MOBU'S MUSIC MAZE

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6月14日生れのジャズマン マーカス・ミラー ケニー・ドリューJr

2022-06-15 22:28:45 | 音楽夜話(ジャズ)
6月14日生れのジャズマン マーカス・ミラー ケニー・ドリューJr
 


Marcus Miller (Bass) in 1959. 63歳おめでとう


ベース以外にもマルチでこなせる才能があるとのこと。
一芸に秀でるだけでもすごいのにマルチとは、天は二物も
三物も与えている。


スラップ・ベースはかっこいい。ベースの表現の幅を広げたと思う。
ある意味あっという間に広がり定着した。
皆、まねした。フェンダーのジャズ・べースも売れたことだろう。


ライヴ~ジ・オーゼル・テープス
https://www.youtube.com/watch?v=U25pHVMrB60&list=OLAK5uy_kffLaJ1fLknTrqlGJ48hWsWPIyYIIpFwM&index=2


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Kenny Drew Jr. (Piano) 1958–2014. 生誕64周年 没後8年


お父さんには、ジャズ聴き始めたころよくお世話になった。
息子さんがいたことは知ってはいたものの、もう、あちらに行かれてるとは
意外だった。私と年代的にも近いし、まだまだ、いける年齢だと思うが、何か理由が
あったのだろう。生前のプレイを楽しむにも音源がそれほど多いわけではない。


モンクに影響を受けたとのこと。プレイは父親とピーターソン・ライクな
演奏を展開している。確かに音数は多く音圧もある。パワー・プレイ(力業)が
得意なのかな。攻めのJAZZだな。 このアルバムは好きかも。


Portraits of Charles Mingus and Thelonious Monk
https://www.youtube.com/watch?v=Ub3if74dqWk&list=OLAK5uy_nang8tRVEFteRXi6ulmOeA1S2fTqdEnuU&index=1


Kenny Drew Jr Bach Partita No 1 and Stella by Starlight
https://www.youtube.com/watch?v=28JU935pF7E


クリストフ・カンペストリーニ指揮ポーランド国立放送管弦楽団演奏会

2022-06-15 16:43:53 | 音楽夜話(クラシック)
6月14日


02:00-04:30 19.00-21.30 Polskie2


シュレー Thomas Daniel Schlee:演奏会用序曲「ある祭のための音楽」
ペンデレツキ:ヴィオラ協奏曲(チェロと管弦楽版)
ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調    11125


アンジェイ・バウエル(チェロ)
クリストフ・カンペストリーニ指揮ポーランド国立放送管弦楽団
2011年5月8日 ワルシャワ、ポーランド国立放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサートホール


前半のプログラムは都合により割愛。
ブルックナー2番を久々放送で聴く。10年前の収録だ。年季入っている。
このところ若手でも録音しているようで、だんだん認知度が上がっている。


まだ、ブレイクしているわけではないけれど、好きな人は好きな曲。
個人的名曲で、割と長く聴いている。これもいくつか版があって、
2楽章と3楽章(スケルツォ)がひっくり返っている版もあるけれど、
ベートーヴェンの第九に倣い、あのスケルツォのティンパニーがこの曲でも
耳を惹く。1楽章はイン・テンポというか、速すぎず遅すぎず、淡々と進めていくが
それでもある種のコクは感じられる。2楽章の緩徐楽章は良く歌い、マーラー5番の
アダジエットとまではいかないまでも、個人的には好きな緩徐楽章。
3楽章のスケルツォはひょうひょうと展開していき、終楽章につながっていく。


個人的には、2楽章と3楽章がひっくり返ている、キャラガン版がお気になのだけれど、
この版で録音されているアルバムは現在もあまり見られない。
ナクソスのティントナーの物を聴いて知ったのだけれど、それが個人的な
ベンチ・マークになっている。


終楽章は快速で駆け抜けていくような感じがある。演奏に力がある。
なかなか聴かせる演奏のように思う。終わりの前にリタルダンドをかけて
進んでいくのも工夫がみられていた。 
今で聴ける2番だったと思う。