『戦う!和風武器(イラストポーズ集) 』
両角 潤香 (著), みずな ともみ (著), 早瀬 重希 (監修)

マール社 (発行)
B5判、ソフトカバー、160ページ
2010/12/20発行
ISBN-13 978-4-8373-0530-9
NDC分類: 726.5
定価 :1,575円(税込み)
内容(下記出版社の情報より)
「日本の武器を持ったキャラのかっこいい決めポーズが描きたい!でも、想像だけで武器や構えを描くのは難しい…」そんな人のために、日本の武器を持った決めポーズのイラストを200種類以上収録した作画資料集。アクション・コーディネーターによる監修で、武器の扱い方の基本をおさえ、キャラ1体でバッチリ決まるかっこいいポーズが実現しました。日本刀の抜き方・納め方、各武器のデータベース、時代劇風衣装を描くコツなど、創作に役立つ豆知識&コラムも満載。おまけのアタリ絵を活用して、あなたのオリジナルの絵柄で、颯爽と戦うキャラクターを描いてみよう。
はじめに p.02
本書の使い方、著作権・二次使用について p.03
目次 p.04
作品例 p.06
時代劇風の衣装を描いてみよう p.12
和服の仕組み p.13
第壱章 刀・二刀流 p.15
日本刀 p.16
(日本刀の解説/鞘付きの決めポーズ/抜刀/静かな構え/動きのある構え/斬る)
◆コラム◆武士は右利き? 左利き? P.47
◆コラム◆刀の使い方 p.52
二刀流 p.54
(静かな構え/動きのある構え/斬る)
◆コラム◆武器に由来する言い回しPart1 p.64
第弐章 槍 p.65
(槍の解説/静かな構え/動きのある構え/決めポーズ)
◆コラム◆武器に由来する言い回しPart2 p.82
第三章 なぎなた p.83
(なぎなたの解説/静かな構え/動きのある構え/決めポーズ)
◆コラム◆世界の武器いろいろ p.98
第四章 手裏剣・クナイ p.99
(手裏剣・クナイの解説/手裏剣のポーズ/クナイのポーズ)
◆コラム◆忍者って何者? P.116
第五章 弓・鎖鎌・その他 p.117
(弓の解説/弓のポーズ/鎖鎌の解説/鎖鎌のポーズ)
◆コラム◆馬はどんな風に活躍したの? P.130
その他 p.132
(トンファ/銃と刀/鉄扇/かんざし/おふだ/錫杖/槌/仕込み刀/おおぬさ)
◆コラム◆まだまだある和風武器 p.144
第六章 群像 p145
おわりに p.158
執筆陣紹介 p.159
主要参考文献、奥付 p.160
萌え本分類:解説書型。(公式サイト上では、漫画技法書)
ナビゲーター:なし。
カバー表紙:タイトルは縦書き。タイトルの字色は赤縁付き黒及び赤~黒のグラデュエーション。無地和紙風の背景に、日本刀を構える和風装束の少女イラスト。
中表紙:表紙と同柄のタイトルと、カバーとは別の抜刀少女のイラスト。
折込ポスター:なし。
本文:縦書きの一段組みが基本。イラストポーズに合わせて縦・横書きや段組みには随時の変更が見られる。
構成・設定: 巻頭から14頁まではフルカラー、以後の本文はモノクロ印刷。各章は2~4頁の基礎解説から始まり、武器各部の名称や持ち方の図解、「ポイントをおさえた描き方」などを配した後、頁ごとに2ポーズのキャラクターイラストとそれぞれのアタリ図(下書き用のポーズ線画)が短い解説と共に並ぶ。コラムの部分も図解方式の分量が多い。第6章の「群像」は、見開き2頁を単位として左側にモノクロイラスト、右側には「ワンポイント解説」として解説付きのイラスト絵を載せている。
巻末の「執筆陣紹介」には、公式サイトへのリンク付き。
評価:
萌え絵度: イラスト担当の4名はいずれもプロとして活躍中。「萌え絵」というよりは「当世風の可愛いイラスト」と言ったほうがよいか。
テーマ萌え度:イラストを描くことに特化した入門書なので、萌え度自体はあまり高くない。
萌え本的意義: マール社発行の「萌え本」としては最初の一冊(漫画の描き方系書籍は何冊か発行されている)。
