経営技法を究める: システム, デザイン, データ,機械学習

経営技法に関する雑感,エンジニアリングとマネジメントの融合
クオリティとリスクの考究,システムズ・データとAIの構成

信頼性・保全性のお勉強

2017-09-01 07:33:27 | 雑感
信頼性・保全性だけど,きっちり理解しておくべき力量をアレコレ考えている,という具合.あくまでも,この分野の専門を究める基盤,そんなことだけど.で,具体的に項目を挙げると,

 1)確率論と確率モデル,統計推論および検定,情報量規準,ベイズといった生存時間解析の基礎と応用
 2)システムモデリングおよび信頼性設計
 3)確率過程と保全理論,保全計画
 4)Degradationモデルとその解析
 5)加速試験と故障物理,および加速モデルによるデータ解析,試験計画

といったアタリかと.もちろん,それぞれの項目については掘り下げて専門能力を身に付ける必要があるし,先端の方法論となると,何しろ高度.

だけど,品質マネジメントの力量も必要でしょ.それと,組織の知識構造といったアタリのやり口も使う必要があるの.まあ,DRやFMEA,FTAなどのことなんだけど.それと,数学と統計学の先端が追える力量も・・・.

システムズ・エンジニアリングとマネジメントの枠組みでこういった信頼性の専門を捉えて,実践の経験を積みながら力量を上げて行く,そんな地道になやり方を続けるだけ,ということでもあるけど.とりあえず,JMPやReliaSoftといったツール,それと海外の文献等を当たって戴ければ,まあ,ココイラの掘り下げた内容はわかるのだけど・・・.

とは言っても,個人的に難しさを感じているのが,機械工学,電子工学,応用化学といった工学の力量を身に付けることなの.学部や修士ではどれか一つの分野で・・・.それと,生産工学全般も.信頼性・保全性をシステムズ・エンジニアという立場で関わって行くとなると,工学や理学の幅の広い知識が必要で・・・.

欧米ではココイラの方々の層って厚い感じで・・・.日本の製造業だけど,大手さまであっても,この分野の専門の方の力量って余りに初歩的でかつ曖昧で・・・.

頑張りましょう.













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