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3月8日生まれのジャズマン ガボール・ザボ

2023-03-08 21:46:48 | 音楽夜話(ジャズ)
3月8日生まれのジャズマン ガボール・ザボ


Gabor Szabo (Guitar) 1936–1982. 生誕87周年 没後41年


彼のお気に入りの楽器の1つはマーティンD-45でした。このギターは、
1933年に有名なカントリーシンガーであるジーンオートリーのためにマーティンによって作られました。
そのモデルは続きました。それは基本的にマーティンドレッドノートと呼ばれていました。
ガボールが弾くのが好きだったもう一つのギターはマーティンD-28(5)でした。
Jimmy Stewart On The Guitars Of Gabor Szabo
https://www.dougpayne.com/equip2.htm


ジャズ・ギターというとF孔をもつものだったりしますが、丸穴のフラットトップギターを
60年当時使っているのは彼くらいだと思います。ナイロン弦は何人か先人が
いました。
マーチンのD-28にデュアルモンドのピックアップをつけて、音を電気的に増幅して音を出して
音楽してました。それが今回聴いていた、「Gypsy'66」です。ジャケット写真にもそのものが移っています。
オーソドックスなジャズギターではありませんが、どちらかというとポップだったり、民族的だったり、
その音楽は多様な感じがしました。
インパルスレーベルはコルトレーンからザボまで、かなり広い振り幅があります。
彼の1番のお気に入りはÐ-45という、マーチンでも、最高級のモデルで、当時はだれもが持てる楽器では
ありませんでしたし、その使い道はある意味限られていたと思います。まさかJAZZの現場で使われている
とは、私も思いませんでした。後年、ライクーダーが使ってたりしましたが、彼のその楽器に対しての評価はあまり高い
ものではありませんでした。あと使ってたのは、CSN&Yくらいでしょうか。
このD-45の音源は聴いたことありません。どのアルバムで使われているのでしょう。


Gypsy '66
https://www.youtube.com/watch?v=HXPdy5ehEnE&list=OLAK5uy_klyFd72lP9rq4N9OkikUJF0ANqSA4zVTU&index=1