MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

あずみ野 (2回目)

2021-05-05 21:11:50 | 音楽が流れる喫茶&BAR


あずみ野 2回目




連休の最終日、外出のお茶の時間に、コーヒー飲みに出かけた。
午後だったけれど、常連さんが多く来ている。
駐車スペースも最後の1台に滑り込んだ。
今回はなっつも同伴で、彼女は店の外にあるハイビスカスを
写真に収めたりしていた。
今回は入口入ったところの6人テーブルだった。ポツンポツン
と席が埋まっているので、奥のオーディオ席には至らなかった。
残念。


入店時はグールドのべート―ヴェンの「運命」ピアノ編曲版が
流れていた。これはCDで聴いていたが、レコードで、割とはっきり
くっきりした音で再生されていて、質の良い再生音だった。
A面1~2楽章が流れていた。かなり以前のイッシューなのか、
見たことないジャケットだった。


トラジャのストレートを頼んだ。なっつはカフェオレ。
コーヒー系の喫茶店で困るのは、彼女はコーヒーが飲めない。
良くてカフェ・オレなのだ。だから、このようなスペースは
紅茶があるとか別メニューがないと一緒には入れない。
今回は紅茶類もあったが、カフェオレだった。


2枚目はバッハの無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011。
ジャケットが遠いので、いちいち見に行くわけにもいかず。
多分新しくてもフルニエ。かなと思う。カザルスではないような・・・。


空気を震わせて流れる1本のチェロ。いい雰囲気。


3枚目はギョーム・ド・マショ―のような、音楽史というか、
バロック以前の宗教曲。合唱曲の様だけれど、単旋律で
歌っていくような曲。ジャケット見てもわからなそうなので、
これを聞き始めて帰路に就く。
真空管アンプのいいところを聴いた。


何か・・・。

2021-05-05 20:38:46 | 旅は道連れ世は情け
何か・・・。






なっつが虫の知らせか、あの宿に行きたいといった。
この時期なのでちょっと考えたが、行くことにした。


行きは150キロくらい走ってその宿についた。
いつもの変わらぬ出迎え。簡単な説明を受けて、
部屋に行く。家具調度もきれいにあり、以前と変わりない。
よく手入れが行き届いていて、ご夫婦だけで切り盛りしている
のは大変だろうなと思った。年齢も70代中盤にかかると言っていた。
以前から、常連だけして客数を減らして、営業しているという
ことは伺っていたが、そうでもしないとやっていけないかもしれない。
体的にはきついだろう。


いつものディナー。なっつに小さめのホールケーキが出た。
今月が誕生月ということはなんらかで知っていたと思うが、
それを前面には出していないし・・・。


和洋折衷のコース料理。何度もいただいているが、おいしい。
考えられたメニュー。もうそれが22年続いている。


ペンション経営も、ブームからはずいぶん経ってしまった。
ホテルと民宿とどう違うか。客の要望が高まり、それに答えていった
オーナーも凄いと思うが、喜んでもらえて、質の良いサービスが
提供できて自分たちもある意味納得できる仕事をしているという
高いところでバランスしている。お風呂もよかった。


朝もたらふくいただいて、帰りのしたく。チェック・アウトの時、
思わぬ話を聞いた。この月末で廃業します。という。


この建物は買い取りしてもらい自分たちは息子のいる地へ
越すことになったとのこと。
寝耳に水だったが、いつかこの日が来ることはわかって
いたけれど、面と向かって言われては、なにか心がざわざわ
してしまった。
なっつはもっと前からここを利用しており、かなり親密な
感じでお付き合いしていた。
私もその後、彼女と何度かお世話になった。
客商売だから嫌な顔一つ見せずに対応していただいた。

帰り際、「会えてよかった」とオーナーからお言葉があった。
常連さんはたくさんいるはず。
同じ言葉かけをされている方もいるかもしれないが、
なにか、前世があるなら、そこでも何か関係があって
今世でもいつか会おうと約束していたのかもしれないと、
ふと思ってしまった。


妙な寂しさがのこった。このようなことはあまりないのだけれど、
自分の勝手な思いだけれど、縁というのは本当に不思議なものだと思う。
ご夫婦の今後の幸せを願う。感謝。


5月5日生まれのジャズマン スタンリー・カウエル   

2021-05-05 19:58:44 | 音楽夜話(ジャズ)
5月5日生まれのジャズマン スタンリー・カウエル

Stanley Cowell (Piano) 1941–2020. 5月5日 生誕80周年


お名前は存じ上げていましたが、音源まで至りませんでした。
後年のトリオなどはどこかで聴いたかもしれないけれど、基本、
初めてのアーティストさんかもしれない。
ソロピアノを聴いた。ダラー・ブランドのアフリカン・ピアノを
思い出す。ルーツを表現したという。いいアルバムだと思う。


Stanley Cowell  musa 
https://www.youtube.com/watch?v=xfmhe9UMLJc





5月4日生まれのジャズマン メイナード・ファーガソン ロンカーター     ソニーペイン ドン・フリードマン

2021-05-05 19:49:31 | 音楽夜話(ジャズ)
5月4日生まれのジャズマン メイナード・ファーガソン ロンカーター     ソニーペイン ドン・フリードマン


Maynard Ferguson、(Trumpet)1928-2006 5月4日 生誕93周年
ハイ・ノート・ヒッター。トランペットの華。カッコいい。


Tp026 Maynard Ferguson - Gonna Fly Now -
ロッキーのテーマ - メイナード ファーガソン
https://www.youtube.com/watch?v=Vdsnz1sBAa4


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Ron Carter(Bass) 1937 5月4日 84歳おめでとう。
ジャズを聴き始めて、色々な情報誌や音源を聴いていると、
当時必ず耳にした。ブヨンとした独特なベース音は、ラベラ社製の
ブラックナイロン弦とバーカス・ベリー社 のピックアップ(wiki)によるもの
だったという。独特な音色にロンだとわかった。
有名なコンボにも参加し、実力を発揮した。大学で後進の指導にもあたり、
一時期バッハなどにも傾倒していた。ジョン・ルイスとのアルバムなどあると
いいのにと思った。数多くのセッションにも参加しているから、
どれがいいと言われても・・・・。


Live At Village West - Ron Carter And Jim Hall
https://www.youtube.com/watch?v=m9nhSwBwR5c


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Sonny Payne(Drums)1926 - 1979 5月4日 生誕 95周年
カウント・ベイシ―楽団のドラマーとして知られている。リズム隊はなかなか
表に出ることもないし、でも、ドラム以外の裏技で聴衆を引き付けた。
でも、基本は、彼のオン・タイムのビートで音楽が生きている。達人。


カウントベイシー楽団・・corner・pocket
https://www.youtube.com/watch?v=8bPkDw2OrKs


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Don Friedman (Piano)1935 2016 5月4日生誕86周年


サークル・ワルツしか浮かばないけど、これで彼の名前は
私の中で生きている。2010年頃まで、レコーディング活動を続けている。
活動歴は長く、後進の指導にもあたっているようだ。


Don Friedman Trio
https://www.youtube.com/watch?v=2iqYnoGO4iM&list=OLAK5uy_mLMB73zGnd-3SwmfGmLQ08kEw8W3GLkoU&index=1