カバーのサブタイトル、「武器を持ったキャラのかっこいい決めポーズが描きたい!」の通り、「時代劇風のポーズを描く」時に参考になる初心者向けのイラストポーズ集。美術系の出版社らしく、描き方についての解説は的確と思われるが。実際に描く際にどれだけ役に立つかと言われるとよくわからない。監修の早瀬重希さんは「アクションチームRL'C」の設立者でマール社刊の「アクションポーズ」関連書籍数冊を監修しているので、アクションポーズや武具との関係は整合性がとれている。
総合萌え度 :★★★☆☆
紹介ブログ記事:
哀と欲望の日々。 2011年04月24日づけ、
戦う!和風武器イラストポーズ集。
http://magicalrabbit.moe-nifty.com/diary/2011/04/post-83fd.html
「 基本的に細かい動作と言うより武器を持った状態でのキメポーズ例になってくるので、和物漫画描きよりあたしみたいな似非和風ファンタジー好きのイラスト描き向きの資料です。
ことわり書きとして『本書は「イラストや漫画などの創作において、見栄えのするポーズ」をテーマとした資料集で、描く武器の正統な扱い方に沿うものではありません。』ともあるので、ちゃんとした歴史モノには向きません。
とは言っても、殺陣とか結局見栄え優先なわけだし、そういう意味では大抵のことには使って問題ない気もしますが。流派とかまで考慮した場合はきちんと追加調査しましょう、ということですな。 」
マール社の紹介ページ:
基礎データ以上の情報はなし。内容の見本が10頁ほど。
イラスト担当、両角潤香さんの公式サイト:
morozumix
http://morozumix.com/
>Works中に本書の言及あり。
イラスト担当、みずなともみさんの公式サイト:
OMOTORO ROOM
http://mizutomo.com/
Amazon.co.jp の紹介頁
オンライン書店bk1 の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁
紀伊国屋書店BOOK WEB の紹介頁
付記:
Amazon.co.jpでの発売日は、12月12日。こちらが実勢に近いか。
両角 潤香 (著), みずな ともみ (著), 早瀬 重希 (監修)

マール社 (発行)
B5判、ソフトカバー、160ページ
2010/12/20発行
ISBN-13 978-4-8373-0530-9
NDC分類: 726.5
定価 :1,575円(税込み)
内容(下記出版社の情報より)
「日本の武器を持ったキャラのかっこいい決めポーズが描きたい!でも、想像だけで武器や構えを描くのは難しい…」そんな人のために、日本の武器を持った決めポーズのイラストを200種類以上収録した作画資料集。アクション・コーディネーターによる監修で、武器の扱い方の基本をおさえ、キャラ1体でバッチリ決まるかっこいいポーズが実現しました。日本刀の抜き方・納め方、各武器のデータベース、時代劇風衣装を描くコツなど、創作に役立つ豆知識&コラムも満載。おまけのアタリ絵を活用して、あなたのオリジナルの絵柄で、颯爽と戦うキャラクターを描いてみよう。
はじめに p.02
本書の使い方、著作権・二次使用について p.03
目次 p.04
作品例 p.06
時代劇風の衣装を描いてみよう p.12
和服の仕組み p.13
第壱章 刀・二刀流 p.15
日本刀 p.16
(日本刀の解説/鞘付きの決めポーズ/抜刀/静かな構え/動きのある構え/斬る)
◆コラム◆武士は右利き? 左利き? P.47
◆コラム◆刀の使い方 p.52
二刀流 p.54
(静かな構え/動きのある構え/斬る)
◆コラム◆武器に由来する言い回しPart1 p.64
第弐章 槍 p.65
(槍の解説/静かな構え/動きのある構え/決めポーズ)
◆コラム◆武器に由来する言い回しPart2 p.82
第三章 なぎなた p.83
(なぎなたの解説/静かな構え/動きのある構え/決めポーズ)
◆コラム◆世界の武器いろいろ p.98
第四章 手裏剣・クナイ p.99
(手裏剣・クナイの解説/手裏剣のポーズ/クナイのポーズ)
◆コラム◆忍者って何者? P.116
第五章 弓・鎖鎌・その他 p.117
(弓の解説/弓のポーズ/鎖鎌の解説/鎖鎌のポーズ)
