『大人の男のスーツ図鑑 』
スーツ向上委員会 (著)

二見書房 (発行)
A5判、ソフトカバー、136ページ
2006/08/11 発行
ISBN-13 978-4-576-06110-8
NDC分類: 589.21
定価 :1,470円(税込み)
内容(「BOOK」データベースより)
陸裕千景子をはじめ、スーツ好き執筆陣による渾身のオール描き下ろし&スーツを構成する各パーツや不可欠なアイテム類が豊富なイラストでまるわかり。
内容(下記出版社の紹介ページより)
ナイススーツを発見したら とりあえず観察。
明日からのスーツ(ウォッチング)ライフが 100倍 楽しくなる!
目次 p.02
カラー口絵コレクション p.03
世界の3大スーツ p.10
第1章 ビジネス p.13
column01「なぜ人はスーツを愛するのか」 p.14
スーツ・ジャケット p.15
ピンナップ p.24
ズボン p.25
ピンナップ p.30
ワイシャツ p.31
ピンナップ p.36
セーター・ベスト・ベスト p.37
ピンナップ p.42
(中略)
ブレザー p.65
スーツの柄 p.66
妄想カタログ 癒し編 p.67
第2章 フォーマル p.69
column02「フォーマルスーツの魅力」 p.70
フォーマルスーツ p.71
ディレクターズスーツ p.72
モーニングコート p.74
(中略)
フロックコート p.80
小物類 p.81
ピンナップ p.85
妄想カタログ 情熱編 p.86
第3章 紳士の社交服 p.89
column03「スーツのダンディズム」 p.90
19世紀・英国スタイル p.91
ピンナップ p.96
明治・大正・昭和初期 p.97
王室御用達 p.101
ピンナップ p.104
第4章 マニアック
スペシャル座談会「ノーネクタイに異議あり!」 p.106
スペシャルコラム p.112
イラストコラム p.116
特別アンケート企画「みんなのスーツ・意識調査」 p.120
魂をくすぐる作品紹介 p.126
お役立ち☆スーツ図解 p.130
用語集 p.134
参考文献・奥付け p.136
萌え本分類:図鑑型。
ナビゲーター:なし。
カバー表紙:タイトルは縦書き。タイトルの字色は白で一部が黄色。腰掛ける背広男子のイラストを背景に白抜きのタイトルを配する。
中表紙:カバーイラストの色調反転に、サイズ違いのタイトルロゴを配する。
折込ポスター:なし。
本文:横書き、二段組みが基本。イラスト解説などでは三段組みの部分も多い。
構成・設定: 巻頭8ページはフルカラー。以後70ページまでは紫を入れた三色印刷で、以後巻末まではモノクロ。章扉は白抜きタイトルと章目次。1~3章はスーツ事態および付属品の分類とスタイル解説で項目毎に1~6頁を当て、基本は頁ごとにアイテム(パーツ)を図解する。各ページは縦二段組みの外側に男子の全身イラスト、内側にタイトル、線画のパーツイラストと解説文という構成が一般的で、小パーツや小物の解説は縦三・横四段組みのイラストにコメントがつく形式も多い。各章の区切りには頁大のピンナップイラストが附属する。実写写真は使用されずすべてがイラスト図解である。 第4章はスーツに関する評論、イラスト付きのコラム、アンケート分析、座談会、書籍紹介、用語集などよりなるデータ集。作品紹介では「素敵スーツが登場する」漫画、小説、アニメ、ドラマ・映画各4作品をレビュー。巻末には「パーツ用語」のスーツ図解と、五十音順の項目用語集が附属する。
評価:
萌え絵度: イラストレーターについてのまとまった記載は本書内にはなく、カバー折り返し部に記載されている。カバーイラストは腐女子向けイラストレーターの陸裕千景子さんが担当。イラストコラムを除くと本文イラスト担当は2名だけなので、絵柄の統一感はよい。萌え度についてはBL的な要素は皆無なので部外者でもとっつき易いのだが萌えの水準は正直よくわかりません。
