MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ジョン・アクセルロッド指揮RAI国立交響楽団演奏会

2022-06-19 10:44:09 | 音楽夜話(クラシック)


03:30- 20.30- RadioTre


バーンスタイン:ミュージカル「ウェストサイド・ストーリー」からシンフォニック・ダンス
ロータ:組曲「道」
J.ウィリアムズ:組曲「スター・ウォーズ」
ジョン・アクセルロッド指揮RAI国立交響楽団
2022年6月15日 トリノ、アルトゥーロ・トスカニーニ音楽堂から生中継


バーンスタインのこの曲を聴くと、先日聴いた、マルサリスの曲が
重なり、どうしても、バーンスタインに軍配があがる。オリジナル感が半端ない。


ニーノ・ロータは映画音楽に秀でているけれど、ご多分にもれず力作。


ロング・ロング・タイム・アゴ―・・・。J・ウイリアムズの作品のなかでは、
再演率が高いのではないかと思う。
映画も作品数が増え、曲も多くなったが、これがオリジナルででたときは、
ワクワク感がスクリーンを見なくても沸いた。冒険活劇のメロディー・メーカーだと思う。


ディスカヴァー・カーペンターズ 6月12日 Carpenters Road~『Carpenters』sideB

2022-06-19 09:52:35 | 音楽夜話(音楽一般)


ディスカヴァー・カーペンターズ 6月12日 Carpenters Road~『Carpenters』sideB




リクエスト
   There’s a Kind of Hush(見つめあう恋)/Carpenters


サード・アルバム 「カーペンターズ」




1. Superstar/
オーボエ・切ない感じをしている。リチャードはチャイコフスキーが好き。(白鳥の湖のオーボエ)
~ホルンの入れ方が完璧。アレンジが完璧。
ベースのリズムフラット・ワウンド弦の良さ。リチャードのピアノ・・・。
イントロの味付け、最小限で無駄なく大すぎず展開している。
楽器アレンジの整理整頓が出来ている。アレンジの教科書。
歌とリズムセクションと一緒に録音。仮うたがOKテイクだった。20歳での録音。天賦の才。


2. Druscilla Penny/リチャード
バロック時代の香り。スーパースターはロマン派。リチャードはクラシック派。
チェンバロ使用。
3. One Love/


4. Bacharach-David Medley/
♪ Knowing When to Leave(去りし時を知って)~Make It Easy on Yourself(涙でさようなら)
~(There’s) Always Something There to Remind Me(愛の想い出)~I’ll Never Fall in Love Again(恋よ さようなら)
~Walk on by(ウォーク・オン・バイ)~Do You Know the Way to San Jose(サン・ホセへの道)
トリックがいくつも使われている。実験して楽しんでいるようなところがある。
緻密なアレンジ。アメリカ的なセンスがあると思う。


5. Sometimes/Carpenters
ライヴで2人で演奏していることがある。アルバム最後の曲。ヘンリー:マンシーニ曲。リスペクトしている。
芸術感がある。ピアノが上手い。それを超えるものがある。発音が違う。コントロールされてピアノの鳴らし方が違う。
ピアニストのスキルがあり、伝わるのは技術でないものがある。芸術性が高い。原曲が素晴らしい。
解説が入れ込んでいる。ファンとしての入り込みがある。これもまた一興。


ジュリアン・ショーヴァン(ヴァイオリン)指揮ル・コンセール・ドゥ・ラ・ロージュ演奏会  レクイエム1804年版

2022-06-19 09:41:00 | 音楽夜話(クラシック)






クララライブ(午後20時~午前00時)
実際、今年の1月12日、ボザールは「ナポレオンのためのレクイエム」というタイトルの美しいポスターを準備していました。
4月27日になってようやく、コンサートは満員の観客で開催されました。
今日、クララはこのコンサートを放送しています。パイジエッロとモーツァルトによるプログラム音楽、
1804年にノートルダム・ド・パリで演奏された2つの作品。Le concert de la logeは、
ジュリアン・ショーヴァンの指揮の下、Choeur de Chambre de Namurによって支援されています。(KLALA HPより)


6月19日
03:00-07:00 20.00-24.00 Klara


パイジェッロ:皇帝ナポレオン1世のためのミサ曲
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626(1804年パリ版、抜粋)
メリッサ・プティ(ソプラノ)
シャンタル・サンタン・ジェフリー(ソプラノ)
エレオノーレ・パンクラツィ(メゾソプラノ)
マティアス・ヴィダル(テノール)
トーマス・ドリエ(バリトン)
ナムール室内合唱団
ジュリアン・ショーヴァン(ヴァイオリン)指揮ル・コンセール・ドゥ・ラ・ロージュ
2022年4月27日 ブリュッセル、美術宮


この後、モーツァルトの小品を挟んで、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」が
放送されていた。ブリュッヘンのCD版。


ナポレオンを追悼する番組で、モーツァルトのレクイエムを取り上げていたが、
これが1804年パリジャンヴァージョン(1804年)というもの。
ざっと聞いた感じは、ジェスマイヤーVerの前半部分「涙の日」まで行って、
そこから突然終曲に。奉献文・聖なるかな・神の子羊は省かれ、第14曲「聖体
拝領唱「永遠の光」へ。キリエと怒りの日は和音が一つ入って、隙間なくすぐに
入ったりする。ちょっとアレンジされてる感じ。「奇しきラッパの響き」では、
普通トロンボーンだけれど、トランペットがオクターブうえで重ねてある。
一寸華麗なテーマに聞こえる。「涙の日」から「永遠の光」へは、涙の日が最後主和音に落ちずに音を引き延ばし、そのまま永遠の光に入っていくという構成。独唱陣は割とふくよかな感じはするものの、オペラチックになりすぎず良かった。

これが何らかの形で1804年に演奏されたのかもしれないけれど、「涙の日」の後に
「永遠の光」がくるのは、ちょっと唐突で、ある意味物足りない。
ミサが手短で終わるように、抜粋になったのか詳しいことはわからないが、
その様な演奏だった。珍しい版だけれど、余り演奏されることはないと思われる。
初めて聴くVerだった。「涙の日」のニ短調から終曲の「永遠の光」の二短調と
調を合わせてあって哀悼感を高めている。特別なミサのための編曲のような気がした。