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MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

5月9日生まれのジャズマン デニス・チェンバース

2022-05-10 10:01:07 | 音楽夜話(ジャズ)
5月9日
Dennis Chambers (Drums and Percussion) in 1959. 63歳おめでとう。


デニ・チェンと呼ばれて久しいけれど、ファースト・コールで
猫の手いや、前足後ろ足か借りたいくらいのドラムの腕前で来ている。


もっと若いのかと思ったら、かなりのベテランだった。
名前を聞いたのが、そんなに前ではなかったからか若手か中堅位かと
思っていたら大家だった。
グルーヴもあり、ジャンルを選ばないという。
音楽聞くとき全体を聴くことは多いけれど、例えばドラムがリーダーの時
ドラム中心に聴くということはあまりない。そうすると聴き疲れてしまう。
1-2曲はいいけれど、乗りがいいなとか、ここのスネアの入りがいいとか
ブラスとの調和がかっこいいとか、いろいろ感想が出てくるものの、
ビートばかり追いかけていると疲れる。
その意味では、楽曲にドラムつける時、どのように曲を覚えつけていくの
だろうか。
わからないことだらけだけれど、デニ・チェンのドラムがかっこいいことはわかる。
ファンキーな1枚だ。スネアの音がいいぜ。20年前のリーダーアルバム。


Outbreak(2002)
デニス・チェンバース
https://www.youtube.com/watch?v=Mx4U_S6bHJs&list=OLAK5uy_nhdX8KR4wbtYwsUgioK0k_PLi2GfS-G7U&index=1



5月8日生まれのジャズメン キース・ジャレット

2022-05-10 08:41:37 | 音楽夜話(ジャズ)
5月8日生まれのジャズメン


Keith Jarrett (Piano, Vocals) in 1945. 77歳おめでとう。


97年慢性疲労性症候群、2018脳卒中、病気のため活動が
出来ない状態にある。


チック・キース・ハービーと3羽カラスで名を馳せてた時期もあった。
お世話になった3人。
アトランティック・レーベルから、ディランの曲をJAZZにして演奏してる
アルバムがあって、当時、ジャズ聴き初めのころ手にした。


ディランの曲はゴスペルチックで、ポピュラーピアノみたいなアレンジで
砂糖菓子の様に甘かった。昔を回顧するような気分になれた。
2曲目からは結構初心者には手ごわく、コンテンポラリーなジャズ・ピアノ・
トリオだった。ライヴ盤なので、このようなJAZZを聴きに来る人もいるんだという雰囲気。


キースとはそんななれそめがあったけれど、その後のソロ、カルテット、
スタンダーズと聴き進めて今に至るけれど、やっぱりボリューム的には
ソロとかスタンダーズとか聴いていたかもしれない。音に生気があって
この人の音楽が展開されている。声が出てしまうことが嫌だという人も
いるけれど、私はそれほど気にならない。それも含めてキースなのだ。


なれそめの1枚。
Somewhere Before
https://www.youtube.com/watch?v=OCvTv9tiIrY&list=OLAK5uy_mZKWAZE1KvTXgKL-W1ZJUXHvTVg9NRzLQ&index=1


ディスカヴァー・カーペンターズ #4 遥かなる影 SIDE A 5月8日

2022-05-09 06:16:51 | 音楽夜話(音楽一般)
ディスカヴァー・カーペンターズ #4 遥かなる影 SIDE A


リクエスト:シング






アルバム:Close to You 遥かなる影(1970)  


Side 1
1愛のプレリュード(原題:We've Only Just Begun)
作詞:ポール・ウィリアムズ、作曲:ロジャー・ニコルス


ポール・ウイリアムス作詞の名曲。好きですね。この曲。
凝った作りだし。転調も素敵だ。リチャード・業師。
コーラス盛りだくさん。


2ラヴ・イズ・サレンダー(原題:Love Is Surrender)
作詞・作曲:ラルフ・カーミッシェル
16ビートを叩きながら歌うこと。リズムの縦線と歌の横線のバランス。
凄くうまくバランスしている。歌心のある高い意識がある。
曲もアレンジも好き。


3メイビー・イッツ・ユー(原題:Maybe It's You)
作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
スペクトラム時代の曲。少し前の時代の曲。カーペンターズの
においもする。和音構成が独特。エンディングの和音が考えられている。
森さんの耳もいいのか、絶対音感があるのか、ピアノで音取れてるのが
やはりプロなのだとおもうが、あとすきだというのもあるのかもしれないが、
凄いなと思う。


4リーズン・トゥ・ビリーヴ(原題:Reason to Believe)
作詞・作曲:ティム・ハーディン
ルーツがカントリーか。リチャードはキーボードなので、ギターの
3フィンガーのパターンをキーボードで弾いている。
確かに、装飾音の入れ方がアコギ・チックなところは凝っている。


