mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

がっかり!

2012-06-11 23:38:35 | 日々の出来事

6月12日に右手を骨折して4週間が過ぎました。

診断は全治1か月半でしたが順調に回復し痛みもすっかりなくなっていますので、今日の診察時にギブスを取ってもらえるものと思っていました。

しかし、医師に「あなたの歳が40歳以下なら今日取るけど・・あなた歳は幾つ?」

「65歳ではだめだね!」と言われてしまいがっかり!

 

昨夜、記念写真も撮っておいたのです。

                       

ご覧頂けるように、1度も包帯を巻き替えて貰っていないので真っ白だった包帯は黒ずんでしまっています

日本の病院だったら包帯の交換はおろか、指も綺麗にアルコール綿で拭いてくれるでしょうに!

身軽になれるのは2週間後です。

 


今日は中国の病院の笑えない話をご紹介します

病院に着くと・・・

1;再診受付をし支払いをします(写真なし) 支払①


2;診察室に行き順番を待つ。 ここが問題です、看護婦さんも居なくて受け付けもないのです。
患者がカルテを持って医者に手渡します。  ご覧のように扉は開け放たれていて診察を受けて居る患者の後ろに並んで見ているのです。 守秘義務は全く果たされることはありません。


今日、私の診察時にも医師が何か質問する度に後ろの中国人が繰り返して聞いてくれます。
医師の中国語に癖があったので、日本人の私たちには聞き取りにくいと思われたのでしょう。
でも、私の診察に他の患者がワイワイ言っているのですからとても変な感じなのです。


3;医師の指示でレントゲンを撮りに行きますが、その前に料金を払い領収書を持って受付をします 支払②
此処にも受け付けは無く、技師に直接カルテを渡します


レントゲンを撮って現像が出来るまで小1時間待ちます
出来上がると技師が待合所にある机の上に無造作に置いて(放って)行きます。
写真は名前が分かり易いように私がきちんと並べたものです。


4;レントゲン写真を持って再び診察室に行き医師の診断を仰ぎます
この時も、何故か何度も年齢を尋ねられ、次の患者が私の前に来て「若い! 若い!」と言っているのです。
此処でも患者全員参加型の診察を体験します(私が中国人だったら何も言わないのかもしれませんが・・)


5;医師の書いてくれた処方箋を持って会計に行き薬代を支払います  支払③

 收款处shoukuanchu134(会計)


6;領収書を持って薬を受け取りに行きます

 中成药zhongchengyao124(漢方薬)

 

笑えないと言うより笑ってしまうでしょう


雲南旅行⑰~麗江;獅子山万古楼

2012-06-11 06:50:01 | 旅行

旅行6日目も快晴です
今日は古城内を散策しながら獅子山に登り、万古楼wangulou432を見物します。
その後,束河古鎮shuheguzhen4234に行き、飛行機(麗江発17:45)で成都に向かいます

  

もう8時だと言うのに古城はまだ眠っているようです

 

これより獅子山に登ります

       

    

登りの道すがらの風景です。 家々が夫々に風情があってとても素敵でした。
途中で道を尋ねたナシ族の女性は笑顔も明るくとても親切でした。

  

途中で出会った看板犬?の可愛いワンちゃん  招き猫さんと忠実に務めを果たしています

 

 

細い階段の道を必死で登ってきましたが、ベンチを見つけて小休止です
それにしても、こんな所で火事になったら大変だなぁと少々心配です

 

ここで一人15元の見物料金を払って入山します

 

「麗江古城獅子山展望台」から見た麗江古城方面の街並み

 

 

またまた急な階段を上り、山門を潜って遂に万古楼に到着です(疲れた!朝一の元気な時で良かった!)

 

  敷地内を掃き清めるナシ族のお婆さん


万古楼
は麗江県の獅子山山頂にある五層の楼閣で、22mの高さの16本の木の柱が各層を貫いている国の木造建築で最初の楼閣。

万古楼の屋根の隅の反り返った部分は併せて13箇所で玉龍雪山の13の峰を表す。楼閣には「披星戴月」など2300の吉祥図案が彫刻で施され、麗江に暮らす23の民族を象徴する。龍の彫刻の装飾は9999あり、楼閣の屋根のてっぺんの一つをあわせると「万龍万古之盛(一万の龍は永遠の繁栄)」になり縁起が良い。また楼閣の高さは33mで、これは33万人の麗江の住民の数を表している。万古楼の上からは麗江壩全体が一望でき、北には玉龍雪山の13の峰が連なり、東には麗江古城とまるで故宮の建築群のような木府が見渡せる。この景色は壮観。

 

万古楼の入り口では狛犬が各地からの旅行者を迎える。 
ここまで来るのがやっとだった私は、一人で登って行った夫の帰りを下で待っていた。 入口の階段の周りに紫陽花が綺麗に咲いていて、中に入って行く観光客が口々に綺麗だと言って写真を撮っていた。 話を聞いていると、日本riben43と言う言葉が盛んに出て来る。 気になったので帰ってから調べてみると、「紫陽花はガクアジサイから日本で改良された品種・・」だそうだ。 

紫陽花は大好きな花なのに知らなかったなぁ!

    

入口にあった仏像?  由来は分かりませんんが可愛いのでアップしてみました

 

コレクション

 

        

万古楼の敷地内にはこの様に色んな形にデザインされた石があちこちに敷いてありました
とても綺麗だったのでコレクションしてみました(興味のある方は拡大してご覧下さいね)


下りの道すがら・・・

     

下りは束河古鎮に行くバスに乗るために七星街方面に歩きます。
途中綺麗な東家があったり、心地よい鳥のさえずりが聴こえて来たり・・・気持ちよく歩いていると
何と木の枝に沢山の鳥かごが! 途端に鳥の声がうるさく感じてきました。
中国ってこんな演出をするのですよね・・・私的には逆効果に思えるのです。

 七星街方面の街並
古城方面とは趣が全く違います

 
     

麓の住宅街に入るとまた狭くて急な坂道を歩くことになりました。 
しかし、民族衣装姿の人に出会ったり、ナシ族の色んな住居(「浪費一生langfeiyisheng4441」と言う言葉を掲げた家に興味を惹かれました。 この家の住人の思いはどういうものなのでしょう?! 中国語のランフェイには無駄使いをする、浪費するの他に贅沢をすると言う意味があります・・深いなぁ! )を見ながら歩いているとあっという間に七星街に到着です。

 

       

道路の端には沢山の食堂が並んで居て開店の準備中?でした。 凄いでしょう?小さなお店ではこの様に店の入り口や道路の上で準備をするのです。 こういう風景を見てしまうと、チョット・・・。

     

車も多かったですが自転車もかなり走っています。 左端は自転車屋さんです。

 

      

どうしたのかな? 何かを訴えているような眼差しが気になりました。 元気で居てね!

 

 

おまけの話

  

左は万古楼内にあったトイレです。 扉も何もありません、通称「ニンハオトイレ」と言います。
こんなトイレででも用を足すことが出来ないと、中国の地方は旅することは困難です!

右はバスの座席です。 ちょっと変でしょう?初めてこんなバスを見ました。 前の方だけこんな風になっているのです。
本当は前に座ったおばさんが面白くて・・・盗撮してみました(お許しを!)

 

 

次は束河古鎮見物です