mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

雲南旅行⑪~大理;崇聖寺三塔

2012-06-05 19:04:32 | 旅行

 今日泊まるホテル「城南酒店」で小休止し、「崇聖寺三塔」の見物に出かける。 距離は大したことはないが歩くのは大変だろうと、ホテル近くの三日月門の周りにたむろしている3輪タクシーの人のよさそうな運転手に声をかけ値段を聞くと5元(60円強)と言うので乗ることにする。 都会の観光地の3輪タクシーには絶対に乗らないようにしていたので今回が初体験である。 乗り心地は?・・・少々怖い!しかし、私の目には狂いはなくちゃんと入場券売り場まで乗り付けて説明をしてくれる。 5元では申し訳なくチップを上げたくなった。

 

大理崇聖寺は唐の開元年間(公元 713年至 741年) に築された中国雲南大理三塔の隣にある雄大壮麗な寺院でした。《南詔野史》、《自古通記》などの史籍によれば、中国雲南大理崇聖寺は寺基の長さと広さとも7KMで、聖僧李成眉賢者が大量の金銀、人工を費やして保和十年から天啓元年(公元 834至 840年)6年かけて創建し、後、歴代に改築、建て直しを重ねて、明代には中国雲南では最大な仏教寺院となっていました

    

 入場料は一人121元と少々高めだが三塔見物料も含んでいるのかも?
案内図を拡大して見るとお判り頂けると思うがとても縦長で広大な敷地の中に沢山の建物が建っている。

切符売り場近くに園内遊覧バスがあったので利用して一気に大雄宝殿まで上ることにする(一人往復25元)

バスは大雄宝殿の下のこの広場で殆どの人が下りたが、上まで行くと言うので私たちは上まで乗って行った。

 

 

大雄宝殿は幅が51.7M、高さが26Mで、中国寺院中最大として知られている。
右は御本尊の釈迦像

    大雄殿の上の方にも建物があり、一番上には「海望楼」があるので夫は一人で登って行ったが、私は体力温存の為に下で待つことにする。 

大雄宝殿の前は線香を立ててお参りする人が絶えない。
此処には絵馬ではなく赤や黄色のリボンに願い事を書いて結んでいる。 時間があるので少し見てみるとやはり家内安全や健康に付いての願い事が多いようだ。

 

 

 海望楼

海望楼から観た景色。 洱海erhai33(湖なのだが)まで望むことが出来る

 

阿嵯耶观音阁 の前には九竜浴太子の伝説を題材として造られた九龙浴佛と言う噴水がある
中にはとても大きな観音像が安置されている

(此処までは夫が撮ってきた望海楼から大雄宝殿までの写真)

 

下りてきた夫とバスに乗らずに徒歩で見物をしながら帰る

 

観音殿と安置されている千手観音像

 

弥勒殿と大きな弥勒像

 

     

他にもこの何倍もの仏像がありましたが割愛します

  

ここに来る前には、唐末期の古い建物を観られると期待が大きかったが、建物は色鮮やかに彩色され仏像も皆金ぴかであったのには少し興醒めしたが、所々に歴史を感じられるものを見つけてホッとする

  

刻んだ文字が風雨に晒されて読めなくなっている。 右は古い物ではなさそうだが大きな石に刻まれた般若心経

     

私の大好きな古木と古い塀、石の欄干

 

三塔

大理三塔中央の主塔は叉千尋塔ともいい、西安の小雁塔に似た唐代の建築風の建築です。中国雲南大理千尋塔は三層に分かれ、 高さ69.13M、16重の四方形塔です。中国雲南大理三塔一層は長さ33.5Mの四方型の塔基で、石欄干に取り囲まれています。 欄干や四つの石柱には精緻な獅子を彫刻されており、中国雲南大理三塔上層は長さ21Mの四方型、東面には大理石の壁には雄奇な書道“ 永鎮山川”が書いてあります。その書道は黔園公沐世階に書かれたものです。

                

 

 

おまけに ・・・

外にはお土産屋さんがずらりとならんでいる。 看板犬?の可愛いワンちゃんもひまそう! 買ってあげられなくてごめんね。
夫は記念に書道で使う墨汁入れにすると、大理石の小器を(25元と言うのを10元で)買いました

 

昨日書き忘れましたが、夕飯を食べ終えゆっくりお湯に浸かろうと、急いでホテルに帰ると断水でお湯が出ません!
フロントにかけあってお風呂に入れたのは8時半のことでした・・・しかし、極楽!極楽!