テーマ萌え度: スーツ萌えの婦女子本、と甘く見ると見当はずれ。カジュアル・フォーマルな各種のスーツおよび付属品の詳解、明治以降の日本の洋装についての歴史的総説など、前半の図解部分は相当本気度の高いウェア解説書である。後半のスーツ薀蓄も図解部分とあわせると一定の熱度が感じられ好ましく見えてくるから不思議。婦女子向けとはいえけっこう良質な「萌え書籍」といえよう。男子たるもの、本書に記載されているくらいの教養知識は身につけておきたいものだなあと感じ入った。
萌え本的意義: 二見書房発行の萌え本としてはおそらく初。続刊には『戦う男の軍服図鑑 』(11/07)、『平安美男子名鑑 』(12/02)の2冊がある。
類書としては『オトコの手袋 』(一迅社刊、12/12)があげられる。男子の服装関連ではフィールドワイ刊行の『働く男の制服図鑑 』(03/12)、『闘う男の制服図鑑 』(04/18)の2冊。これらの合本増補版『男の制服図鑑 完全版 』(エンターブレイン刊、07/05)などがあるが、「スーツ」に的を絞った類書はあまり見当たらない。
総合萌え度 :★★★★☆
紹介ブログ記事:
CQコミックスタジオ 2008年06月19日づけ記事、
大人の男のスーツ図鑑
「 スーツだけでなくコート、ネクタイ、靴、メガネなど小物に至るまでひと通り、細かく解説している。スーツなんて皆同じように見える人には、こと細かに違いがあることを知識として教えてくれます。写真がないので生地の質感までみたい人には向きませんが、イラストは多くよほどリアルな絵柄でなければ漫画の資料になるでしょう。 」
見開き12頁分の内容見本、詳細目次あり。
二見書房 の紹介ページ:
8月10日に発行。
各章ごとの内容紹介文を掲載。
Amazon.co.jp の紹介頁
honto(旧bk1) の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁
紀伊国屋書店 の紹介頁
付記:
Amazonの発売日は08月11日、公式サイト上の発売日は同月10日。 その他の書店サイト上では09月との記載が多い。
スーツ向上委員会 (著)


二見書房 (発行)
A5判、ソフトカバー、136ページ
2006/08/11 発行
ISBN-13 978-4-576-06110-8
NDC分類: 589.21
定価 :1,470円(税込み)
内容(「BOOK」データベースより)
陸裕千景子をはじめ、スーツ好き執筆陣による渾身のオール描き下ろし&スーツを構成する各パーツや不可欠なアイテム類が豊富なイラストでまるわかり。
内容(下記出版社の紹介ページより)
ナイススーツを発見したら とりあえず観察。
明日からのスーツ(ウォッチング)ライフが 100倍 楽しくなる!
目次 p.02
カラー口絵コレクション p.03
世界の3大スーツ p.10
第1章 ビジネス p.13
column01「なぜ人はスーツを愛するのか」 p.14
スーツ・ジャケット p.15
ピンナップ p.24
ズボン p.25
ピンナップ p.30
ワイシャツ p.31
ピンナップ p.36
セーター・ベスト・ベスト p.37
ピンナップ p.42
(中略)
ブレザー p.65
スーツの柄 p.66
妄想カタログ 癒し編 p.67
第2章 フォーマル p.69
column02「フォーマルスーツの魅力」 p.70
フォーマルスーツ p.71
ディレクターズスーツ p.72
モーニングコート p.74
(中略)
フロックコート p.80
小物類 p.81
ピンナップ p.85
妄想カタログ 情熱編 p.86
第3章 紳士の社交服 p.89
column03「スーツのダンディズム」 p.90
19世紀・英国スタイル p.91
ピンナップ p.96
明治・大正・昭和初期 p.97
王室御用達 p.101
ピンナップ p.104
第4章 マニアック
スペシャル座談会「ノーネクタイに異議あり!」 p.106
スペシャルコラム p.112
イラストコラム p.116
特別アンケート企画「みんなのスーツ・意識調査」 p.120
