」と、尋ねられるので「とてもお上手でよく分かりました。」
「何処で日本語を学ばれましたか?」と、お聞きすると、「独学です。私は方言に興味がありますので、何か一つ教えて下さい。」と言われました。

「よか!」は「良いね」。「よかよ!」は「構いませんよ」と、教えてあげました。
そして、京都弁「おこしやす!」や、大阪弁を少々交えながら楽しい立ち話になりました。
中国人は本当に熱心に勉強される方が多いのです。


この辺りの住居は皆このような「小区」になっていて入口には扉がついています。
玄関先には鉢植えなどが置かれていて昔の日本の長屋のようです。


この辺りの洗濯物の干し方です。
今迄どこでも見られなかった光景です。
多分、ヨーロッパのアパートでこのような干し方をしていたような気がしますが。




【おまけの話】
路上でこの様に“上海蟹”が売られていました。
恥ずかしながら私は今まで上海蟹なるものを食べたことがなかったので、もっと大きな高級そうなカニだと思っていました。

夫は少々知識があって、上海蟹は川蟹なので小振りなのだと説明してくれました。
最近、上海蟹は穫れなくなって値段も高騰気味と聞きました。
この蟹はいくらくらいだったのでしょう!? 聞いて見ればよかった!

 

 

 

次は「豫園」に行きます。

 

 



 

 


初めての経験~「成済まし詐欺」

2010-10-08 19:48:47 | Weblog

昨夜、旅行から帰宅してメールチェックをすると、ある友人からの英文のメールがありました。

タイトルは「Please help me very soon」となっています。

彼はとても英語が堪能なので、どういう事!?と、慌てて読み始めました。

拙い英語力にも、彼が大変な事態に陥っていることが理解できました。


ある国を旅行中に金品を全て奪われてしまった。
大使館に説明をしたがどうにもならない。
私を助けるためにある銀行のシステムを使って米ドルで2000ドル送ってほしい。



今から考えると、不自然なことが多いのですが、「彼を何とか助けなければ!」との思いが大きく働き、どうしたらよいのかオロオロするばかりでした。
しかし、何かせねば・・・送られてきたメールにローマ字で返信を書いたり、万が一にもと、彼のPCにメールを送ってみたりしました。

ともあれ、夜も遅いので明日の朝のことにしようと、夫と相談し眠りにつきました。



早朝、何気なく彼のブログを開きました。

ブログは更新されていて、「私の名をかたる詐欺メールが多数送られています。
は無事ここ○○○にいます。XXXなんかに行っていません。
詐欺メールを受け取った方々、無視してください。お騒がせいたしました。

とのメッセージがあり、危うく行動を起こすことを免れほっとしました。




日本では、「オレオレ詐欺」などと言うものが頻発していましたが、「落ち着いて考えれば絶対にひっかからないわよね!」と、夫と話したものです。

今回、この経験を通して人間って、事が起こると意外に脆いものだと分かりました。

彼のブログにメッセージがなかったら、私たちはバタバタと大騒ぎをしていたところでした。


皆さんも「オレオレ詐欺」や、「成済まし詐欺」等に引っかからないように十分ご注意下さいね。

 

 


無事、帰宅しました!

2010-10-08 00:38:14 | Weblog

日本はもう8日になってしまいましたが、こちらは23:40です。

大変疲れましたが、元気に戻ってくることが出来ました。

 

メールをチェックすると、ちょっと心配なメールが入っていたり

疲れが癒されるメールだったり・・・


ゆっくり考えて返信しなければならないものは明日にして、取りあえず

は返信完了致しました!


あれっ、帰ったらバタンキューだと思っていたら、意外と元気です

旅行記はぼつぼつ書いていきますのでお待ちくださいね。


では、・・・・な・さ・い・


上海旅行~下準備

2010-10-02 12:08:56 | 旅行

いよいよ明日から「上海旅行」です。

疲れ果てて帰ってくることを予想して、宿題と予習、綜合の聴写テストの準備も済ませました。

いつもは全て夫任せで、帰ってから「ああだった。こうだった。」と、物足りなさを感じていましたので、今回は自分でも下調べをすることにしました。
既に「上海万博」に行って来た、大連の朋友の話も聞き、アドバイスも貰いました。

今迄の旅行の移動は全てタクシーでしたから、「できるだけ公共機関を利用しましょうね!」と、提案しました。

夫も車の移動だと渋滞が予想されるので、地下鉄を利用するのが良いだろうと、二人で地下鉄の研究を始めました。


先ずは「上海虹橋空港」からホテルまでの地下鉄駅を探さなくちゃ!
下記は上海の「地下鉄路線図」です。
かなり複雑! 乗り換えもあるようなので要注意です!
 
Shanghai Subway

何だか今からドキドキしています。
東京に行って、初めて一人で地下鉄を利用した時のことを思い出しました。
あの時の心細さは、まるで言葉の通じない国に来ているようでした。

中国人は何処に行っても初めは無愛想ですが、東京の人もかなり無愛想ですよね!

私はいざと言う時は夫頼みで気が楽なのですが、夫は責任重大!、横で地図と睨めっこをしています。


まぁ、後は上海に着いてから考えることにして・・・。(いい加減アバウト)

「老公&老婆の弥次喜多道中」を楽しむことにしましょう!



【注】老公 ラオゴン31=夫
   老婆 ラオポ3軽=妻


今日は国慶節、7連休の始まりです!

2010-10-01 10:03:02 | Weblog

今日は「国慶節」で、大学は7連休になります。

私たちは「初めは多いだろう!・・・。暑いから!・・・。」と、延ばし延ばしにしていた《上海万博》に行くことにしました。

目的は上海周辺の観光なのですが、2日分の前売り券を買ってしまっているので、冥途の土産にと(大袈裟な!)思い切って行くことにしたのです。


旅行の概略は下記の通りです。

   10/3(日)・・・青島空港9:50発→上海空港11:00着(市内観光)

   10/4(月)・・・杭州観光(バスツアーの予定)

   10/5(火)・・・蘇州観光(バスツアーの予定)

   10/6(水)・・・万博見物(友人Mさんのアドバイスで、早朝から並  
            び、閉館までねばってみるつもり。)

   10/7(木)・・・万博見物;上海空港18:30発→青島空港19:40着

 

私の身体には少し強行スケジュールかもと思いますが、体(足)が頑張ってくれることを祈りながら楽しんでこようと思います。


今日、明日は身辺の整理と、体力の温存に努めたいと思います。