◆コラム◆馬はどんな風に活躍したの? P.130
その他 p.132
(トンファ/銃と刀/鉄扇/かんざし/おふだ/錫杖/槌/仕込み刀/おおぬさ)
◆コラム◆まだまだある和風武器 p.144
第六章 群像 p145
おわりに p.158
執筆陣紹介 p.159
主要参考文献、奥付 p.160
萌え本分類:解説書型。(公式サイト上では、漫画技法書)
ナビゲーター:なし。
カバー表紙:タイトルは縦書き。タイトルの字色は赤縁付き黒及び赤~黒のグラデュエーション。無地和紙風の背景に、日本刀を構える和風装束の少女イラスト。
中表紙:表紙と同柄のタイトルと、カバーとは別の抜刀少女のイラスト。
折込ポスター:なし。
本文:縦書きの一段組みが基本。イラストポーズに合わせて縦・横書きや段組みには随時の変更が見られる。
構成・設定: 巻頭から14頁まではフルカラー、以後の本文はモノクロ印刷。各章は2~4頁の基礎解説から始まり、武器各部の名称や持ち方の図解、「ポイントをおさえた描き方」などを配した後、頁ごとに2ポーズのキャラクターイラストとそれぞれのアタリ図(下書き用のポーズ線画)が短い解説と共に並ぶ。コラムの部分も図解方式の分量が多い。第6章の「群像」は、見開き2頁を単位として左側にモノクロイラスト、右側には「ワンポイント解説」として解説付きのイラスト絵を載せている。
巻末の「執筆陣紹介」には、公式サイトへのリンク付き。
評価:
萌え絵度: イラスト担当の4名はいずれもプロとして活躍中。「萌え絵」というよりは「当世風の可愛いイラスト」と言ったほうがよいか。
テーマ萌え度:イラストを描くことに特化した入門書なので、萌え度自体はあまり高くない。
萌え本的意義: マール社発行の「萌え本」としては最初の一冊(漫画の描き方系書籍は何冊か発行されている)。
カバーのサブタイトル、「武器を持ったキャラのかっこいい決めポーズが描きたい!」の通り、「時代劇風のポーズを描く」時に参考になる初心者向けのイラストポーズ集。美術系の出版社らしく、描き方についての解説は的確と思われるが。実際に描く際にどれだけ役に立つかと言われるとよくわからない。監修の早瀬重希さんは「アクションチームRL'C」の設立者でマール社刊の「アクションポーズ」関連書籍数冊を監修しているので、アクションポーズや武具との関係は整合性がとれている。
総合萌え度 :★★★☆☆
紹介ブログ記事:
哀と欲望の日々。 2011年04月24日づけ、
戦う!和風武器イラストポーズ集。
http://magicalrabbit.moe-nifty.com/diary/2011/04/post-83fd.html
「 基本的に細かい動作と言うより武器を持った状態でのキメポーズ例になってくるので、和物漫画描きよりあたしみたいな似非和風ファンタジー好きのイラスト描き向きの資料です。
ことわり書きとして『本書は「イラストや漫画などの創作において、見栄えのするポーズ」をテーマとした資料集で、描く武器の正統な扱い方に沿うものではありません。』ともあるので、ちゃんとした歴史モノには向きません。
とは言っても、殺陣とか結局見栄え優先なわけだし、そういう意味では大抵のことには使って問題ない気もしますが。流派とかまで考慮した場合はきちんと追加調査しましょう、ということですな。 」
マール社の紹介ページ:
基礎データ以上の情報はなし。内容の見本が10頁ほど。
イラスト担当、両角潤香さんの公式サイト:
morozumix
http://morozumix.com/
>Works中に本書の言及あり。
イラスト担当、みずなともみさんの公式サイト:
OMOTORO ROOM
http://mizutomo.com/
Amazon.co.jp の紹介頁
オンライン書店bk1 の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁
紀伊国屋書店BOOK WEB の紹介頁
付記:
Amazon.co.jpでの発売日は、12月12日。こちらが実勢に近いか。
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