魂をくすぐる作品紹介 p.126
お役立ち☆スーツ図解 p.130
用語集 p.134
参考文献・奥付け p.136
萌え本分類:図鑑型。
ナビゲーター:なし。
カバー表紙:タイトルは縦書き。タイトルの字色は白で一部が黄色。腰掛ける背広男子のイラストを背景に白抜きのタイトルを配する。
中表紙:カバーイラストの色調反転に、サイズ違いのタイトルロゴを配する。
折込ポスター:なし。
本文:横書き、二段組みが基本。イラスト解説などでは三段組みの部分も多い。
構成・設定: 巻頭8ページはフルカラー。以後70ページまでは紫を入れた三色印刷で、以後巻末まではモノクロ。章扉は白抜きタイトルと章目次。1~3章はスーツ事態および付属品の分類とスタイル解説で項目毎に1~6頁を当て、基本は頁ごとにアイテム(パーツ)を図解する。各ページは縦二段組みの外側に男子の全身イラスト、内側にタイトル、線画のパーツイラストと解説文という構成が一般的で、小パーツや小物の解説は縦三・横四段組みのイラストにコメントがつく形式も多い。各章の区切りには頁大のピンナップイラストが附属する。実写写真は使用されずすべてがイラスト図解である。 第4章はスーツに関する評論、イラスト付きのコラム、アンケート分析、座談会、書籍紹介、用語集などよりなるデータ集。作品紹介では「素敵スーツが登場する」漫画、小説、アニメ、ドラマ・映画各4作品をレビュー。巻末には「パーツ用語」のスーツ図解と、五十音順の項目用語集が附属する。
評価:
萌え絵度: イラストレーターについてのまとまった記載は本書内にはなく、カバー折り返し部に記載されている。カバーイラストは腐女子向けイラストレーターの陸裕千景子さんが担当。イラストコラムを除くと本文イラスト担当は2名だけなので、絵柄の統一感はよい。萌え度についてはBL的な要素は皆無なので部外者でもとっつき易いのだが萌えの水準は正直よくわかりません。
テーマ萌え度: スーツ萌えの婦女子本、と甘く見ると見当はずれ。カジュアル・フォーマルな各種のスーツおよび付属品の詳解、明治以降の日本の洋装についての歴史的総説など、前半の図解部分は相当本気度の高いウェア解説書である。後半のスーツ薀蓄も図解部分とあわせると一定の熱度が感じられ好ましく見えてくるから不思議。婦女子向けとはいえけっこう良質な「萌え書籍」といえよう。男子たるもの、本書に記載されているくらいの教養知識は身につけておきたいものだなあと感じ入った。
萌え本的意義: 二見書房発行の萌え本としてはおそらく初。続刊には『戦う男の軍服図鑑 』(11/07)、『平安美男子名鑑 』(12/02)の2冊がある。
類書としては『オトコの手袋 』(一迅社刊、12/12)があげられる。男子の服装関連ではフィールドワイ刊行の『働く男の制服図鑑 』(03/12)、『闘う男の制服図鑑 』(04/18)の2冊。これらの合本増補版『男の制服図鑑 完全版 』(エンターブレイン刊、07/05)などがあるが、「スーツ」に的を絞った類書はあまり見当たらない。
総合萌え度 :★★★★☆
紹介ブログ記事:
CQコミックスタジオ 2008年06月19日づけ記事、
大人の男のスーツ図鑑
「 スーツだけでなくコート、ネクタイ、靴、メガネなど小物に至るまでひと通り、細かく解説している。スーツなんて皆同じように見える人には、こと細かに違いがあることを知識として教えてくれます。写真がないので生地の質感までみたい人には向きませんが、イラストは多くよほどリアルな絵柄でなければ漫画の資料になるでしょう。 」
見開き12頁分の内容見本、詳細目次あり。
二見書房 の紹介ページ:
8月10日に発行。
各章ごとの内容紹介文を掲載。
Amazon.co.jp の紹介頁
honto(旧bk1) の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁
紀伊国屋書店 の紹介頁
付記:
Amazonの発売日は08月11日、公式サイト上の発売日は同月10日。 その他の書店サイト上では09月との記載が多い。