MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

イェネー・ヤンドー(ピアノ) ジュゼッペ・パタネー指揮ハンガリー国立交響楽団演奏会

2022-05-06 23:20:03 | 音楽夜話(クラシック)
5月6日


02:35-05:02 19.35-21.02 BartokRadio


シューマン: 交響曲第2番 ハ長調 op.61
グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
(アンコール)同: 抒情小品集 第3集 op.43~ 蝶々
レスピーギ: 交響詩 「ローマの松」


イェネー・ヤンドー(ピアノ)
ジュゼッペ・パタネー指揮ハンガリー国立交響楽団
1978年2月8日 ブダペスト、リスト音楽院大ホール


シューマンの2番は、まとまっていてよかった。70年代でも
演奏されていた1曲だったということがわかり何かうれしかった。


イエネー・ヤンドー。 1952年 2月 1日生まれ、現在70歳。
これは、26歳の時の録音。その後ナクソス・レーベルとは80年代後半から
録音セッションが開始され、膨大なレパートリーを録音している。
当時新興レーベルだったナクソスの、看板ピアニストだったわけで、
有名ピアニストでなくても実力のあるものはいい演奏をするという
見本のような人だった。ナクソスにこの人しかレコーディングピアニストは
いないのかと、不思議に思うくらい、出るそばから彼の名前がクレジットされた
ものを見つけることが多かった。


それ以前の演奏で20代の演奏でも何か伝わるものがある演奏だった。
70年代だから、デジタルでなく多分テープ録音を起こして放送しているのだろうと
思うが、40年以上前のテープが、保存状態がよく無ければ使用に耐えないと思うが、
そのあたりはリミックスとかしているのだろうか。何か聴けて良かった感があった。


レスピーギ: 交響詩 「ローマの松」ハンガリー国立交響楽団。一時期小林研一郎氏が
かかわっていたが、その前の楽団だ。しかしながらうまい楽団なのだと思う。
カラーも出ているし主張もある。中東欧(チェコ・ハンガリー・ポーランド)の楽団好き
という方も結構いらっしゃるが、いまさらながらわかる。惹かれるものはあるのだ。

サイモン・ラトル指揮 ロンドン交響楽団演奏会

2022-05-06 23:15:50 | 音楽夜話(クラシック)
5月5日


03:30-06:00 19.30-22.00 BBC3


ドヴォルザーク:アメリカ組曲 op.98b
ウォーカー:ライラックの花
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61
ニコル・キャベル Nicole Cabell(ソプラノ)
サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団
2022年3月10日 ロンドン、バービカン・ホール


ラトルはベルリンフィルを辞してからロンドンに移ったが
手腕は変わっていないと思う。
割と手堅く聴かせる。外さない。プログラムに個性を持たせている。


アメリカ組曲は、ピアノ曲として作曲され、のちに管弦楽版が出版された。
生前は演奏されなかった。
5楽章あり20分弱の組曲。
管弦楽版
第1曲 Andante con moto
第2曲 Allegro
第3曲 Moderato (alla Pollacca)
第4曲 Andante
第5曲 Allegro
つかみとしての選曲もよく、管弦楽版は
余り演奏されない珍しいものなのかもしれない。
アメリカの印象も含まれているような曲調が印象的。


ジョージ・T・ウォーカーJr(1922~2018)の曲。女声と^オーケストラのための作品。
娯楽的な作品でなく、もっと、芸術的な感覚の作品。いい悪いとかでなく
好き嫌いの範疇にもなく、現代美術を見るごとく、感じるものかも。
4つの楽章からなる、声楽とオーケストラのための音楽。


アンコール:曲目 ‎ザビエル・モンサルヴァッジ/‎ネグリトを眠らせる子守唄‎


シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61
ここのところ、シューマンが続く。
シューマンは2楽章のメリハリがよかった。3楽章はむせ返るようなロマンは
なかったけれど、終楽章はアンサンブルのまとまりもよく大団円。


5月5日生まれのジャズマン  スタンリー・カウエル

2022-05-06 07:40:48 | 音楽夜話(ジャズ)
5月5日生まれのジャズマン  スタンリー・カウエル


Stanley Cowell (Piano) 1941–2020. 生誕81周年 没後2年


この方もお名前は存じているがなかなか音盤までたどり着かない方だった。
ソロピアノを1枚聴いたくらいで、ご無沙汰している。独特な色のある方
だというのはわかっていたが、それ以上は深堀していない。
そんなこんなで1年たってしまった。時の経つのは大変早い。
後期から晩年にかけては、スティープルチェイスからアルバムを出している事が多く
日本のDIWからもリリースされている。日本にも根強いファンがいるのだろうな。




Live at Keystone Korner Baltimore(2019)
https://www.youtube.com/watch?v=yyooyIY8JTA&list=OLAK5uy_mzBA1nXFfVE0Ecn4_S7RNYQcrajB03Md8&index=1