5ヘルプ(原題:Help)
作詞・作曲:ジョン・レノン、ポール・マッカートニー


原曲とアレンジの違い、サビの比較をしてみると彼らの独創性が
よくわかる。原曲を生かしながら、自分らのカラーを入れている。
サビ「ヘルプ」をより強く打ち出している感じがする。という解説。
東海岸のイメージがするという。キーボードアレンジがトッドとか
プロコルハルムとか、なにかロンドンぽいもの想起させるという解説。


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来週に至る。今週はいらなかった。
遙かなる影(原題:(They Long to Be) Close to You)
作詞:ハル・デイヴィス、作曲:バート・バカラック


押尾コータロー・押しても弾いても 5月6日。打田十紀夫

2022-05-07 07:04:25 | アコースティック・ギター・トリップ


押尾コータロー・押しても弾いても 5月6日。打田十紀夫



話は昭和の時代から始まる。

デビュー前19歳の彼を知ってる打田氏。無口な青年だった。ご本人は緊張していたとのこと。


押尾:当時、打田氏のスタイルは完成していた。ラグタイムからオリジナルも作って活動している。


打田氏のギターとの関わりは演歌から始まり、流しのギターをということで始めたものが、
ブルースにつながり、レコードを輸入して聴いて勉強した。ステファン・グロスマンを知ったのも
このころ。ミシシツピー・ジョンハートなど弾いていたらうまくなったと言われたが、情報も流れて
おらず、高価な関税を払って輸入して聴いていた。


押尾:打田さんは、スタイルを貫く潔さを持っている人。
打田:押尾君の画期的なところは、マイケル・ヘッジスのマニアックさと、シーンに躍り出る音楽性、
ヘッジスとJ-popを合体したところにある。立ち位置で弾くギターもかっこいい。若いギタリストが
あこがれる市場を作っている。最初の入り口はそういうものだろう。


番組の前半で、YOUTUBEで押尾氏のコピーをされてる方が多いとのメールが読まれていた。
今はネットの普及で、そのような伝わり方もできる世の中になった。


初セッション 「ピッグ・ミート・ストラット」


打田十紀夫氏監修:アコースティックブルースギタ―小曲集
アコースティックギターマガジンで22年連載していたのは
驚きだったが、それをまとめて音源までつけて、出したのは
ステファンを超えたかも。これは誰でもできることではなく、
彼の積み重ねが実を結んだものだと思う。それほどメジャー
でない世界の物だけに、後世に紙媒体で残せたのは幸いだと
思う。 キンドル版での購入は音源は出版元で調達できる。
ネット媒体でも使えるようになっている。
昭和のころと比べると、各段の学びやすさになっている。
先人の苦労が実を結んだ一つ。

内田さんや岡崎さんや浜田さんや南澤さんなどの名前を
久々に聴いて懐かしかった。先輩方はあまりギターを
パーカッシブに叩かないが、今でもこの方たちは
活動されてるし、アコースティック・ギターの世界を
喧伝されている。


イェネー・ヤンドー(ピアノ) ジュゼッペ・パタネー指揮ハンガリー国立交響楽団演奏会

2022-05-06 23:20:03 | 音楽夜話(クラシック)
5月6日


02:35-05:02 19.35-21.02 BartokRadio


シューマン: 交響曲第2番 ハ長調 op.61
グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
(アンコール)同: 抒情小品集 第3集 op.43~ 蝶々
レスピーギ: 交響詩 「ローマの松」


イェネー・ヤンドー(ピアノ)
ジュゼッペ・パタネー指揮ハンガリー国立交響楽団
1978年2月8日 ブダペスト、リスト音楽院大ホール


シューマンの2番は、まとまっていてよかった。70年代でも
演奏されていた1曲だったということがわかり何かうれしかった。


イエネー・ヤンドー。 1952年 2月 1日生まれ、現在70歳。
これは、26歳の時の録音。その後ナクソス・レーベルとは80年代後半から
録音セッションが開始され、膨大なレパートリーを録音している。
当時新興レーベルだったナクソスの、看板ピアニストだったわけで、
有名ピアニストでなくても実力のあるものはいい演奏をするという
見本のような人だった。ナクソスにこの人しかレコーディングピアニストは
いないのかと、不思議に思うくらい、出るそばから彼の名前がクレジットされた
ものを見つけることが多かった。


それ以前の演奏で20代の演奏でも何か伝わるものがある演奏だった。
70年代だから、デジタルでなく多分テープ録音を起こして放送しているのだろうと
思うが、40年以上前のテープが、保存状態がよく無ければ使用に耐えないと思うが、
そのあたりはリミックスとかしているのだろうか。何か聴けて良かった感があった。


レスピーギ: 交響詩 「ローマの松」ハンガリー国立交響楽団。一時期小林研一郎氏が
かかわっていたが、その前の楽団だ。しかしながらうまい楽団なのだと思う。
カラーも出ているし主張もある。中東欧(チェコ・ハンガリー・ポーランド)の楽団好き
という方も結構いらっしゃるが、いまさらながらわかる。惹かれるものはあるのだ。